今年2本目のココ・シャネル。残念ながら眠かったです。
8月に観たシャーリー・マクレーン主演の方が見応えがありました。
こちらは孤児院に預けられるシーンから成功するまでです。
実は今回の映画の方がより見たかったんですけど・・・
シャーリー・マクレーンの方は母親が亡くなるシーンから、
成功の後、一度ダメになり復活するという長いスパンを138分に詰め込んでますし、
何よりオドレイ・トトゥが若い頃のシャネルのイメージに近いような気がしていたので
ちょっと期待してたんですけど、今一つでした。
世話になる将校のバルサンもあまり魅力的ではないため
ココが押し掛ける理由がわからず、
自分の作った物を世に出したい、仕事をしたいという情熱もはっきりしないまま
話が進んでしまいます。
ボーイへの愛は丹念に描いていたと思いますが、
主眼はそこではないと思うので物足りない感が残りました。
さて、お正月に公開する『シャネル&ストラヴィンスキー』は
どんなココを見せてくれるんでしょうか。