帯のコメントが、B級ハリウッド映画みたいにおおげさだったけど、
なんかすごそうだと思って手に取った。
ジェノサイド、大量殺戮というタイトルからして
えげつない戦闘シーンが出てくるんだけど。
おもしろかった。
研究者だった亡き父の遺志をついで難病を治す新薬を開発しようとする大学院生と
難病で死の淵にいる息子のために危険な戦地にいく傭兵
2人の危険な道が交差していく。
進化した人類の出現
強さの象徴のような米国
進化した人類、そんなのいないってー、
荒唐無稽~と言い切れない感じがちょっと怖い。
科学の話のところはなかなか読み進まなかったけど、
だんだんとはまっていった。
むごたらしいシーンもいっぱいだから、
誰にでもおススメできる感じではないんだけど、
このおもしろさを誰かと分かち合いたーい。
読み終わってしまってさみしい。
そんな1冊
![]() |
ジェノサイド |
角川書店(角川グループパブリッシング) |