花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

群馬県桐生川沿いのミツマタの大群生地と栃木の三毳山のカタクリを巡る

2020年03月21日 23時53分50秒 | 自然観察
昨年も出かけた群馬県桐生市の桐生川沿いのミツマタの大群生地の山と
栃木県佐野市の三毳山にある「万葉自然公園・かたくりの里」を花友と
そのお父さんを含めて総勢4人で巡ってきた。

桐生川の上流から入る三境林道が通交止めになっているので、そこの
大群生地には行けなかったが、桐生川沿いの群生地の山はミツマタの
見頃で、素晴らしい眺めであった。

昨年も案内していただいた「花と低山をめざして」のブログを書かれている
kotsunagi567さんと梅田川ダムのロードパークで待ち合わせ、今年も
ご案内していただいた。
途中に咲いていたミツマタの花で、花のつき方とか枝振りの様子を
教えていただいた後、桐生川沿いのミツマタ群生地の山を見に行った。

そこは、割烹旅館の清風園のすぐそばの山で、伐採された山の斜面が
全部ミツマタに覆われているという大群生地で、今まで見てきた
山間の群生地などとは比較にならない規模の広さである。

そのミツマタの斜面の下には、三体の石像が祭られていて、あたかも
ミツマタの花を守っているように見える。
暖かい日差しに包まれた黄金のミツマタと、青空と周りの山々の緑が
桃源郷のような雰囲気であった。


明るい日差しに輝くミツマタの山


ミツマタの黄色、青空の青、植林地の緑、三色の配置を狙って


下からミツマタの山の全景


ミツマタにも、それぞれの咲き具合でグラデーションがある


お地蔵様のような苔むした三体の石像がある


苔むした石像に守られてミツマタの山


左下に石像を入れてミツマタの山、惜しいことに石像が日陰で
ポイントにならなかった。残念


山頂付近に伐採された切り株が残っていたので、切り株とミツマタを
望遠で撮影、(伐採地と判る)


桐生川の対岸の植林地の緑と対比させて、(明と暗)

kotsunagi567さんとは、梅田ふるさとセンターでお別れした。

私たちはそこでおそばを食べた。
そこからは栃木県佐野市の「万葉自然公園・かたくりの里」を目指して
ドライバーkさんお得意の裏道をひた走る。(^0^)

万葉自然公園・かたくりの里には、単独でも来た事があったが、久しぶりに
訪れたら、様子が変わっていて驚いた。
駐車場が拡張されて広くなっていた
しかし折からのコロナ騒ぎで、センターの建物が閉じられていて、様子を
聞くことも出来ない。
警備員の方が、トイレは使えますよと案内している。

遊歩道をカタクリの里に向かって登ると、どこかの家のこぶしが満開で咲き
湿地に植えられた水芭蕉が花開いていた。
その脇の草むらには、アズマイチゲの群生が、白い花を揺らしている。

カタクリの群生地の入り口前に、野外ステージの様な建物があり、その前には
ベンチがたくさん並べられていて、何人かのグループが休んでいた。

鹿の食害を防ぐ回転式のドアを開けて群生地に入ると、遊歩道は二つに分かれていた
私たちは左の遊歩道を登って行った。
途中にアズマイチゲやカタクリの群生が広がっているが、この道の最大の
メリットは、白いカタクリの花が咲いていた事である

シロバナカタクリは、数万本に1本と言われる希少種である。
惜しむらくは、ちょっと距離が遠いので、望遠が無いと難しいことだ

花探索隊長のKさんを先頭にして歩くと、次から次へと花を見つけてくれるので
老眼の私も探す手間が省けて楽ちんである。
カタクリやアズマイチゲはもちろんのこと、イチリンソウやニリンソウ、わずかな
ヒメアマナの花も見つけてくれた。
ヒトリシズカもあったらしいが、私はイチリンソウの撮影に夢中だった。

実を言うと桐生のミツマタの群生地で、私のカメラが故障して、動かなくなっていた
移動中に電源を入れ替えたり、いじっていたのが良かったのか、この時に
写真が撮れるようになっていた。
ただしピントがどうもうまく合っていないような感じである。

崖から転落したり、立木にぶっつけたり、三脚が風で倒れたりして、カメラに
かなり衝撃を与え続けていたので、故障してもおかしくない状態だった。
カメラが壊れたら、私のブログはやめて、Kさんの写真を載せるよと冗談を
言って笑わせた。


シロバナカタクリ1


葉っぱも入れてシロバナカタクリ


ニリンソウの群落
この時、ニリンソウを知らない女性がそばに来て、ニリンソウはどれですか
と聞くので、ニリンソウの花を指さして、あれがニリンソウで、花の下に
もう一つ蕾がついているでしょう。遅れてもう一つが咲くんです。それでニリンソウ
などと、知ったかぶりを言ってしまった。女性に甘いなー俺(^0^)


イチリンソウ


イチリンソウ2


ヒメアマナ


花の楽園


アズマも色々、って島倉千代子さんが歌って無かったけ(笑)


コブシの花


植えられた水芭蕉


草むらのアズマイチゲ群落


かたくりの里入り口煮立つ ここに咲く野草の花の写真看板
3月にカタクリ、アズマイチゲ、3月~4月にかけてイチリンソウ、ニリンソウ、フデリンドウ
ヒトリシズカ、チゴユリ、ホウチャクソウ、タチツボスミレ、ツボスミレなどがリストされていた


かたくりの里園内の遊歩道の階段は、非常に細かい砕石が敷き詰められていて
石が足に当たらず歩きやすい


入り口の分岐に立つ「町谷町のカタクリの群落」の標柱が立っていた


緑に覆われた斜面は、カタクリが一面に咲き乱れ、その密度の高さに驚く


山の上から差し込む光に、輝くカタクリは、ひときわ美しい


アズマイチゲも光を浴びて白く輝いていた


遊歩道の脇には、鹿よけ柵が張り巡らされているのは悲しい現実


逆光に透けるカタクリを望遠で捉えた


同じく逆光のカタクリの群落を望遠でのぞく


それは美人姉妹だった


緑の海に囲まれて







やっとハナネコノメが咲いたと思っていたら、次から次へと花の便りが
伝わってきて、時間がいくら有っても足らなくなってきた。
久しぶりに花友とkotsunagi567さんに会うことが出来たので、充実した
一日であった。
kotsunagi567さんと花友に感謝しかない。ありがとう。
命輝く花たちにも感謝

(後で見ると、誤字、誤変換 などが多数有りますが、ボケ爺が寝ぼけて
書いてますので、大目に見てくだされ mino爺からのお願いです)





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