花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山で花筏の蕾

2018年04月10日 23時58分34秒 | スポーツ・トレッキング
つくば市の集団検診で、胃がん検診を受けたらバリウムと下剤を飲まされた
無料だからしょうがないけれど、民間の病院で受診すると内視鏡検査だという
それも昔と違って、鼻の孔から入れるのだという。

そんなこんなで半日がつぶれ、バリュウムと下剤で不調なお腹を抱えて
筑波山の作業道を歩いた。

作業道にはやたらと青木が繁茂して、下草は少ない。
尾根に出ると、樹皮が薄緑色のハナイカダの木が並んでいた。


ハナイカダの蕾

ハナイカダはミズキ科ハナイカダ属の低木で、葉っぱの上に花が咲くという
変わった特徴がある。
雌雄別株で、1枚の葉に雄花は数個、雌花はふつう1個付くという。

別名が「ママッコ」とか「ヨメノナミダ」とか言うらしいが、それって
差別用語の様で使いづらくないか。

果実は8月~10月にかけて黒紫色のまん丸い実をつけて可愛らしい
但し、味は渋いらしい。私は食べたことがない。

雌花には、雄しべが無いというからわかりやすいかも、ただし花柱が
3~4裂するという

花はもともと葉っぱの変わったものと言われるから、親子共演なのかも




これは1こしかついてないので雌花かな


コセリバオウレンの咲く湿地に寄ると、実が出来ていて、まるで
花が咲いたようだった



打ち明けると、実は自宅のカギを昨日はいたズボンに入れたままで
家内が帰ってくるまで、自宅に入れなかったのだ。(´;ω;`)ウッ…






高尾山で見た春の花

2018年04月09日 23時48分13秒 | スポーツ・トレッキング
8日の朝、花友の車に載せてもらい、圏央道経由で高尾山に行った。
自動車祈祷所の駐車場に車を止めて、高尾山口から電車に乗って高尾駅に行き
現地集合のNさんと合流して、京王バスの小仏行きで日影バス停まで行く予定である

改札口を出ると、Nさんが来ていて声を掛けられた。
小仏行きのバスを待っている人が長蛇の列を作っていますよという
バス乗り場まで行くと、ここが小仏行きの最後尾と書かれたプラカードを持った
バス会社の社員がいて、ここに並んでくださいと言う。

今回はいつものメンバーにNさんを加えて、総勢4人のにぎやかな山旅である
昨年高尾山詣でをして、花情報を仕入れたKさんながガイド役である。
出発前に私は、ヤマルリソウを見たいとKさんに伝えていた。

ようやくバスが来て、2台目のバスに乗り込んだが、私が乗車できた最後だった
私の後ろの人は、満員だからと次のバスに回されたのだった。
花友が顔を見合わせて、危なかったねーという。

みんなパスモ見たいな券でタッチしているが、私は持っていないので乗車券を
取ろうしたが、乗車券が出ない。
「券が出ないよ」というと、見知らぬ女性が「ここは0番だから出ないのよ」と
親切に教えてくれた。
そうか始発駅から出る場合は、券がいらないのだった。
40年近くも新宿で働いていたのに、いつの間にか浦島太郎状態になっていたのである

日影のバス停で降りると料金は230円であった。
バス道を歩き、途中からキャンプ場方面の林道に入る。


日影のバス停から出発


バス通りのヤマブキ


バス通りのムラサキケマンの白花


林道の入口付近には、マルバコンロンソウも咲いている


ミミガタテンナンショウもあった


林道に入るとタカオスミレが次々と出てくる
タカオスミレはヒカゲスミレの品種で、葉の表面が暗赤褐色をしているもので
高尾山で発見されたのでタカオスミレと言われている
以前は、葉の裏にもその色が透けて見えるものをタカオスミレと呼び、葉の裏が
緑色のものは「「ハグロスミレ」と呼ばれていたが、今は統一されてタカオスミレという


緑二輪草が迷彩色で咲いていた


緑二輪草の縁取りタイプ


緑二輪草


センボンヤリ


高尾山ビジターセンターに寄って、Kさんがヤマルリソウ咲いている場所を尋ねると
3号路だという


ボードには、今見られる花の名前や鳥の名前が書かれていた


山と山の間に、雪の積もった富士山が見えていたが、雲と重なって輪郭が
はっきりわからない状態だった


桜がきれいに咲いている土手の木に腰かけて、昼食にした


3号路に咲くヤマルリソウ


ヤマルリソウの色違いタイプ


ヤマルリソウ


Kさんが案内してくれた場所に咲く「ヤマウツボ」この場所とすこし離れた
場所の2か所に有った
尚、ヤマウツボについては、常陸太田の山で見たときにブログに書いている
2017年6月7日のブログ


タマノカンアオイ、


ヒメフタバラン


ヒトツボクロの葉


緑のシャワー








庭のヤマシャクヤク開花

2018年04月06日 20時06分39秒 | 日記

夜来の雨に濡れながら開花したヤマシャクヤク


花の中心をトリミングで拡大すると、雌しべが2本、柱頭の先が黒紫色をして
傾いている。周りに雄しべが多数ある
ヤマシャクヤクの雌しべは、2~4個あるというから、これは2個のタイプ


