花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

県北の山でヤマウツボの芽だし確認

2018年04月12日 21時18分52秒 | スポーツ・トレッキング

県北の山でヤマウツボの芽だしを確認










先日、高尾山でヤマウツボの花を見たので、茨城県の山で咲くヤマウツボの
様子が気になって、昨年撮影した山へ見に行った。

だいたいヤマウツボの花の時期は5月からと言われているから、高尾山の
開花は異常気象で早まったと言えるだろう。
それなら茨城県の山ではどうなのだろうかと、はるばる県北の山へと行った
という訳である。

驚いたことに、県北の山でもヤマウツボの芽だしが始まっていたのである
さすがにキヨスミウツボはまだ芽も出ていなかった。
無駄足覚悟で出かけたが、ヤマウツボの芽だしを撮れたのはラッキーと
言うものである。

ヤマウツボは、ブナ科の木に寄生すると言われているが、近くにあったのは
アジサイであった

折角県北の山に行ったので、時々寄り道して花の写真を撮った


色鮮やかなフデリンドウ


フデリンドウの横顔


花開く前の様子が、名前の由来になったことが判る




ツクバキンモンソウ


土手の上に咲いていたヒトリシズカ


カントウタンポポと訪問者

帰りに立ち寄った御前山の皇都川沿い周辺で見た花


レンプクソウ、レンプクソウ属の1属1種の多年草 別名五輪花
茎の先に5個の花をつける。横向きに4つの花とその上に上向きの花をつける
この花の変わっているのは、上向きの花と横向きの花の切れ込みとシベの数が
違っていることだ。
上向きの花は、4つに切れ込み4弁花のように見え、雌しべが1個、雄しべが4個
横向きの花は、5つに切れ込み5弁花のように見え、雌しべが1個、雄しべが10個
別名は、花が5個つくことによる


レンプクソウ


レンプクソウ


レンプクソウの近くに咲いていたので撮影したが、花の名前には自信がない
たぶん「カテンソウ(花点草)」かなと思っている


上の写真から花の部分をトリミングで拡大した写真
カテンソウなら雄花にあたる部分で、まだ1個が開き始めたばかり
雌花は、葉の付け根にあり、ほとんど見えない


葉っぱの様子


ジロボウエンゴサク


これもジロボウエンゴサクだが、花の色が白い


タチガシワ、登山道を少し登ってみてきたが、まだ芽だし状態
こんな小さな時から蕾状の花芽をつけている事を初めて知った


タチガシワ


ハナイカダの蕾、1個しかつけていないのでたぶん雌花


チゴユリ


タカオスミレだと思う、1輪草を撮影していたら、グループで来ていた方に
このスミレは何ですか?と聞かれて撮影したスミレ。
たぶんタカオスミレと答えたが、スミレは判らん(オイ)(笑)

ヤマウツボを見たので、ハマウツボを見に「ひたち海浜公園」に寄ろうと
思っていたが、ネモフィラが見頃になったと報道されたので、混雑していると
思って寄らなかった。
ゴールデンウイークまで持たないらしいよ、見たい人は早くね