2月27日、うらうらの天気に誘われて、栃木市の星野へ出かけた
この時期になると、毎年節分草を探して出かけるのが日課のようになっている
節分草だ、アズマイチゲだと、折々に花友と出かける相談をする。
今年は例年になく2月の寒さが厳しかったので、節分草の開花も遅れがちで
いつもより1週間遅く日程を組んだ
その下見を兼ねて一人で星野に行ったのである。
まあ、出かけた時間も遅かったが、星野についたら11時20分だった。
平日なのに、駐車スペースは一杯だった。
高齢化社会で平日に出かける人も増えたという訳である。
杉林の下の群生地に行くと、すでにカメラマンが三脚をセットして撮影中だった
こちら側のロウバイはピークを過ぎて薄汚れていた
節分草は毎年撮影しているので、最近はまともな花より、変わり咲きの花を
探して撮影するのが増えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/48/11712d392578074963717747833198be.jpg)
まずは節分草の群落写真
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ca/20b28b4d5c88af9e2a40ed1c8dfbe868.jpg)
二段咲きの節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/8c/7ac7f323c43e2db7f5882cf5b0bdfb51.jpg)
八重咲きタイプの節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/56/b2c85b4b2cd5631d4080b629234d128b.jpg)
一見するとキクザキイチゲのような節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/be/37419ff89da086fb270a499a927c950a.jpg)
二つの花が合体したようにしべの塊が2個ある節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/74/89a9800cc6578a71b6a58e4f9ae53ea3.jpg)
節分草は、花弁のように見えるのがく片で、本当の花弁はその内側にあり
先が2~4裂して先端が蜜腺化していて黄色を帯びている
ということで、その花弁の先の蜜を吸いに昆虫が来て受粉の役割を果たす
この写真のように、黄色い蜜腺に頭を寄せて夢中で吸っていた
チュウチュウってか(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9b/a59e00be8a086a00476fba0eb0b62c06.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8a/64e88ea9488ca5a5e2cdf386579d301c.jpg)
チュウはいいよね
星野で一つ疑問に思うことが有る。
杉林の下の群生地には、そのすぐ上に外来種の「キバナセツブンソウ」が植えてある
いつもは、進入禁止の網が張ってあるのだが、この日はその網が倒れていて
何人かのカメラマンが撮影していた
私が疑問に思うのは、なぜ節分草の自生地の隣に植えたのか、という事である
外来種との交雑が起きる可能性はないのだろうか
節分草は日本の特産なので、心配したくなるのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/98/4ab067a38f4e8d2cbea27dd8644f3cb6.jpg)
カタクリの群生地の沢にある座禅草
ここへ初めて来たという二人ずれに、知ったかぶりで説明していたら
下の家から、この辺を管理しているご婦人が出てきて、「いい座禅草を
見ましたか?」というので、「切り株の後ろの座禅草は見ましたが、あとは
いじけた座禅草だけですね」と言ったら「切り株の後ろだけではなくて
外にもいいのが有るんですよ」と言って、「そことそこ」と指さした
(アッリャ私としたことが、見逃していたとは)
「よく見ないとね、わからないのよ」ご婦人が微笑んだ
最近、初めて来たという人が見たいというので案内した時に見つけた
座禅草のいい花だそうである。
そのご婦人が言うことには、カタクリ山のカタクリも鹿に荒らされて
群生がかなり減ったそうである(食べるわけではないと言っていたが)
先年の栃木の集中豪雨の時、座禅草の谷があふれて、土砂が下の湿地を
埋めて、植えた水芭蕉がダメになったそうである
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/14/2eb50fa2d563d1de09124d2bf8ebdee2.jpg)
星野に咲くコセリバオウレンの両性花
この花を見て、筑波山系のコセリバオウレンの群生地を思い出した
そして大急ぎてつくばに戻ってきたのだった
この時期になると、毎年節分草を探して出かけるのが日課のようになっている
節分草だ、アズマイチゲだと、折々に花友と出かける相談をする。
今年は例年になく2月の寒さが厳しかったので、節分草の開花も遅れがちで
いつもより1週間遅く日程を組んだ
その下見を兼ねて一人で星野に行ったのである。
まあ、出かけた時間も遅かったが、星野についたら11時20分だった。
平日なのに、駐車スペースは一杯だった。
高齢化社会で平日に出かける人も増えたという訳である。
杉林の下の群生地に行くと、すでにカメラマンが三脚をセットして撮影中だった
