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『ちぬの誓い』

2014-03-28 00:57:45 | ├お芝居のこと

2014年3月25日(火)のこと。

@東京芸術劇場 プレイハウス

【演出・振付】謝珠栄
【脚本】木内宏昌
【音楽】玉麻尚一
【ミュージカル台本・作詞】謝珠栄

【キャスト】
不動丸・・東山義久
松王丸・・相葉裕樹
達若・・・良知真次
五郎丸・・藤岡正明
獅子丸・・上原理生
常世丸・・渡辺大輔
信佐・・・照井裕隆
夜叉丸・・橋本汰斗
勘太・・・吉田明弘
月丸・・・千田真司
秦東儀・・戸井勝海
陰陽師・・今拓哉

【上演時間】
2時間30分(休憩15分)


舞台系のメルマガで公演案内を見て、すごい好みな話っぽかったので
観ることに。
TSシュージカルを観るのは『天翔ける空に』『客家』に続いて3作目なんだけど、
今までのなかで一番好きな感じ。

淡路の絵島という島にに残る「松王丸伝説」
平清盛が武士の世を目指す時代、
交易のための港作りに命をかけた見習い武士たちの群像劇

役者さんで名前を知ってたのは今さん以外だと、上原理生さんだだったんだけど、
みなさん主役をつとめられるくらいの歌声でした。


20数名にわたるキャストはみんな男性という、
骨太な世界観。

歌とダンスが本当によくって。

ソロからコーラス的に歌声が重なって、組曲みたいに壮大にひろがっていく。
トリハダもの。

船を漕ぐ櫂に見立てた長い棒を持ってのダンス
しなやかなんだけど力強い。

歌とダンス、さらには和太鼓ときたら。
ぐっとひきつけられてしまう。

後半の、一列にならんで船を漕ぎながら歌うシーンは圧巻でした。

布と光を使って、舞台が荒れた海になる演出もよかった。

見習い武士のリーダー不動丸を演じた東山義久さん、
歌声もお姿も素敵だった。

おなじみ今さんは、清盛の命と若者たちに無理を強いる陰陽師を演じていた。
いやーな役だったけど、さすがの存在感。

港の完成のために命を投げ出した松王丸と
最後まで生き抜いた不動丸
どちらも、在り方は違えど夢のために命をもやした人たち。
そしてその夢は時代が変わっても受け継がれていく。

エンディングの歌もよかったなー。

カテコは2回かな?
スタオベしたいくらいヨカッタ。
最後は立っちゃったもん。

もう一回観たいくらいよかった。
平日だから満席ってのはきびしいのかもしれないけど、
空席があるのはもったいない。

TSミュージカル、この先も見逃せないっ


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