原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

仙台で「祈りのカフェ」を行います

2013-11-07 | 祈りのカフェ
「祈りのカフェ」は
2012年1月に東京で初めての会を開きました。

仙台では、この春に続き、今回が2回目となります。

踊りも祈りそのものである、とわたしは思っています。
しかし踊ることにはちょっと抵抗のある方もいらっしゃいます。
そんな思いも感じて、この会を立ち上げました。
今回は、11/8の夜です。

こんな感じで行います。



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誰かのために祈る。
何かのために祈る。

知っている誰かのために、
知らない誰かのために。

なくなったひとのために。
なくなった動物のために。

生き延びた方のために。
生き延びた動物のために。

汚染された大地、海、空気などの自然のために。
100年後の地球のために。

and more…

ことばと祈りのすべてを我がこととして。

そして、
すべての場の平和と、
これからの希望のために、祈りましょう。

今までの方法ではない
新しい何かを感じ、見つけ、
その道を確かなものにするために。
新しい自分の道のために。
そして自分自身のために。

祈りを、生きるチカラに転換していかれたら、と思います。

◆「ヒーリングストレッチ&リラクセーション/祈りのカフェ」の流れ(多少変更がある場合もあります)

1)呼吸法/ヒーリングストレッチ&リラクセーション
(原キョウコが精神科、一般向けWS問わず、いつも行っているワークです。
静かに呼吸を整え、心身の状態をバランスを調えます)

2)祈りのカフェ
・祈りから連想することや、これを祈りたい、ということをシェアします。
・それぞれ個人が祈りたいことを祈ります。
・参加者全体で一つのことを祈ります。
  ※特定の誰かのために皆で祈ってほしい場合は状態を具体的に話して下さった方がよいかと思います。

(安全な空間を保持するため、ダンスセラピーと同じく
 この場で発言されたことに関しては、外に持ち出さないというルールで参ります)

自分自身がどんなことを祈りたいか、
事前に少しでも思い浮かべる時間を持たれるとよいかもしれません。


◆参考文献

・『奇跡を呼ぶ100万回の祈り』村上和雄著(SoftBank Creative)
 ※この本の印税は著者の意向により全額東日本大震災の被災者の方に寄付されるとの
ことです。311後の筆者の心境なども書かれており、ポイントが太字になっていて大変
読みやすいので、一冊目のテキストとしておすすめです。

・『人は何のために「祈る」のか』村上和雄・棚次正和 共著(祥伝社)
※祈りと遺伝子、宗教と科学についてもっと掘り下げたい方におすすめの一冊。
村上和雄さんは遺伝子工学の著名な研究者で、
棚次正和さんは宗教学者として祈りの研究と実践をされている方です。

311「祈りのカフェ」のご案内(東京)

2013-03-06 | 祈りのカフェ

もうすぐ東日本大震災から2年になりますね。

昨年同様、この日に
「祈りのカフェ」を行います。


☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆


あの日の地震と事故が起きてから、2年。

もう2年なのか、まだ2年なのか、
わたしにはよくわかりません。

ただひとつ分かるのは
多くの方にとって
傷はまだ癒えてはいないということ。
そしてあの日に起きた多くのことが
まだまだ終わってはいない、ということです。

被災地で避難を余儀なくされた方はもとより
大きな被災はしていなくとも
傷つき、おののき、悲しみ、憤りを感じたひとも少なくありません。

被災地で起きたことは
これからのわたしたちにも起こりうること、と
あれからずっと思っています。


誰かのために祈る。

知っている誰かのために、
知らない誰かのために。

なくなったひとのために。
なくなった動物のために。

生き延びた方のために。
生き延びた動物のために。

汚染された大地、海、空気などの自然のために。

and more…

ことばと祈りのすべてを我がこととして。


そして、
これからの希望のためにも、祈りましょう。

今までの方法ではない
新しい何かを感じ、見つけ、
その道を確かなものにするために。
新しい自分の道のために。
そして自分自身のために。

祈りを、生きるチカラに転換していかれたら、と思います。

どなたでも、
祈りたい方の参加を歓迎致します。


☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・'゜☆


日時:2012.3.11(月) 18:30~20:30くらいまで(途中参加/途中退室もOKですが、ご都合をお知らせください)

