茨城県坂東市にある菅生沼は、絶滅危惧種に指定されている「タチスミレ」の
生育地として貴重な場所になっている。
タチスミレは、日本の中でも関東の一部と、九州の一部でしか見る事が出来ない
スミレなので、その貴重さがわかるであろう
しかも、この菫はオギやヨシの生える湿地に咲くので、この時期にオギやヨシを
燃やしてやらないと、枯れたたオギなどが積み重なり、日が当たらずこの菫は
生育できなくなるという。
ということで、私が所属する筑波山ファンクラブは、1月の恒例の行事として
菅生沼の野焼きに毎年参加している。。
このタチスミレの事に関しては、茨城県自然博物館の方が「火入れがタチスミレを
救う」という論文をPDFで公開しているのでぜひご覧ください。
開会式の様子、今年は地元の小学生も参加するということで、総勢200名を超す
人たちが集まった。
特に地元坂東市が地方創生事業の一環として取り組むということで、市長も駆け付けて
挨拶するという力の入れようだった。
現に沼の北側の堤防付近は、大規模な改修工事が行われていて、アクセスの利便が
良くなる気配であった。
参加者があまりにも多いので、各グループごとに作業箇所が指定され、私たちの
グループは、鉄板を敷き詰めた通路の両脇であった。
私が草刈機を車から出そうとして驚いた。
草刈機の燃料タンクのフタが無くなっていた。
昨日の森ボラで使ったときは、有ったはずだが作業の終わりに無くしたのかもしれない
今から買いに行く時間がない。
会員のABさんに相談して、ビニール袋でタンクの口をふさいで、ヒモで結わえる
事にした。
幸いABさんビニール袋とヒモを持っていたので、助かった。
人数が多いので、防火帯を作る草刈は 思ったより早く終わったが、私は汗だくに
なっていた。
ビニールでフタをした草刈機で作業していたら、何人もの人から写真を撮られて
ちょっと恥ずかしかったよ。
作業を始める前に、責任者の小幡先生から「タチスミレは、オギを燃やした方が生育が
良いので、あまり中まて刈りすぎないように」と注意されていたので、今回はほどほどに
刈ることにした。
10時50分ごろから待望の野焼きの火入れが始まったが、その時に私は
草刈機を自分の車のそばに持って行っている最中で、シャッターチャンスを逃してしまった。
対岸の駐車場から撮影した野焼き
同じく対岸から撮影した野焼きの燃え上がった瞬間、見ている人がリアルさを
醸し出して、かえって良いかも。今回の写真は、すべてアウトドア用のコンパクト
デジカメで撮影した(オリンパス TG3使用)
鉄板を敷き詰めた通路に行って撮影した野焼き
柳の木の下で撮影した野焼き、写っている人は消火隊の人で
背負った袋に水が入っていて、手押しポンプでホースから放水する。
柳の下のオギが勢いよく燃えて、柳の木の枯れ枝に火が付き、煙りを上げている木の枝(赤い手書き矢印の先)
同じような木が何本かあり、風が吹いて大事になることも考えられたので
関係者がくすぶる柳の枝を伐採することになって、木に登って伐採
綺麗に焼けた野焼きの跡
今回は予定していた柳の列の間が終わった後、上流側の場所も野焼きの火入れが
行われたが、わずかに低地のため湿気が多くて、よく燃えず、結局草刈機で刈り取って
集めて燃やすことになった。
しかし予定していた時間になったので、ひとまず全員集合して記念写真を撮って
解散になり、参加できる人たちだけが燃やす作業に参加することになった。
解散の後、地元の主婦の方たちが作った甘酒が全員配られたけど、こんな時の甘酒は
何よりのおもてなしですね。
寒い体とともに心も温まりました。ご馳走様でした。
尚、今回の作業をドローンで撮影している方がいたが、どこかで公開してくれたら
いいね というのが会員の声。
茨城県自然博物館のホームページ
今日のことは、こちらのツイッターで発信されます。。
坂東市のホームページ
(おことわり 寝ぼけた爺がボケた頭で書いてますので、誤字脱字誤変換などが
ありましても、笑ってご容赦ください。))
写真追加
野焼きと上空にドローン
今年は上流側も草刈りして見晴らしをよくする
タチスミレの生育する場所がきれいに野焼き終了
この場所のタチスミレの観察会が5月に行われます、茨城県自然博物館の
HPにお知らせが出ます。
生育地として貴重な場所になっている。
タチスミレは、日本の中でも関東の一部と、九州の一部でしか見る事が出来ない
スミレなので、その貴重さがわかるであろう
しかも、この菫はオギやヨシの生える湿地に咲くので、この時期にオギやヨシを
燃やしてやらないと、枯れたたオギなどが積み重なり、日が当たらずこの菫は
生育できなくなるという。
