@東京グローブ座
作・演出:G2
音楽:松岡昌宏
出演:松岡昌宏・須藤理彩・河原雅彦・篠原ともえ・コング桑田他
※ネタばれあり
友人京介(河原雅彦)殺しの冤罪で刑務所に入れられてしまった銀平(松岡)が
京介の家の宅配ロッカーに隠された秘密を守るため脱獄を企てる。
脱獄の作戦は年に一度の“ムショROCK FESTIVAL”への出演。
集められたバンドのメンバーは、ボーカルに模範生の杏(篠原ともえ)
エレクトーンにオネエキャラの梅竹(植本潤)
ベースは刑務官の鬼塚(久ヶ沢徹)
ギターは爆弾犯の石上(三上市朗)
そしてドラムは銀平
刑務所内の調達屋の爺(久保酎吉)の知恵を借りて
銀平たちはムショロックへの出演=脱獄を目指す。
京介の隠した“秘密”のために。
マボ3度目の舞台。
これがまた思っていた以上におもしろくて楽しくてよく出来ていた。
京介が撃たれる倉庫のシーンから逮捕された銀平の裁判所のシーン
そこから独房へとステージの展開がよくできていた。
ウマイなぁ。
舞台の上の方と下の方を違うセットにすることで時間軸と
場所の展開をうまく表わしていたのがとってもよかった。
ストーリーはとても分かりやすいんだけど、“秘密”は何なのか
最後まで興味をひっぱられる。
殺された京介(真犯人は悪警官なんだけど)が幽霊となって出てくるっていう
ともすればファンタジーちっくになってしまいそう設定も
この幽霊京介がなぜか女装して出てくるのでそれが笑える。
この河原さんの女装がお見事
チャイナドレスだったりスチュワーデスさんだったりと出てくるたびに
装いを変えてくる。
これがまた脚も腕もキレイで見ほれました。
マボは最初から最後まで“マボ”の動きなんだけど、
いきおいがあって観ていて飽きない。
やっぱり手足が長くて舞台栄えするな~
途中、わたしのナンバー1映画『ショーシャンクの空に』のなかの
大好きなシーン、囚人たちが屋上でビールを飲むところところと
同じシーンがあってうれしかった。
パンフを読んだら、調達屋の爺はモーガン・フリーマンをモデルに
したらしい。
バンドのシーンでは篠原ともえさんの歌のうまさと声量にびっくり。
“ロック”してました。
最後に明かされた“秘密”は、国のおえらい役人さんが実は女装趣味だった
という証拠写真だった。
このネタも笑えてスッキリでよかった。
その写真のコピーを舞台上からバラまくという演出も好き。
京介の幽霊が女装だったのは実はこのことにつながっていたというところも。
成仏していく京介と恋人紗耶香(須藤理彩)のキスシーンで暗転
終わりかなと思ったらバンド“JAIL BREAKERS”の登場
マボのダンスがこれまたカッコいい
まさかマボのダンスが観られるとは思ってはなかったので
マボ作詞作曲の♪JAIL BREAKERSを出演者みんながボーカルをとって歌ったのが
とってもよかった。
なぜかマボは最後に“スパシーバ!”と言ってた。
劇中歌のサントラがあればいいのに~
カーテンコールではマボはいつものように手を合わせてお辞儀。
もちろん会場はスタンディングオベーション
3度目のカーテンコールはマボ1人で出てきて、生声で“お気をつけて”と
言ってくれて、そしておでこに手の甲をあてる“テヘっ”のポーズで
はけて行きました。
分かりやすくて、笑えて、カッコいい、
観たあと気持ちいい作品。
ついでに言うと最後のバンドシーン観たさにもう一回
観に行きたくなっちゃうデキ。
さすがに無理だけど。
終演後はグローブ座のあとのお約束、高田馬場の『海へ』へ。
先月来たときにもらった1杯無料券を活用
