2015年11月3日(火)のこと。
怒髪天presents“響都ノ宴”
「ドキッ!丸ごとオジサン オヤジだらけのワンマン公演
~新曲ポロリもあるよ~」
@磔磔
15:00開場 16:00開演
秋の京都にひかれて、行ってきた磔磔
敏腕トラベルコーディネーターにプレゼンしてもらった京都1泊の旅は、
往復こだまだけど、ホテルはリーガロイヤと、
我々にしては高級ホテルのお得プラン。
こだまは慣れっこだけど、さすがに京都となると時間かかる。
まぁしゃべり通しなんでたいしたことはないけどもね。
京都の磔磔は、もともと酒蔵で、とにかく狭い、見えない、って聞いて、
ちょっとびびってた。
ホテルから歩いていってたどりついたそこは、
住宅街にあって、およそライブをするところには見えない。
町内会のお祭りの会場みたい。
ドア1枚の入り口にかかった提灯には今回3daysでバンした出演バンドさんのサイン
テントではふるまい酒
これからもみくちゃになるのに日本酒・・・とちょっとためらったけども
縁起物だし、一口だしっていうんで、ありがたくいただきました。
建物の中に入ると、まさに蔵
ステージっていってもビールケース1段分っくらいの高さ
後方に小上がりのように一段高くなったスペースが少し。
なんか、体育倉庫みたいな印象
今回、わたしたち的にはいい番号で入れてもらったので
前から2.5列目くらいでスタンバイ
これ、ほんと前から1、2列目くらいじゃないとまったくステージ見えないだろうなぁ。
始まる前からぎゅうぎゅうで、前の方つめてくださーい、ってスタッフさんの声
つめないと全員入りきらない、消防法的に大丈夫なんですかー、っていう。
今までライブハウスって、始めると前にぎゅーっと押しがあって
そうすると後ろの方には余裕が出来たりするもんだったけど。
ここはそうはいかない。
ずっと飽和状態。
実際はじまって見ると、王子、坂さんはそれなりに見えて、
増子さんは動きによって見えたり見えなかったり、
しみさんはときどきーしか見えなかったな。
最初の方は、近くの男の人の肘が顔やら首やらに
がんがん当たるし、
最後の数曲は人の密集具合の均衡がくずれてまーったく見えなくなったし。
そんな、もみくちゃ状態。
こんなに近いのに見えないってことあるんだーってお友達。
なのに楽しいっていうのはどういうことなんだろうかね。
ステージ裏なんてもんは無い作りだから、
メンバーは客席の後ろの階段降りて登場
最初は坂さんがカラオケ歌いながらおでまし。
何の曲だったんだろ。
坂さんって、ほとんど出オチだよね。
出てくるだけで平和な笑いがおきる。
そんでカミカミだったりするからさらに笑いがおきるという。
それでは、お呼びいたしましょう、怒髪天の入場です!って
♪男祭とともに登場
1曲目が♪GREAT NUMBER
好きな曲。
ギターと、坂さんのバスドラがかっこいい。
セトリはテッパン曲+酒曲っていう感じ。
わたし的には、
♪ナラクデサカバ
♪孤独くらぶ
が、なじみのない曲でした。
最初の兄ぃのおしゃべりは、
3days最終日なもんだから、
なんとかたどりついた、あぶなかったぜって。
ワンマンだからやりやすい、って言ってた。
磔磔でやるのも8年目
5年目のときは5daysやったらしく、10年目がおそろしいって話。
♪ジャガイモ機関車が楽しい。
王子のシュッポッポー
ふざけた歌詞だけど、音楽的には深い曲だと思うんだよねー。
ホント、みんなでシュッポッポしてると楽しくってしょうがない。
そうかと思うと♪サムライブルー
♪ひともしごろでグッとくる。
♪オトナノススメでさらにぎゅうぎゅう
だけどバンバンする。
たたみかけるように♪セバ・ナ・セバーナ
ステージ見えなくてもみんなひとかたまりになって
盛り上がる感じ。
途中のおしゃべりでは、
シミさんの尿酸値の話
お酒2週間断ってるって。
友康だけは鉄の肝臓だもんね、って王子にふったら
王子、“バリバリ”って。
それを兄ィが古い、バッチグーより古い、ってつっこんだのが
おっかしかったー。
そのあともう一回王子にふったら、今度は“バッチグー”って返す王子
かわいいーー
博多の100年蔵っていう酒蔵でライブやった話
いつもなら近くのパーキングがすぐ満車になっちゃうのに
怒髪天のときは満車にならなかった、みんな飲む気マンマンで
車で来てないから、って話。
お酒エピソード、多いね。
あと、1日目、2日目の話から、札幌時代の話になって
兄ぃが、王子のことを、ベロだしてギター弾いてたって
言って、舌だしてヘドバンみたいな動きしたら、
王子は、“そんなこししてませんーーー”
兄ィ“してましたーーー”って
もうホント、中学生みたい。
ブッチャーズの射守矢さんのことを王子は、
転校生で美少年で、キャロライン洋子に似てた、って言って。
キャロライン洋子に大爆笑。
ここで聞かなかったらもう一生思い出すことなかったよ、キャロライン洋子
あー楽しい。
アンコールで新曲ポロリ
曲調は明るい感じだったと思うんだけど、
愛のために死ぬんじゃなくて、
愛のために生きてやる、
ってコトバが耳に残る曲でした。
終演後にもらったフライヤー「怒スポ」によると新曲のタイトルは
♪セイノワ
“生の輪”ってことなのかなー。
相変わらず、怒髪天はライブの度に何かをわたしたちにくれる。
それは、次の約束だったり、新しい曲だったり、パワーだったり。
いろいろ。
3日間やって、今日が最高だった、って言ってくれる。
そして最後はみんなで一本締め。
なんだ、この楽しさ。
おっさんに笑いと元気、いっぱいもらった響都ノ宴でしたー。
2015.11.8 23:30
以下セットリスト
01.GREAT NUMBER
02.押忍賛歌
03.ホトトギス
04.ナラクデサカバ
05.ビール・オア・ダイ
06.酒燃料爆進曲
07.宜しく候
08.オレとオマエ
09.ジャガイモ機関車
10.プレイヤーⅠ
11.サムライブルー
12.ひともしごろ
13.孤独くらぶ
14.オトナノススメ
15.セバ・ナ・セバーナ
EN
16.セイノワ