花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

県北の山に咲くミズチドリとトキソウ

2017年07月01日 21時49分12秒 | スポーツ・トレッキング
昨年にミズチドリの花後の花茎を沢山見ていたので、そろそろと思い
県北の山間にミズチドリの下見に行った

行く途中で雨に降られたが、こんな時はほかの人の邪魔が入らないから
かえって好都合と言うものであるとうそぶきながら走る

林道の奥に行くと、ミズチドリは残念ながらまだ蕾が多かった
その代わり、予想していなかったトキソウの花が咲いていたので
やっぱり来てよかったと、我ながら現金である。

そのうえ雨も上がり、日が差してきて天も味方をしてくれた。
ツツドリの鳴き声や、ジージーとセミの声もして、暑さがうなぎのぼりだ
汗びっしょりで行ったり来たり花を探す。
草むらに腰かけてコーラで喉を潤す至福の時

トキソウをマクロで拡大すると、ピークが過ぎて痛んでいた。
来年はもう少し早くって、それまで生きていられたらの話である(笑)

野の花に 心の傷も 癒されて
すべて忘れて 山の道


ミズチドリの蕾


花が開き始めのミズチドリ、手を挙げてご挨拶しているよう


ミズチドリのアップ


ノハナショウブも数株咲いていた、たいていは蕾だった


トキソウが草に埋もれるように咲いていた


トキソウのアップ、惜しいことにピークを過ぎて少し痛んでいた
唇弁には肉質の突起が多数ある
花名は、鳥のトキの色に似ているためという


杉林の中にクモキリソウが咲いていた


ウリノキの花と蕾、左が蕾で棒状、右が花で花びらがくるりと
巻き上がる、下に下がっているのは黄色い雄しべ
撮影していたら丁度蜂が飛んできた。虫媒花なのね