こちらは雌しべが3本のタイプ、同じ1本の苗から増えたものだが、株に
よって違っている


現在3株に花が咲いているが、雌しべか2本は一株。雌しべ3本が2株である

桔梗のタネをまいたが、なかなか芽が出てこないので、しびれを切らし
産直の「みずほ市場あれこれ」に行ったついでにポット苗を2個買った
1個162円である。
空き地に植えた花が咲きだして、綺麗だねと言ってくれる人が増えた

表側に園芸種を植えて、裏側にこっそりと野草を植えて、成長の様子を
写真に撮っている。
野草を種でまいて、芽が出てきたとき、どれが雑草なのか野草なのか
わからず、参った経験があるからだ。

山百合が今年はすごいことになった。
3本ほどしか植えてないのに、芽が10本以上も出てきてしまった。
1本は野生種だったが、あとはサカタのタネから買ったものなので
おそらく園芸種、でもこれだけ混在すると区別がつかないよー。


過行く春の思い出に

2018年04月05日 21時58分56秒 | スポーツ・トレッキング

山桜で有名な桜川市の高峯の全景、山桜絶景の石碑が建っているところから


同じく高峯、遊歩道を登ると、散った花びらが足元を染めていた


同上 ピンクに見えるのは、登ってみると桜の葉の芽だしだった

追記、高峯の山桜を絶景として紹介した写真は「日本の風景100」という
枻(えい)出版社の2015年9月10日発行の本である。
それによれば、撮影時間は日の出から30分の間がタイムリミットと書いてある
その時間は、朝日が右からあたるという
これ以上は著作権に絡むので引用できないが、興味のあるかたは同本を
購入して絶景写真とともにご覧いただきたい。
私が撮影したのは、日が昇った後なので、参考にもならないので悪しからず


筑波山麓の南面の山桜、車道入口の国松の田んぼの畦から
新緑と山桜が同時に見られるという春である


桜と山桜がほとんど同時に咲くという異常気象で、満開になったと思ったら
あっという間に散ってしまった。
上に掲載した写真も、すべてがピーク過ぎに撮ったので、多少の修正を
施してある



庭のヤマシャクヤクが開花寸前

2018年04月03日 19時09分50秒 | スポーツ・トレッキング
午前中は、葛城の森の保健保安林に行って、先月の森ボラで刈残した下草を
一人で草刈した。
森ボラは、午前中だけで早引けしたので、その埋め合わせに行ったのだ
保健保安林は、森ボラで光が入るようになり、一面にタチツボスミレが繁茂し
紫色の花の絨毯のようだった。見事というしかない。

何とか午前中だけで予定された場所の草刈を終えた。
気温がぐんぐん上昇して、全身汗びっしょりである

急いで自宅に帰り、花の水やりをした。
いつの間にかヤマシャクヤクは蕾が大きくなり、開花寸前というおもむきだ


4株に増えたヤマシャクヤク、それぞれに蕾がついている


ヤマシャクヤクの蕾

二年前に仮植えしておいた仙台枝垂桜が、花をたくさんつけ始めた
元々寄付するつもりで植えていたのだが、予定していた場所に植えられなくなった
ので、どうしようと言ったら、家内が学童クラブにあげたらという。
我が家に広い庭が有れば自分で育てたいが、人に喜んでもらえるならそれも良い


1mにも満たない高さで、花をつけている枝垂桜


キエビネも、家内に葉っぱを切られる被害にあったが、立派な蕾を
つけ始めた


外来種のキバナカタクリも、ほって置いたら数株に増えて、窮屈そうに
咲いている。


先日「山新」の花売り場に行って、思わず衝動買いした「四国カッコソウ」
お値段が598円である
以前から良く通っている「鳴神山」のカッコソウと同じくサクラソウの
仲間である。
植える場所に迷って、ポットのまま芍薬の木陰に置いておいたら、花が開いて
しまった。
ポットにサクラソウの野生種って書いてあるが??
元は野生種と言う事かな。





筑波山麓花めぐり、その3土浦市永井

2018年04月02日 18時47分29秒 | スポーツ・トレッキング
茨城県立中央青年の家の前の通りは、桜並木が延々と続く
出かける前から予想はしていたが、やはり桜はかなり散っていた。

写真も撮らずにそのまま下って、県道53号線の交差点を目指すと、交差点の角に
レンギョウの黄色い花で飾られた一軒の家が有る。
ここは花友と訪れて、写真も撮ったことがあり、家内も以前知り合いに紹介されて
中を案内されたと言っていた。

丁度レンギョウも真っ盛りで、中に入ると菜の花としだれ花桃が色とりどりに咲き
先客の家族ずれも、スマホやカメラで記念撮影している

花は家の裏だけではなく、山側の畑の仲にも広がっている
規模は小さいが、福島の花見山を彷彿とさせる景色が有った


交差点から続くレンギョウの生垣


横の道から中に入ると、菜の花と花桃が真っ盛りである


菜の花の隠微なにおいが強烈だ




上の畑にも花桃植えられている













青空なら良かったのだけれど、残念ながら薄曇りなりので、出来るだけ
空はカットした

筑波山も宝篋山も、山桜が咲いて見ごろに近づいている。
なんてこったい、早すぎるだろう

昨日は、花友と久しぶりに奥久慈に出かけ、盛金富士のイワウチワを
初めて見に行った。
がイワウチワも今年は10日以上も早く咲いたとかで、花がかなり散っていた