2013年9月10日(火)のこと。
@新国立劇場 中劇場
上演時間:2時間40分(休憩15分)
ちょっと時間がたってしまったけど、いちおー初日の感想。
5年前の初演のときの初日なんてもう、こっちが出演するんかいってくらいの
キンチョー感で。
1幕終わったときの感想なんて、疲れた~だった気がする。
それにくらべて今回は、フツーに楽しみだった。
初演と比べると、まぁ、比べるものではないんだろうけど。
演出的に、足したところ、引いたところところがあって、
個人的には、その付けたしはいらないなぁ、と思うところもあったけども。
まぁ、まだ初日なんで、これからどんどん深みがが出てくるのかなぁ、
ってところ。
キッカワの千畝さんはセリフを噛むこともなくそつの無い感じでした。
最初、ついこないだまであんな激しい動きしてた人がー、って
ちょっとへんな感じだった。
パンフでキッカワは、「演じる」という感覚では太刀打ちできないから、
「なりきる」しかない、って語っていたけど、
わたしが感じた初日のキッカワはまだ「演じる」って感じだったような。
初演のときは、なりふりかまわずな感じで、
ときどきちょこっとだけ「キッカワコウジ」が見えて、そこがまたヨカッタ。
ルネさんと密談して立ち去るときの、じゃ、って手の上げ方とかね。
全体的に物足りなさを感じたのはセットらしいセットがなかったことかな。
階段やバルコニーのセットが作り出す空間がないのがね。
それになんと言っても、キッカワが♪掌を階段に腰掛けて足を前に伸ばして
歌う姿がよかったんだよー。
どの曲のときだか覚えていないんだけど、階段を上りながら歌って
途中で止まるところがライブのときの引きの姿とかぶってよかったんだよー。
でも、キッカワの歌がちょいと増えたのは良いね。
楽しみだった坂元健児さんがすばらしい。
ほんとステキな歌声なんですの。
節子さん役のAKBさんが思いのほかヨカッタ。
あと、ソリー役の子役ちゃんもお上手。
マルシアさんは、セリフまわしがマルシアなのがちょっと残念。
残念といえば、パンフにお稽古シーンが載ってなかったー。
大好物なのにー。
初日からカテコ2回のスタオベでした。
客席からの“きっかわ~”“こ~じ~”はいただけないわー。
そういえばバードからのお花が飾ってあったな。
観に来てくれてばいいのに。
5年前と違うと言えば、今やツイッターという便利なものがあること。
出演者のつぶやきを見ていると、
これから舞台はどんどん熟していくんだろうなーって思う。
ってなわけで、ついもう1SEMPO追加してしまいましたー。