場所:渋谷区内の施設(渋谷駅から10分位の場所です。お申し込みの方にお知らせします)

内容:シェアのじかんと祈りのじかん

お持ちいただくもの:キャンドル

参加費:(会場費を人数で頭割りにしたいと思います。人数によりますが数百円から千円程度)

※harakyon☆m02.itscom.net(☆→@)までメールにてお申込みください。
ご質問や提案などありましたら、どうぞ。

※今回の主催は原キョウコ個人によるものです。
ひとりの参加者として、参加の方と言葉を交わしたり
わたし自身もじっくりと祈りのじかんを持ちたいと思っています。
特別な何かや、細かいタイムスケジュールは今回考えておりませんので、ご了承ください。



311「祈りのカフェ」2ndを終えて

2012-03-13 | 祈りのカフェ
3/11の日曜日、
「祈りのカフェ」の第2回目を行いました。

今回は311で亡くなった方、生き抜いた方へ、
そしてこれからを生きていく私たちすべてのためへの祈りを、と考えていました。

ヤヨイさんが「今回は桜を使ったお菓子を作ります」と提案してくれたことから、
ああ、桜は生と死の象徴でもあるし、希望の象徴でもあるな、と思いました。

共催の瑞穂さんが山形の「啓翁桜」という種類の桜を見つけてきてくれました。
お出ししたのは、桜茶と桜餅。
手が汚れないように、というヤヨイさんの配慮で
桜葉は白あんの中に練り込まれており、
桜模様の和紙でくるんでありました。

東北の方向に向けて桜の花、キャンドル、お茶とお菓子をお供えしました。

まだ2回目のこの集まり、初参加の方もいらっしゃいましたが、
最初のシェアで皆さんお互いの言葉を大切に受け止めてくださいました。
コトバにならないことも含めて。

そして呼吸法のあと、ホ・オポノポノを祈りの糸口として行い、
その後は前回よりもたっぷりとひとりひとりの祈りの時間を持ちました。

わたしの場合は…
手を合わせて祈った後に
指先と腕が動き始め
種を播くような動きや珠を磨く動きが出てきました。
何も考えずに動きに身をゆだねていると
パッと仏像のお顔が見えました。
あ、弥勒菩薩だ、と瞬間的に思いました。
「ああ、これからもいろいろなことがあっても大丈夫なんだ」と直感しました。

そして閉じたまぶたの裏には
祭壇に飾ったキャンドルの炎が、実際よりもとても明るく感じられ
「ああ、東北も大丈夫なんだ」というメッセージに感じました。
そのときの自分の顔には、笑みを浮かんでいました。

マインドが活動をやめ、
自分が無になったとき
ふっと入ってきたそのことが
何の根拠もなく信じられました。
遠い先のことかもしれないけれど。

現実的には楽観視できないことの方が多いし、
環境への不安も沢山ある。
困難も、まだまだ続くでしょう。

そんな中で
そう思えたこと自体が
何よりの「希望」です。

集まって下さった方々にも改めて感謝です。
とても気持のいい「場」となりました。

終了後、内容についていろいろご意見/ご感想もいただきました。
それを受け止め、次回からの祈りのカフェに生かして参ります。

ダンスと祈りは自分にとっては同義です。
それは「手を合わせる」ということと同じくらい自然なことです。
自我でないところに身をゆだねることそのものです。

自我を超える、ということをきっかけに
マインドではなく「身体」や「魂」、
ひいてはそれらをも含む、大きな意味での「自然」に
出会っていただくきっかけになれたら。


次回は6月を予定しています。

お菓子を作って下さったヤヨイさんのBlogをリンクします。
こちら!