楽しかったナリ。
作・演出:G2
音楽:松岡昌宏
出演:松岡昌宏・須藤理彩・河原雅彦・篠原ともえ・コング桑田他
※ネタばれあり
友人京介(河原雅彦)殺しの冤罪で刑務所に入れられてしまった銀平(松岡)が
京介の家の宅配ロッカーに隠された秘密を守るため脱獄を企てる。
脱獄の作戦は年に一度の“ムショROCK FESTIVAL”への出演。
集められたバンドのメンバーは、ボーカルに模範生の杏(篠原ともえ)
エレクトーンにオネエキャラの梅竹(植本潤)
ベースは刑務官の鬼塚(久ヶ沢徹)
ギターは爆弾犯の石上(三上市朗)
そしてドラムは銀平
刑務所内の調達屋の爺(久保酎吉)の知恵を借りて
銀平たちはムショロックへの出演=脱獄を目指す。
京介の隠した“秘密”のために。
マボ3度目の舞台。
これがまた思っていた以上におもしろくて楽しくてよく出来ていた。
京介が撃たれる倉庫のシーンから逮捕された銀平の裁判所のシーン
そこから独房へとステージの展開がよくできていた。
ウマイなぁ。
舞台の上の方と下の方を違うセットにすることで時間軸と
場所の展開をうまく表わしていたのがとってもよかった。
ストーリーはとても分かりやすいんだけど、“秘密”は何なのか
最後まで興味をひっぱられる。
殺された京介(真犯人は悪警官なんだけど)が幽霊となって出てくるっていう
ともすればファンタジーちっくになってしまいそう設定も
この幽霊京介がなぜか女装して出てくるのでそれが笑える。
この河原さんの女装がお見事
チャイナドレスだったりスチュワーデスさんだったりと出てくるたびに
装いを変えてくる。
これがまた脚も腕もキレイで見ほれました。
マボは最初から最後まで“マボ”の動きなんだけど、
いきおいがあって観ていて飽きない。
やっぱり手足が長くて舞台栄えするな~
途中、わたしのナンバー1映画『ショーシャンクの空に』のなかの
大好きなシーン、囚人たちが屋上でビールを飲むところところと
同じシーンがあってうれしかった。
パンフを読んだら、調達屋の爺はモーガン・フリーマンをモデルに
したらしい。
バンドのシーンでは篠原ともえさんの歌のうまさと声量にびっくり。
“ロック”してました。
最後に明かされた“秘密”は、国のおえらい役人さんが実は女装趣味だった
という証拠写真だった。
このネタも笑えてスッキリでよかった。
その写真のコピーを舞台上からバラまくという演出も好き。
京介の幽霊が女装だったのは実はこのことにつながっていたというところも。
成仏していく京介と恋人紗耶香(須藤理彩)のキスシーンで暗転
終わりかなと思ったらバンド“JAIL BREAKERS”の登場
マボのダンスがこれまたカッコいい
まさかマボのダンスが観られるとは思ってはなかったので
マボ作詞作曲の♪JAIL BREAKERSを出演者みんながボーカルをとって歌ったのが
とってもよかった。
なぜかマボは最後に“スパシーバ!”と言ってた。
劇中歌のサントラがあればいいのに~
カーテンコールではマボはいつものように手を合わせてお辞儀。
もちろん会場はスタンディングオベーション
3度目のカーテンコールはマボ1人で出てきて、生声で“お気をつけて”と
言ってくれて、そしておでこに手の甲をあてる“テヘっ”のポーズで
はけて行きました。
分かりやすくて、笑えて、カッコいい、
観たあと気持ちいい作品。
ついでに言うと最後のバンドシーン観たさにもう一回
観に行きたくなっちゃうデキ。
さすがに無理だけど。
終演後はグローブ座のあとのお約束、高田馬場の『海へ』へ。
先月来たときにもらった1杯無料券を活用
楽しかったナリ。