「遠海作戦能力を向上」=西太平洋訓練、日米けん制―中国
マイケル・ピルズベリー氏の著書『China 2049』は、これまで日本国内では知られていなかった米中関係の歴史や知識を得る上でも極めて貴重な本です。アマゾンのネット・サイトを覗いてみますと、硬派な内容にも拘わらず、総合20位に堂々ランキング・インしており、反響の高さが伺えます。
『China 2049』を読み進めると驚きの連続なのですが、本書から、深い霧で覆われていた天安門事件の真相をも読み取ることができます。1970年代、中国は、ソ連に”百年マラソン”、即ち、弱小国に見せかけて相手国から技術や資金を獲得し、優位に立ったところで、相手国を打ち負かす戦略を見抜かれたため、アメリカへの接近を図ります。つまり、中国は、ソ連に代わってこの戦略遂行に利用できる国を求めたのです。一方、冷戦期にあってソ連邦と鋭く対峙していたアメリカも、対ソ包囲網の重要パートナーとして中国との協力に踏み出します。両国の利害は一致し、自由主義国と共産主義国との間の奇妙な”準同盟関係”が成立するのです。ところが、この協力関係を維持し、アメリカから強国となるための支援を引き出すためには、中国は、アメリカを騙し続ける必要がありました。巧みな工作や情報操作で、中国は、”今はか弱い共産主義国であるけれども、将来的には体制を民主化し、自由な国を目指してる”とアメリカに思い込ませたのです。実際に、当時の中国の歩みは、表面上、小平の指導の下に政治経済の両面において民主化の道を歩んでいるようにも見えました。その一方で、この”偽装民主化”は、アメリカのみならず、自国民をも騙すこととなります。中国の学生の多くは、自国が自由で民主的な国家へと変わる時期が到来していると信じ、中国の将来をかけた民主化運動に身を投じるのです。そして、悲劇は、1989年6月4日に訪れます。
その後、中国は、自らの対米”偽装民主化”作戦を忘れたかのように、天安門事件の背後にはアメリカの体制転覆工作があったと批判し、仮面をかなぐり捨てて、共産党一党独裁体制の堅持へとひた走ります。そして、中国のもう一つの戦略上の工作である”偽装平和国家化”の仮面が剥がれた今、日米をはじめ、国際社会は、天安門の教訓に学び、中国の真の姿を直視しなければならない時が来ているのではないでしょうか。
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『China 2049』を読み進めると驚きの連続なのですが、本書から、深い霧で覆われていた天安門事件の真相をも読み取ることができます。1970年代、中国は、ソ連に”百年マラソン”、即ち、弱小国に見せかけて相手国から技術や資金を獲得し、優位に立ったところで、相手国を打ち負かす戦略を見抜かれたため、アメリカへの接近を図ります。つまり、中国は、ソ連に代わってこの戦略遂行に利用できる国を求めたのです。一方、冷戦期にあってソ連邦と鋭く対峙していたアメリカも、対ソ包囲網の重要パートナーとして中国との協力に踏み出します。両国の利害は一致し、自由主義国と共産主義国との間の奇妙な”準同盟関係”が成立するのです。ところが、この協力関係を維持し、アメリカから強国となるための支援を引き出すためには、中国は、アメリカを騙し続ける必要がありました。巧みな工作や情報操作で、中国は、”今はか弱い共産主義国であるけれども、将来的には体制を民主化し、自由な国を目指してる”とアメリカに思い込ませたのです。実際に、当時の中国の歩みは、表面上、小平の指導の下に政治経済の両面において民主化の道を歩んでいるようにも見えました。その一方で、この”偽装民主化”は、アメリカのみならず、自国民をも騙すこととなります。中国の学生の多くは、自国が自由で民主的な国家へと変わる時期が到来していると信じ、中国の将来をかけた民主化運動に身を投じるのです。そして、悲劇は、1989年6月4日に訪れます。
その後、中国は、自らの対米”偽装民主化”作戦を忘れたかのように、天安門事件の背後にはアメリカの体制転覆工作があったと批判し、仮面をかなぐり捨てて、共産党一党独裁体制の堅持へとひた走ります。そして、中国のもう一つの戦略上の工作である”偽装平和国家化”の仮面が剥がれた今、日米をはじめ、国際社会は、天安門の教訓に学び、中国の真の姿を直視しなければならない時が来ているのではないでしょうか。
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始皇帝以前から中原を血に染め覇を争ってきた・・その知恵が記されているのです。
学生と対話し民主化を推し進めるかのように見せかける・・偽計なのです。
天安門事件で中国に利用された挙句、軍拡の資金を提供し軍拡を助けた間抜け過ぎる国が我が国です。
日中国交回復した時、キッシンジャーは激怒したと言われています。
NHK(クローズアップ現代)は未だに天安門事件で死者が一人も出なかった・・この報道に対して訂正も謝罪もしていない。
中国が民主化をするのならば文化大革命以前になされてなくてはならなかった。
古くからの日支の関係を知っている知識人は文革によって粛清されたり地位を追われ力を失ってしまったのです。
文革に付いて正しく報道したのは産経新聞だけ・・