311「祈りのカフェ」に向けて

2012-03-06 | 祈りのカフェ
自分に縁があるひとたちのいのち。
被災地や原発周辺にいるひとのいのち。
そして、そのいのちをつなぐ日本や地球の環境。
それを思う時、思いはおのずと祈りになる。
ちっぽけな自分の祈りも、
祈り続けることが強さになっていくと思う。

根拠などなくても
直感と確信があれば
それは何かにつながっていく。
それを信じ続けていくしかないし、
それがあるからこそ
行動につながり、
何かを思う人たちへの
リレーにもなる。

自分の中の、そういう、愚直でバカな部分を信じている。

祈りは
自分のチカラではどうにもならないことから始まる。
畏怖、畏敬、そして感謝、反省。

大切な人を喪った方の悲しみは
長い時間癒えることはないだろう。

それでも、
そこから生まれる何かも、きっとあるはず。

少しずつだけれど、少しずつでいいいのだ。

そんな希望の芽を見いだすためにも
311は「祈りのカフェ」で
大切な「場」を作りたいと思うのです。

自分の思いを感じ、
自分の言葉を語れる「場」として。

病気のサバイバーや
喪失体験のある方の自助グループは多いけれど
これは(どんなかたちであれ)震災を体験した
わたしたち当事者のグループであると思う。

どんなことがあっても、
死が訪れるその時まで、生きていくために。

***********

「祈りのカフェ」
3/11(日) 14;00~16:45
恵比寿にて開催。
参加費 1500円
詳細はhttp://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/bba8e3308c12bf3eb5931ca8d5518c32

定員まであとわずかです。


お申込みはharakyon☆m02.itscom.net(☆→@)までどうぞ。


第2回「祈りのカフェ」のご案内 3/11(東京)

2012-02-27 | 祈りのカフェ
3月11日。
「祈りのカフェ」を開催します。

あの東日本大震災から1年。
ひとりひとりの想いを胸に、一つの場に集い、
鎮魂と復幸の祈りを捧げたいと思います。

「祈りのカフェ」は、
特定の宗教によることなく向き合い、考え、共に祈る場として
今年1月にスタートしました。

日本人は古来「祈りの民」であったそうです。
ありがとう、おかげさまで、幸せでありますように・・・
私たちは日々、たくさんの祈りの言葉を口にしています。
そうした日常的な祈りを、さらに深めて広げていく機会に
「祈りのカフェ」がなることを願っています。

祈りは、自分の内と外とに存在する“大いなる何か”とつながること。
想いをつたえ、力をいただき、与えていくもの。

わたしたちひとりひとりが、いかなる状況であっても
自分自身の内なる声に耳を傾け、
こころの中に小さな灯をともすこと。
そしてそれを持続し続けること。
ひとりだけでなく、誰かと分かち合えること。
そんな場にしたいと思っています。

3.11、一緒に祈りを捧げましょう。
あなた自身のために、そして誰かのために。


<祈りのカフェ>

・日時:3月11日(日)14:00~16:45(受付開始13:45)
・場所:恵比寿(お申し込みの方にご案内をお送りします)
・参加費:1500円(ナチュラルフーディスト:ヤヨイさんによる
     手作りのオーガニック茶菓つき)


◆内容:特定の宗教によることなく、「祈り」について考え、共に祈る集まりです。
 
おおよそ以下のような流れを想定しています。
・祈りについての想いなどをシェアします
・14:46に黙祷を行います
・祈りに集中するためのウォーミングアップを行います
・鎮魂と復興への想いを共有し、それぞれ自分のスタイルで祈ります

*祈り方のスタイルは、ご自分の心のままに。主催者側から特に提示はしませんが、
 祈りに集中しやすいように誘導は行います。すべてにおいて一切の強制はありません。
*ご事情により途中退出されても結構です。


◆テキスト:できればどちらかお読みになって参加してください!