ということで、私が所属する筑波山ファンクラブは、1月の恒例の行事として
菅生沼の野焼きに毎年参加している。。
このタチスミレの事に関しては、茨城県自然博物館の方が「火入れがタチスミレを
救う」という論文をPDFで公開しているのでぜひご覧ください。
開会式の様子、今年は地元の小学生も参加するということで、総勢200名を超す
人たちが集まった。
特に地元坂東市が地方創生事業の一環として取り組むということで、市長も駆け付けて
挨拶するという力の入れようだった。
現に沼の北側の堤防付近は、大規模な改修工事が行われていて、アクセスの利便が
良くなる気配であった。
参加者があまりにも多いので、各グループごとに作業箇所が指定され、私たちの
グループは、鉄板を敷き詰めた通路の両脇であった。
私が草刈機を車から出そうとして驚いた。
草刈機の燃料タンクのフタが無くなっていた。
昨日の森ボラで使ったときは、有ったはずだが作業の終わりに無くしたのかもしれない
今から買いに行く時間がない。
会員のABさんに相談して、ビニール袋でタンクの口をふさいで、ヒモで結わえる
事にした。
幸いABさんビニール袋とヒモを持っていたので、助かった。
人数が多いので、防火帯を作る草刈は 思ったより早く終わったが、私は汗だくに
なっていた。
ビニールでフタをした草刈機で作業していたら、何人もの人から写真を撮られて
ちょっと恥ずかしかったよ。
作業を始める前に、責任者の小幡先生から「タチスミレは、オギを燃やした方が生育が
良いので、あまり中まて刈りすぎないように」と注意されていたので、今回はほどほどに
刈ることにした。
10時50分ごろから待望の野焼きの火入れが始まったが、その時に私は
草刈機を自分の車のそばに持って行っている最中で、シャッターチャンスを逃してしまった。
対岸の駐車場から撮影した野焼き
同じく対岸から撮影した野焼きの燃え上がった瞬間、見ている人がリアルさを
醸し出して、かえって良いかも。今回の写真は、すべてアウトドア用のコンパクト
デジカメで撮影した(オリンパス TG3使用)
鉄板を敷き詰めた通路に行って撮影した野焼き
柳の木の下で撮影した野焼き、写っている人は消火隊の人で
背負った袋に水が入っていて、手押しポンプでホースから放水する。
柳の下のオギが勢いよく燃えて、柳の木の枯れ枝に火が付き、煙りを上げている木の枝(赤い手書き矢印の先)
同じような木が何本かあり、風が吹いて大事になることも考えられたので
関係者がくすぶる柳の枝を伐採することになって、木に登って伐採
綺麗に焼けた野焼きの跡
今回は予定していた柳の列の間が終わった後、上流側の場所も野焼きの火入れが
行われたが、わずかに低地のため湿気が多くて、よく燃えず、結局草刈機で刈り取って
集めて燃やすことになった。
しかし予定していた時間になったので、ひとまず全員集合して記念写真を撮って
解散になり、参加できる人たちだけが燃やす作業に参加することになった。
解散の後、地元の主婦の方たちが作った甘酒が全員配られたけど、こんな時の甘酒は
何よりのおもてなしですね。
寒い体とともに心も温まりました。ご馳走様でした。
尚、今回の作業をドローンで撮影している方がいたが、どこかで公開してくれたら
いいね というのが会員の声。
茨城県自然博物館のホームページ
今日のことは、こちらのツイッターで発信されます。。
坂東市のホームページ
(おことわり 寝ぼけた爺がボケた頭で書いてますので、誤字脱字誤変換などが
ありましても、笑ってご容赦ください。))
写真追加
野焼きと上空にドローン
今年は上流側も草刈りして見晴らしをよくする
タチスミレの生育する場所がきれいに野焼き終了
この場所のタチスミレの観察会が5月に行われます、茨城県自然博物館の
HPにお知らせが出ます。
毎年火入れの際に研究のため温度測定等を行っているグループのメンバーです。
ドローンの動画を見れたらとのコメントがあったので情報提供です。私の研究室では、全国の火入れの様子を撮影して公開しています。この前の菅生沼では初めてドローンで撮影しています。以下のURLで公開していますのでご覧いただければと思います。
研究室のHP
http://www.green.gifu-u.ac.jp/~tsuda/
Youtubeのページ
https://www.youtube.com/channel/UC3rn3qSWa-QNKeXFFLQ3g3Q
感謝の気持ちで一杯です。
まさか自分のブログを関係者の方が見るとは思わなかったので、いやー書いてみるものですね。(笑)
早速ほかの会員にも伝えたいと思います。
増井様 ありがとうこざいました。
と同時に菅生沼ではお疲れさまでした。
来年が楽しみになりましたよ。