2009年9月5日(土) 14:30開演 東京芸術劇場大ホール
アンドレイ・アニハーノフ客演指揮者就任記念演奏会
スペイン奇想曲 op.34 リムスキー=コルサコフ
バレエ組曲「白鳥の湖」 op.20より(アニハーノフ編纂) チャイコフスキー
交響曲第2番 ホ短調 op.27 ラフマニノフ
アンコール 「くるみ割り人形」より 第2幕パ・ド・ドゥ チャイコフスキー
チャイコの「白鳥」を聴きに行ってきました。
東京ニューシティ管弦楽団といえば、レニ国のバレエオケで何度か聴いていますが、
バレエオケというのは最少人数のオケで、そしてたぶん
その楽団の2番手、3番手の方々が演奏していると思われ
(バレエがメインですからしょうがない・・・)
お前らプロか!と言いたくなる時が多々あります。
東京ニューシティ管弦楽団もまさにそれなんですが
客演指揮者を招いてのオケ公演ですから、
いくらなんでもキッチリやってくれるかと・・・やっぱりバレエオケでした。
バレエ公演で聴くよりはマトモでしたが
金管楽器がダメだぁ~肝心なところで音外す・・・
ハープはすいません下手です。
木管は頑張ってました。第1ヴァイオリンも聴かせてくれました。
珍しかったのが「白鳥の湖」の5曲目に演奏した第3幕No.19aパ・ド・ドゥです。
これはバレエ公演では何度か聴いていますが
持っている全曲CDには入っていません。
プログラムに載っていた解説に
“初演後、プリマのアンナ・ソペシチャンスカヤのためにチャイコフスキーが
新たに書き加えたもので、楽譜が長らく失われていましたが、
1953年にヴァイオリンのためのレペティトゥア(リハーサル用伴奏譜)と
第2ヴァリアシオンのパートが発見され、
そこからソ連の作曲家V・シェバーリンが復元した。”とありました。
なるほど~、それであまり聴いたこと無かったんですね。勉強になりました。
ラフマニノフはノーカットの全曲演奏、大曲でした。
ブラボーの声が飛んでました。
残念ながら空席が目立ちました。