お誘いを受けたので、予備知識なしで行ってきました
天王洲アイル「銀河劇場」
入口、入ってすぐにいました 押井監督
(チェックのシャツ着てました)
ご存じ、横山光輝の漫画『鉄人28号』の最初のTVアニメ化は1963年~1966年です。
はい、私はテレビの前で『アトム』と『鉄人28号』は欠かさず見ていました
(『エイトマン』は地方だったため放送がありませんでした・・・)
その後、何度もTVアニメ化し、劇場版アニメ、実写版映画、ゲームと多々ありますが
今度は舞台です。おまけに脚本・演出 押井守
なんで押井が
『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』
『機動警察パトレイバー the Movie』
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
『人狼 JIN-ROH』
『イノセンス』
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』
などなど、数々の名作アニメがあるのに・・・
実写映画も撮ってますね。私が観たことあるのは
『アヴァロン』 『立喰師列伝』 『真・女立喰師列伝』の3作品。
でも『アヴァロン』は別として『立喰~』の2作品は「う、う~~ん」でした。
それなのに生舞台・・・
新聞社のインタヴューには
「学生の頃から舞台が好きで、いつかやってみたいと思っていたが、
妻から『舞台だけはダメ。
(面白くて)2度と帰ってこられなくなる』と禁止されていた。」
「鉄人28号は僕らの世代にとってヒーロー。
舞台の話をもらって突然思いついたわけではなく、
アニメ映画として15年ほど前に企画したこともある。
今回、大きな鉄人を作りたい、作ったら動かしたい、
それにはお金もかかるし、できるだろうかと思いながら、
3年間コツコツと他の仕事の合間を見つけてはやってきた。」
「歌って踊るレビューもある変な舞台にしたい。
宝塚が大好きでいつか声がかからないかと思っていたが、
なかなか話が来ないので自分でやりました。
舞台の鉄人が実際に動くのかは幕が開いてのお楽しみです。」
と答えていました。やりたかったんですね
舞台は押井キーワード満載でした。犬、立喰師、人狼党、
南果歩さんの役に至っては金田正太郎(これは主人公だからいいとして)
ケツネコロッケのお銀(女立喰師かよ・・・)の二役
メカ好きの押井監督、中央にドドォーンと鎮座している鉄人のデザインは
確かにカッコ良かったです・・・が
肝心の面白さは中途半端かなぁ。監督自身「変な舞台にしたい」と
言っていたそうですが、変さはあまり伝わってきませんでした。
池田成志さん(敷島博士)は滑舌もいいしセリフがハッキリ聞き取れました。
南果歩さんも熱演してました。
テニミュやデカレンジャーのファンの方々は楽しめたんではないでしょうか。
個人的には、サンプラザ中野くん(大塚署長)が登場したときに乗っていた
戦車(?)のデキがすばらしく「あっ!あれ欲しい」です。