ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

雨の卒業式

2012-03-23 | 日々のこと。
今日は長女の大学の卒業式です。
あいにくの雨・・・
出席したかったけれど、先日引越しで京都へ行ったばかりだし、
今回はあきらめました。

引越しの日、一足先に新しいアパートへ向かうとき、
私なりに4年間通った北山に別れを告げてきたつもりです。

北山は私が学生だったころから憧れの地。
まさか、ン十年後に自分の子どもが住むとは予想もしませんでした。
おかげで、下鴨神社や円通寺、詩仙堂などへも行けたし、
恵文社一乗寺店に通ったり、美味しいケーキ屋さんを見つけたり、
私も楽しませていただきました。
この地で学生生活を過ごせた長女は幸せですね。

思い返せば、オープンキャンパスで先生方をいたく気に入り、
「この大学に入りたい!」と第一志望に決めた長女。
いい先生や友達に恵まれ、好きなことをやり、
私から見ても充実して楽しそうな4年間でした。
(親としてはいろいろ心配もしましたが・・・)

卒業式には袴をはき、謝恩会にはパーティドレスを着るとのこと。
長女は子どものころからちょっと変わった子で、
大きくなって大丈夫やろか、とよく心配したものです。
今でも家ではジーンズ姿で、眠そうな顔をしているところしか
見たことがありません
先日帰ったときも、主人と楽しそうに盛り上がってるなあ、と思ったら
なんと麻雀の話
(まあ確かに長女の専攻は日本・中国文学ではありますが・・・)
でも、こうやって人並みに着飾ることを覚えたんだーと思うと、
母親としてはひと安心(笑)
長女の晴れ姿、見てみたかったな~



昨年の秋、姉たちと京都を旅行し、そのとき長女の最後の定演を
聴きに行きました。
その記事を途中まで書いていたのに、すっかり忘れてお蔵入り
長女が4年間のめりこんだマンドリンの演奏会の写真だけでも、
記念に残しておこうと思います。
(ピンボケだからいいよね~)





あとは心配なのは・・・
今夜、くれぐれも飲み過ぎないように!



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異国から

2012-03-09 | 日々のこと。



先日、父の一周忌を終えました。
思い返せばこの1年、亡くなった父のことを悲しむ余裕もなく、
ひとり残された母のことで頭を悩ましてばかりでした。

法事直前まで精神的に不安定だった母も、会食の時にはご機嫌で
やれやれと安心したのもつかの間。
翌日には保険証がないと大騒ぎ。
・・・まだまだ、頭の痛い日々は続きそうです


もうひとつ頭痛のタネだった主人と義母の確定申告も、なんとか提出!
今年は母の分がいらなかったので、予定より早く済んでやれやれ。


あと残るは、長女の引越しです。
先日帰省したおり、長女の転出届を出してきました。
今まで離れて暮らしていたとはいえ、長女の住民票の住所はこの家。
それが、とうとうこの家を出て行くことになるのか、と思うと、
やっぱり一抹の淋しさが・・・
まあ、地元に帰ってこなくていいと言い続けたのは私だし、
引き続き京都に住むことになったのは、私にとっても
ラッキーなことではありますけれどね。


その長女が、卒業旅行にウィーンとプラハへ行ってきました。
私もウィーンへは行ったことがありますが、プラハは
かねてから行きたいと思っていた憧れの街。
なんと、羨ましい
おみやげには絵本を、という母のワガママにこたえて買ってきてくれたのが
↑の絵本です。
絵がとてもすてきなのに、チェコ語は全くわからないので
まだどんなお話かわかりません(笑)
(あとは、本場のザッハトルテと、クルテクのマグネット、 プラハ城の栞)

トルコへ行ったときは短い紀行文を書いてくれたので、
私にも異国の空が、風が、喧騒が感じられるようでした。
長女のことだから、忙しいとはいえ今回も何かしら文章に
してくれることを期待しましょう。

今月には、次女も初海外旅行でアンコールワットへ行くようです。
私が若いころは、行きたくても行けなかった・・・
そう言うと、次女は「なんでー!?」と驚いていましたが


若いころ、海外旅行へ行くためにせっせと貯金をしていた私としては、
これまで海外にちっとも興味を持ってくれなかった娘たちが、
こうやってあちこち旅行へ行くようになったのは嬉しいかぎり。

初めての海外旅行の、バンクーバーの湿気のないクリアな青空や、
バンコクの空港に降り立ったときの、独特な土地の匂い。
念願のヨーロッパで、トレド大聖堂の祭壇の前で感じた教会の圧倒的な力。
どれも私が初めて踏んだ土地で、最初に感じ驚いたことです。
その国、その土地に実際に行って、初めて感じるものを
自分の五感で味わってほしい。
日本とは異なった自然を、文化を、自分の目で見て体験してほしい、と思います。

そして、このどんよりとした曇り空の町に住むお母さんに、
ときどき異国の風を感じさせてちょうだいね~




コメント (8)
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