花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

人生下り坂

2014年07月22日 21時33分56秒 | 日記
BSプレミアムで、チャリンコで全国を旅している俳優の火野さん
人生下り坂最高!」とのたまわっている。
まあ自転車旅行だから下り坂は最高であろうが、人生と言うところが
憎いね。

ところで人生の下り坂と言う年齢は、何歳からなのだろうか。
明確な定義は無いだろうから、人によってそう感じた時がそうなのだろうか

そういう意味で言うなら、私はすでに下り坂である。
数々の持病の上に、耳は遠くなり、視力は衰えて見る影もない。
それでも山に行くのは、山の花が好きだからである。

花の百名山を書かれた田中澄江さんは、花こそ我が命と言われたが、あの人なら
そう言っても許されるであろう。
たかが度素人の私が、そう言うのはおこがましいし、許されないであろう。

だが、何日も山に行けない日々が続くと、生き甲斐を失ったようで、何もする気が
起きなくなるのである。

先日、自爆事故で車を大破した。少なからず車の運転には自信があったし、自負も
有った。
積み重なった疲労も有ったが、年齢から来る老化が、集中力の持続を短くしていた
に違いない。
幸い他人に怪我などさせない自損事故ですんだが、精神的ショックは大きかった。
もう遠くの山には行けないかもしれない。

人生下り坂、行くべきか、行かざるべきか、悩みはつきない

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ガスが立ち登る那須の朝日岳・7月上旬


朝日岳のクサリ場直前の登り・同上


朝日岳のクサリ場を見上げる・同上


熊見曽根から見るクサリ場を登る登山者・同上


熊見曽根分岐直前のピークから見る朝日岳・同上


朝日の肩から熊見曽根分岐に向かう尾根から見る茶臼岳・同上


剣が峰の遊歩道から見上げる恵比寿岩・大黒岩・同上


朝日の肩から見る隠居倉方面・同上


峰の茶屋付近から見る隠居倉の尾根・同上


熊見曽根分岐手前から見る1900メートルの無名峰・同上
那須連山の中で、1900メートルの高峰なのに、名前のない不遇な山
熊見曽根分岐からここを超えていくと清水平に着く。