beatitude

好きなことだらけさ…

『ストレンヂア-無皇刃譚』

2009年01月04日 | 映画 アニメ

ボンズ(BONES)制作の時代劇アニメーションです


2007年単館の映画館で上映したときは「浪人モノかぁ」と
あまり観る気になっていませんでしたが
「クオリティ高いらしいよ」の噂を聞き、映画館に走りました。
ちゃんと調べればいいのに、最終上映日だと焦って行ったところ
その週はもう夜1回上映になってました。



主婦が夜、家を空けるときはそれなりの準備が・・・
(バレエのソワレを観に行くときも同じ

家族全員にこの日の夜はいない宣言
子等の下校時間、塾の有無のチェック
夕飯はチンすりゃ食べられるまでの準備
翌日の弁当の下準備

これらをせずに出ることは出来ない・・・
その日は諦めて帰りました。



TVでやるのを待って録画し、やっと見ました。
(レンタルショップに行くにはめんどい)




戦国の世、刀を封印した浪人と明国の武装集団に追われる少年。
戦乱の世を揺るがす陰謀が渦巻く中、少年“仔太郎”に隠された秘密が
徐々に明らかになり、浪人“名無し”はのちの宿敵となる男と巡り会う。
命をかけた戦いの中、それぞれの運命は・・・

なかなかカッコイイ映画でした
ストーリーは普通というかストレートなので、わけわからん状態にはなりません。
全体の色彩が渋めのトーンで(血の色は赤褐色)
作画はスタイリッシュな仕上がりになってます。
手、足、首、胴体が飛び、血しぶきが上がる(PG-12です)
と書くとかなりですが、エグイ感はありません。
戦闘シーンなどの音楽もいいです。サントラ聞いてみたいかな。

声優陣も達者な方々が揃っていますが
(知念侑李、竹中直人、山寺宏一、坂本真綾 等々)
主人公の“名無し”は声優初挑戦の長瀬智也。
いや、似合ってました。上手いです。違和感無し。
エンドロール見るまで誰だかわかりませんでした。



続きがイケそうな終わり方でしたが、作らない方がカッコイイかも・・・