車好きオヤジのブログ

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さぷらぁ~いず・・・!

2016-03-28 18:05:00 | インポート

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「どこの誰だか知らないけれど 誰もがみんな皆知っている

月光仮面のおじさんは 正義の味方よ 良い人よ

疾風のように現れて 

疾風のように去っていく

月光仮面は誰でしょう 月光仮面は誰でしょう」

https://www.youtube.com/watch?v=GNvTyzJiCbA

 

子供の頃を思い出して大瀬康一を懐かしんでる訳ではない。

 

誰でしょうと聞かなくてもこのコミュの方ならほぼほぼ正解このお方。

そうW氏である。

 

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土曜日の昼頃連絡をもらい聞けば新幹線で京都にまで所用で来るらしく

日曜に仙台に帰る相変わらずの強行日程。

先日紹介のミューレンのシートについて興味津々で、

機会があればオヤジ号に試乗させてほしいと書いてあり、

土日も仕事なので京都は勿論のこと、仙台なんてまず絶対行けませんよと返信すると、

 

用件の終わった日曜の午前中なら時間が取れるので京都から大阪の方まで

厳密には私の仕事先(出先)までわざわざ来ると言うではないの。

 

そこまで言われりゃ是非とも体感いただこうとなった次第。

昼休みを挟む時間なら何とかなりそうだ。

 

ふと暫く洗車もスタンドでたまにするくらいでしてないのに気づいて

W氏に失礼はあってはいかんと慌てて手洗いすることに、あ~疲れた。

でも綺麗になると気持ちも良いものだよな。

 

翌日待ち合わせのJR在来線駅前で待機していると

降りたプラット上からにこやかに手を振るいつもの御大のお出ましだ。

 

久々の再会で固い握手もそこそこに早速同乗いただこう。 

まずは助手席でノーマルシートの感覚を覚えておいてもらおう。

 

助手席でも案外ゴツゴツ感がないと言ってくれたのは実際のところ、

オヤジ号は運転席以外はCrazzioの牛革シートカバーを着けており

座面にクッション機能が付加されてるのとボディダンパーや中発サス、KYBショックと

厳密には完全ノーマルではない。

 

KYB単体での性能で言えば減衰力はノーマル比2,3割は固くなっていたりして、

なかなか純正カムリと比べても同じでないとしか表現出来ないだろう。

 

だけど助手席でそこそこの評価なら今まで手を入れてきた方向性が間違ってなかったと思えるし、

いやが上にも運転席のミューレンに座ってもらった時の反応に期待がもてるってなもんさ。

 

時間は丁度昼前、一旦休憩し近所で知る人ぞ評判の蕎麦屋で昼食を取るとするか。

実はこの店4~5年前になるだろうか。

関西ツアーで大阪から神戸に移動中の竹田和夫氏がベースの大森氏を伴って

会いに来てくれた時にも案内し喜んでもらったところでもある。

 

だが開店時間前というのにもう既に一杯のお客さん、その時とえらく様子が違う。

久しぶりに行くとグルメサイト等で評判を聞いて来る客が増えて

いつの間にか超人気店になっていたのである。

 

それでも何とかギリギリ座席を確保。

お勧めの天ざるを2人前注文。

この店の親父は拘りの職人肌で水は岡山の湧き水、

蕎麦は北海道の幌加内産と素材も厳選し注文を受けてから麺を打ち、

切って湯掻いて天ぷらを揚げるので元々少々時間が掛かる。

当然いくら近くでも出前なんてのも以前から一切ない。

それが更に超満員のせいもあったろうが注文してから持ってくるまで何と50分。

カーナビが普及し裏道が抜け道でなくなったように飲食店も俄かグルメがこれだけ多いのは計算外だった。

 

それだけ待った甲斐があったかどうかはW氏に聞かないと判らないが出された代物はこれ。 

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私個人は蕎麦の麺のなんとも言えないシコシコ感が好きで

有名な出石にも食べに行ったこともあるけど、こちらの方が味はかなり上だと思っているのは事実。

今回はあまりの忙しさで親父は厨房に入ったきりだったけど、

暇な時ならまずコップに入れた水を持ってきて、それに漬けて食べてみろと言うだろうな。

要は蕎麦だけの味を感じてくれって訳である。

その次は自らちょろっと塩をまぶして食べろって言うのが通常のパターンだった。

この蕎麦を食った客の(喜んだり驚いたりする)反応を見るのが好きなのよ。

まあそれだけの自負があるという裏返しなんだけどね。

 

一番お勧めは家族とか恋人同士とかの親しい者同士で行って天ざる一丁にざるそば一丁の組合わせかな。

問題は何といっても天ぷらの方、量が私には多すぎる。

二人で分けて食べるのが丁度良いと思うのだけどね・・・。

 

たまたま向かいに相席となった老夫婦と孫の3人組。

地元の方で要領を得たもので3人で天ざる2丁にざる1丁、

ご主人の方は持参したキッチン挟みで上手に切り分けて食べてました、これ大正解。

ザルの大きさ比較すると天ぷらの量や長さが判るかと思うが全ては食べきれないくらい山盛り。

但しW氏は難なくたいらげてましたけどね(笑)!

これに後から蕎麦湯が出て来る段取りなのだ。

 

さあ、お腹も一杯になったところでW氏と運転を交代するとしよう。

 

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やはりシートの違いは明らかに感じてくれたようで特に太ももから膝までの

足の裏側のプレッシャーがないのがお気に召したようである。

大柄なW氏が私よりシートポジションが前だったのは意外だった。

足の長さ云々は言わないでおこう。

新大阪までの短い道のりだったけどコンフォート化したオヤジ号の

効果の一端は理解いただけただろう。

 

蕎麦屋から30分ほど走ればもうすぐに新大阪だ。

怒涛のような2時間はあっという間に過ぎ、月光仮面のおじさん、

いや、もといW氏は再び帰っていったのである。

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とにかく呆気に取られるくらいデンして戻るだけの再会だった。

ホンマようやる、この行動力には負けまんなあ・・・。

 

あの様子だときっとミューレン仲間になってくれる気がしますな。

 

(終わり)