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『陰日向に咲く』

2008-02-11 23:48:10 | └映画のこと
@池袋HUMAXシネマズ

監督:平川雄一朗
原作:劇団ひとり
出演:岡田准一・宮崎あおい・伊藤淳史・平山あや・緒川たまき・塚本高史
    西田敏行・三浦友和
上映時間:127分

お笑い芸人劇団ひとりのベストセラー小説の映画化

ギャンブルで借金まみれバスの運転手(岡田准一)
母親の初恋の相手をさがす弁護士(宮崎あおい)
崖っぷちアイドル(平山あや)とそのおっかけおたく(塚本高史)
ホームレス(西田敏行)
社会的地位がありながらもホームレスとして過ごすサラリーマン(三浦友和)
売れない漫才師(伊藤淳史)
ストリッパーのジュピター(緒川たまき)
さえないけど懸命に生きている9人の群像劇
ばらばらの9人が少しずつつながっていく。

芸人さんが書いた小説がなんでこんなに売れるんだろーと
不思議に思いつつ、原作はまだ未読。
とりあえず、岡田くんが出演するなら観ねば・・・って感じだったけど
西田敏行さん、三浦友和さんと俳優陣がそろっているので
なかなか見ごたえアリ。
9人がちょっとずつつながっていくところとか、原作はどんな言葉で
つないだのかなーと気になるところ。

岡田くんの制服のシャツ、かばん、風に飛ばされる傘
あちこちに使われていた黄色や、
岡田くんがやっぱりパチンコ屋さんに入ってしまうシーンの日のあたっているところと
日陰のところの境界線とか、映像ならではの楽しみ方がいい。

パンフレットの監督さんの言葉には、
“群像劇であるゆえ、観るときの状況や体調によって、
どの登場人物に感情移入するかによって作品の印象が変わってくる”って
あった。
わたしは、アイドルおたくの青年が、崖っぷちアイドル・みゃーこが
自分の存在に気付いてメールくれるシーンでなぜか
ジーンときてしまった。
わたしもオタクだからか?!
あとはベタだけど、ジュピターさんの最後。

みんな不器用で、どうしようもない気持ちをかかえながら
生きているんだなーなんて、ちょっと思ってしまった。

原作は、そのうち読もうっと。

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