こちら側のロウバイはピークを過ぎて薄汚れていた
節分草は毎年撮影しているので、最近はまともな花より、変わり咲きの花を
探して撮影するのが増えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/48/11712d392578074963717747833198be.jpg)
まずは節分草の群落写真
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/ca/20b28b4d5c88af9e2a40ed1c8dfbe868.jpg)
二段咲きの節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/8c/7ac7f323c43e2db7f5882cf5b0bdfb51.jpg)
八重咲きタイプの節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/56/b2c85b4b2cd5631d4080b629234d128b.jpg)
一見するとキクザキイチゲのような節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/be/37419ff89da086fb270a499a927c950a.jpg)
二つの花が合体したようにしべの塊が2個ある節分草
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/74/89a9800cc6578a71b6a58e4f9ae53ea3.jpg)
節分草は、花弁のように見えるのがく片で、本当の花弁はその内側にあり
先が2~4裂して先端が蜜腺化していて黄色を帯びている
ということで、その花弁の先の蜜を吸いに昆虫が来て受粉の役割を果たす
この写真のように、黄色い蜜腺に頭を寄せて夢中で吸っていた
チュウチュウってか(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9b/a59e00be8a086a00476fba0eb0b62c06.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8a/64e88ea9488ca5a5e2cdf386579d301c.jpg)
チュウはいいよね
星野で一つ疑問に思うことが有る。
杉林の下の群生地には、そのすぐ上に外来種の「キバナセツブンソウ」が植えてある
いつもは、進入禁止の網が張ってあるのだが、この日はその網が倒れていて
何人かのカメラマンが撮影していた
私が疑問に思うのは、なぜ節分草の自生地の隣に植えたのか、という事である
外来種との交雑が起きる可能性はないのだろうか
節分草は日本の特産なので、心配したくなるのだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/98/4ab067a38f4e8d2cbea27dd8644f3cb6.jpg)
カタクリの群生地の沢にある座禅草
ここへ初めて来たという二人ずれに、知ったかぶりで説明していたら
下の家から、この辺を管理しているご婦人が出てきて、「いい座禅草を
見ましたか?」というので、「切り株の後ろの座禅草は見ましたが、あとは
いじけた座禅草だけですね」と言ったら「切り株の後ろだけではなくて
外にもいいのが有るんですよ」と言って、「そことそこ」と指さした
(アッリャ私としたことが、見逃していたとは)
「よく見ないとね、わからないのよ」ご婦人が微笑んだ
最近、初めて来たという人が見たいというので案内した時に見つけた
座禅草のいい花だそうである。
そのご婦人が言うことには、カタクリ山のカタクリも鹿に荒らされて
群生がかなり減ったそうである(食べるわけではないと言っていたが)
先年の栃木の集中豪雨の時、座禅草の谷があふれて、土砂が下の湿地を
埋めて、植えた水芭蕉がダメになったそうである
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/14/2eb50fa2d563d1de09124d2bf8ebdee2.jpg)
星野に咲くコセリバオウレンの両性花
この花を見て、筑波山系のコセリバオウレンの群生地を思い出した
そして大急ぎてつくばに戻ってきたのだった
昨日、自分も星野に行って来ました。
星野=セツブンソウとしか思っていなかったので、隅々まで見ませんでした。座禅草やセリバオウレンが咲いていたとは!もう少しじっくり探せばよかったなぁ。
yugoroさんも星野に行きましたか
コセリバオウレンとか座禅草を見なかったとの事
それはもったいない事をしましたね。
丁度節分草の群生地とは、道路を挟んで反対側の山なので
次回はぜひ行かれてください
星野遺跡のある方の山です
手前の川沿いに左に入ると、トイレと駐車場もありますよ
そのもう少し上に遺跡の駐車場もありますので
そこからかたくり山に歩けますし、かたくり山入口の
手前右側のスペースにも駐車できますよ
変異によりできたので、株数は少なく、播種により増やしています。
見出しの様に、花弁は丸くて梅の花の様に見えます。
最近は、facebookで紹介したら、獲りに来る人があり、株数が減りました。
写真を拝見しました。
確かに梅花形ですね。
場所はどちらか存じませんが、花盗人が来るというのは残念ですね。
私はそんな人は、人間性が最低だと思ってます
そんな人には絶対負けずに頑張ってくださいね
もうすぐセツブンソウの時期ですね
今年は秩父の変わり種が増えているか、確かめに行ってきます。