2020年11月7日(土)のこと。
上映時間:193分
2月に観るはずだった劇団☆新感線の『偽義経冥界歌』
ゲキ×シネの上映を観て来た。
演出:いのうえひでのり
作:中島かずき
源九郎義経:生田斗真
黄泉津の方:りょう
奥華次郎泰衡:中山優馬
静歌:藤原さくら
源頼朝:粟根まこと
常陸坊海尊:山内圭哉
遮那王牛若:早乙女友貴
武蔵坊弁慶:三宅弘城
奥華秀衡:橋本さとし
できれば、生で、板の上でのを観たかったけど
そうでなくとも観られてよかったと思う、わたしの好きな新感線
史実なぞりつつ、ロックをからめたこれぞ新感線という仕上がり。
タイトルバックの踊る斗真がカッコよくてトリハダ。
後半白塗りでもカッコいいんだもの。
橋本さとしさんの悪っぷりは迫力
りょうさんが、もう。
凄みのある美しさとカッコよさ。
プライベートではダンナさんがトシーロとか。
最強か。
最期のシーンはグッときてしまったよ。
早乙女弟の早乙女友貴
兄弟そっくりだ。
藤原さくらと中山優馬が歌うところもヨカッタな。
中山優馬、がんばれー。
最後、斗真演じる玄九郎が中山優馬演じる次郎に
“大陸へ行け”っていうセリフがあったけど
義経がチンギスハンだったっていう伝説に
なぞらえていたのかな。
ちゃんとカテコもあってよかった。
カテコの斗真がこれまたカッコよかったし。
ただ舞台を映像化しただけじゃなく、映画として完成しているなと思った。
映像だからこその良さ、表情まで観られる。
泣けました。
舞台を観られなかったと嘆くよりも、
映像で観られてよかったと、そう思える新感線でした。