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プロ野球は世界平和に貢献出来るのか

2016-03-26 18:00:00 | インポート

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普段テレビを殆ど見ない私ですがスポーツ全般はなんでも好きなのだ。

一昨日のサッカーワールドカップのアジア2次予選、アフガニスタン戦も観ました。

 

引いて守る相手にどう戦うのかハリルホジッチ監督の采配にも注目していた。

今まで本田、香川に頼りきりみたいな日本代表メンバーも彼ら二人をスタメンから外し、

岡崎と金崎の泥臭い2トップにMF清武の良さも良く出た試合だった。

 

今まで香川の存在に隠れて目立たなかった清武だけどドイツでは既に活躍しているし、

これからどんどん色んな才能ある選手が次々と現れてきて欲しいものである。

 

岡崎が最初の1点取った後は安心感のある嬉しい試合だったね。

 

 

 

サッカー人気に押され気味の最近だけど私が子供の頃は野球がダントツの人気。

他の競技は相撲を例外として殆どマイナー扱いだったもんな。

 

「巨人・大鵬・玉子焼き」なんて言葉が使われるくらいにテレビの中継は巨人戦が中心。

素直な子供だった私も当時は巨人、王選手が好きだった。

あのバックネットの網越しに見えた1本足打法の王貞治はいつ見てもホームランを

打ってくれそうな予感がしたし事実その願いも多く叶えてもらったものだった。

 

時代は大きく変わりドラフト制のお陰(?)もあり戦力が均衡してきたことと、

プロ野球は巨人が中心みたいな驕りと勘違いに気づいた頃から段々と

興味が薄れていってしまった。

 

今は特定の球団というより優れた個人を応援する気持ちが強いかな。

イチローなんてその筆頭格。

衛星中継も当たり前になってくると一般視聴者の目も肥えてくるってなものよ。

野茂に始まりイチロー、松井、ダルビッシュ、田中と次々に日本の選手が

メジャーに行ってしまうのは世界レベルを観れる楽しみがある反面、

日本のプロ野球が少々寂しい気にもなるから勝手なものだと自分でも思うけどね。

 

 

で、昨日、プロ野球ファンには待ちに待ったペナントが開幕しました。

 

今では贔屓の球団がない私。

そう書くと全く興味がないように思われるが実はアンチ阪○ファンなのである。

長年関西在住で特に遠方の方には不思議がられるが嘘はつけない。

 

あまりに妄信的なファンが多いのと負けても客がそこそこ入るので、

本格的に強いチームにしようとしない球団の姿勢が嫌いなのだ。

人材も関係なく生え抜きだけで指導しようってのも放漫な考え方やわなあ。

数年前にようやくこれではいかんと野村、星野を監督にし、

星野の時に優勝した時だけは少しはましになったかと思ったんだけどね。

 

一時期、金にものを言わせるようなやり方と批判された巨人や西部そして今のホークス。

最近ソフトバンクの孫氏が純然たる球団経営で採算が取れているのは

数少なくて親会社からの補助で成り立っている球団がどれほどあるのかと

発言している記事を見た記憶がある。

金満主義と言われているホークスは当然球団黒字なのである。

 

中日も似たような話、落合が監督した6年間3回リーグ優勝、3回2位で

辞任しなけりゃならなかったのは何故なのかって事。

以前記事にしたようにマスコミ的には「俺流」の我儘者みたいな報じられる彼も

直接話を聞くと全くといって良いほどの常識人だった。

落合いわく「この業界では世間の常識、普通が通用しないのです。」って事らしい。

 

やれ野球賭博とか八百長、これらは当然けしからん話だけど、

個人的に賭け事をしてたとか選手同士で声かけした者に小金を渡したとか

行き過ぎてアホらしいと書く識者はおらんもんかいな。

清原の覚○剤と同列に論じてる場合もあったりして最早論外でしょうが。

 

物事には程度問題があるし、わざわざ声高にテレビや新聞で報道するような

内容かどうかと思わずとにかく売れれば良いと考えてる彼等に

我々が出来るのは精々新聞を取らずテレビも見ず球場に足を運ばない

くらいしかないのではと思うのよね。

 

訳の判らん輩に近い感覚を○神ファンに感じてたのだけなのだが

実はそれ以上に大きな問題を孕んでいたのである。

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私の家内は子供の頃から虎キチの父親の影響でずっとタイガースファン。

但しリベラルというか訳の判らんようなファンじゃなくひっそり応援するタイプだったようで、

こちらがアンチなのを承知で私にはそれほどまでとは公言していなかっただけだったのだ。

野村監督時代まではずっと5位、6位の常連で低迷していたある日、

ついにプチッと音がして頭の線が一本切れてしまった。

 

彼女が言うには阪○が大勝ちしている時はチャンネルを変え、

負けている時は嬉しそうにじっと見ているのが堪らなかったらしい。

そうなるもう勝っていても私が見ると負けるとか

見てなくても負けろと思っていたからなんて言いがかりをつけられる始末だ。

ここまで来るとヤクザの因縁つけの方がまだ道理にさえ思えるわなあ。

 

結局家庭不和の元は断つしかないと

その後、我が家では○神戦中継は暗黙のタブーとなっていたのだった。

 

昨日帰宅して食卓につくと丁度各球場で開幕戦が行われている最中で

10チャンネルの読売では巨人戦でなく何故か阪○・中日戦を中継していたのである。

少なくとも関西ではもう巨人戦では視聴率が取れないのだろう。

 

チラッと観れば1-0でタイガースリード。

他に見たい番組もないし今日くらいは大丈夫だろう。

 

何といっても開幕日だけは首位も最下位もない横一列の安心理論じゃないの。

おっ、これなら落ち着いて晩飯が食えると思った矢先1-1の同点に。

ありゃりゃ、ちょっと危機感が増してきたが食事もまだ始まったばかり。

 

急ぎ気味に食べ続けていると1-2で中日が逆転。

慌てて掻き込でいると2-2の同点だ。

よしっ、何とか食べ終わることが出来たぞ。

 

焼酎のロックを片手にこのタイミングを逃すまいと2階に上がることにしよう。

「追いついた勢いがあるから有利やと思うよ!」と寝る前に優しい言葉も忘れるものではない。

 

翌朝起きると結果は・・・。

やはりタブーは破ってはならないもののようである。

 

 

(了)