朝日新聞は広岡知男社長の「中国に中国に不利な事は絶対に書くな」という方針のもと、林彪が権力闘争に破れ逃げる途中、乗ってたい飛行機がモンゴルで墜落し死亡した事さえ伝えなかったのですから。
日本人は支那に幻想を抱きすぎて真実を全く理解できない・・孔・孟・老を学べば学ぶほど馬鹿になり支那の真実の姿を見失ってしまう・・それが戦前の大アジア主義であり、支那・朝鮮・日本がそれぞれ独立し協力しながら共産主義の南下を防ぐ・・防共を夢見み、支那の人間を助けた挙句裏切られてしまった。
支那に共産党が入ることを認めたのは孫文・・
革命気違いと言われた孫文はたたかいでは連敗続きでありながらスポンサーを募ることには長けていた。
革命資金欲しさにソ連と取引をして共産党が入る事を認めてしまった。
この時点で支那・朝鮮がそれぞれ独立して共産党の南下を防ぐ・・崩れてしまっているのですが、儒教に騙され現実が見えず泥沼に引きずり込まれてしまったていた。
そもそも儒教とはなんぞや・・戦乱の繰り返しで荒廃した社會に対する孔子の嘆きが儒教という道徳律の形で表されたとするのが正しいのです。
文字を・・漢字は似て非なるもの・・支那の漢字は西洋のアルファベットに近い・・一つ一つの文字に意味はなく文字が組み合わされて言葉となる・・その為に儒教は道徳律として定着せず読み下すだけのもの、その為に支那では儒教の正しい内容が解せない、研究者は我が国に来て儒教を研究し「正しい意味がやっと理解できた」と口を揃えるのです。
つい末年前も漢字は同じという幻想で数十億の税を無駄に捨てるような真似をしたばかり。
年金の名寄で中国も同じ漢字文化圏で同じ漢字を使うから、という理由で中国人留学生のアルバイトを使ったところ一件も照合できないままアルバイト料だけ支払う結果となってしまった・・・
日中国交回復も田中角栄のノスタルジー・・中国に対して悪いことをしたという贖罪意識が根底にあり、中国側が戦時賠償を放棄した事に感激し、無制限の経済援助と協力を約束してしまったのです。
それが多額の感謝されないODAであり中共の軍拡を助ける事になってしまい、天安門事件で国際社会から孤立している時に陛下の御訪中で国際社会に復帰する手助けまでしてしまった。
結局は全てが仇となり、南シナ海・東シナ海・尖閣・沖縄と国際問題を引き起す手助けをしてまった事に気が付かないのが我が国なのです。
権力闘争や勢力拡大に手を貸しただけ・・間抜け過ぎます。
三国志・水滸伝・西遊記・牡丹燈籠等の物語は科挙に合格できなかった者が手慰みに書いた物語・・
唐や随等の華やかな一時期と絹之道を通っての東西交易ばかりがクローズアップされ支那は立派な文化の国だ・・華やかさの裏側にある影の部分にこそ真実がある事を学ばねばなりません。
広大な支那の覇を巡る争いは剣戟勇ましい英雄譚ではなく、裏にある駆け引きにこそ真実があり言葉の妙があるのです。
朝鮮も李氏朝鮮の前に其氏朝鮮が存在した・・中原にあった小国・燕が滅亡した時の生き残りが半島で打ち立てた国が其氏朝鮮なのです。
支那の歴史を大真面目に学ぼうとすればするほど馬鹿になり、理解できなくなるのです。
歴史の大きな流れ、易姓革命による異民族の国家の興亡と理解するのが一番間違いが少ない。
異民族が入り乱れての国家の興亡・・・駆け引きの歴史と見れば言葉の裏にある真実が見え、華やかな物語や儒教のような道徳律よりも六韜のような戦略こそ重要視するべき事が判ります。
支那・朝鮮の残虐性・・キョンシーが何故生まれたか、異郷の地で死んだり、怨みを抱えて死んだ者の肉体には悪霊が宿り災いをなす・・古代の怨霊信仰が習慣化したのです。
死者に悪霊が乗り移り災いをもたらさない為にはキョンシーのように導師が故郷に連れ帰り故郷の土に埋めるか、遺体を損壊して復活できないようにしてしまう。
これが支那兵の残虐性の根底にあるのです。
中国に幻想を抱くよりも現実に引き起こしている数々の問題と正面から向き合い、儒教や文化を伝えてくれた教師という幻想は捨て、六韜をはじめとする戦略を学ぶ事に切り替えねばなりません。
その前に科挙とかした受験のあり方を見直す必要があります。
現在の受験制度では記憶力がいいだけの均一化された人間は製造できますが戦略には決定的に向かない。
突出したエリートを育成するには適さない最悪のシステムでしか無いのです。
世界が混沌としてくる時代・・目には見えにくいテロとの戦い・・今までの記憶力だけが頼りの教育では・・自分の頭で考えない、物事の表面だけを見て隠された本質に迫らない教育では最初から負けは決まっています。
教室の後ろのほうでスマホをいじり講義を聞いいない学生と前の席に座り真剣に学ぶ中国からの留学生・・
決定的な差が付くのは当然といえます。
『CHina 2049』について残念な点があるとしますと、当然なことではあるのですが、米中関係を詳述していても、日中、並びに、日米中の関係に触れている箇所がほとんどないことです。ですから、米中国交正常化と日中国交正常化との関連が今一つ、明確ではありません。少なくとも、米中の接近の背景には、対ソでの双方の国益の一致があったことは確かなのですが、日本国との関係をどのように捉えていたのは、定かではないのです。もっとも、70年代の米中関係改善の経緯が明らかになれば、自ずと、こうした問題に対する見通しも明るくなるかもしれません。一つの扉が開かれたような気がいたします。