・『奇跡を呼ぶ100万回の祈り』村上和雄著(SoftBank Creative)
※この本の印税は著者の意向により全額東日本大震災の被災者の方に寄付されるとのことです。
311後の筆者の心境なども書かれており、
ポイントが太字になっていて大変読みやすいので、
一冊目のテキストとしておすすめです。


・『人は何のために「祈る」のか』村上和雄・棚次正和 共著(祥伝社)
※祈りと遺伝子、宗教と科学について深く掘り下げたい方におすすめの一冊。
村上和雄さんは遺伝子工学の著名な研究者で、
棚次正和さんは宗教学者として祈りの研究と実践をされている方です。


◆お問合せ/お申込み:harakyon☆m02.itscom.net(☆→@)までどうぞ。受付は先着順となります。

◆主催:原キョウコ(セラピスト)、大和田瑞穂(コピーライター)

主催者のプロフィールはこちらをご覧ください。
原キョウコ
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/44e42126e363b2abd551613ec6399ceb
大和田瑞穂
http://lenz03.blog40.fc2.com/blog-category-6.html

「祈りのカフェ」のご案内

2012-01-03 | 祈りのカフェ
皆さんそれぞれにとって、
2011年を一言で表すならば、どんな言葉になるでしょうか。

先日、WSでそんな質問を考えた時
自分にとっては何だったのだろう…と思い返すと
「祈り」が浮かんできました。

地震直後の3/13,
人の少ない箱根神社で祈りを捧げて来てから
気がついたら、ほとんど毎日祈り続けていました。
そうせずはいられない気持でした。
人生の中で、こんなに誰かや何かのために祈ったことはありませんでした。
そんな思いを持った方も少なくないと思います。

6月には仙台でセッションを行い、その後に南三陸を訪れることができました。
あの風景と匂い、地元の方の言葉はずっと忘れることはできません。

そして8月の合宿では
誰が言い出したわけでもなく、
自然に皆の踊りが祈りになったことがありました。
静謐で美しい時間でした。
ひとりではなく、だれかと共に祈ること。
その大きなエネルギーを感じることのできた時間でした。

ある時期から、
わたしにとってダンスは「祈り」そのものでありましたが、
東京でも「祈り」をテーマにした「場」を持ちたい、とずっと思い続けて来て
今回の震災をきっかけにその機会が巡って来たようです。

日本人は古来より「祈りの民」であったそうです。

何かのために、誰かのために、自分のために祈りたいことがある方、
祈りについて考えてみたい方、共に祈りたい方、語り合いたい方、ぜひおいでください。

わたしたちひとりひとりが、
いかなる状況であっても
自分自身の内なる声に耳を傾け、
こころの中に小さな灯をともすこと。
そしてそれを持続し続けること。
ひとりだけでなく、誰かと分かち合えること。

そんな「場」を作ろう、と思っています。


<祈りのカフェ>

日時:1/15(日)14:00~16:45
場所:恵比寿(お申し込みの方にご案内をお送りします)
参加費:1500円(ナチュラルフーディスト ヤヨイさんによる手作りのオーガニック茶菓つき)


◆内容:

特定の宗教によることなく、「祈り」について考え、共に祈るワークショップです。

おおよそ以下のような流れを想定しています。
・テキストの内容をもとに「祈りとは何か?」を話し合います。
・祈りが通じたエピソードなど祈りにまつわる体験をシェアします。
・「いま祈りたいこと」を明確にして、それぞれ自分のスタイルで祈る時間を設けます。
・「みんなで祈りたいこと、祈って欲しいこと」を出し合い、祈りのリレーを行います。

キーワードは、Pray/Heal/Awareness/Share。


◆テキスト:できればどちらかお読みになって参加してください!

・『奇跡を呼ぶ100万回の祈り』村上和雄著(SoftBank Creative)
 ※この本の印税は著者の意向により全額東日本大震災の被災者の方に寄付されるとの
ことです。311後の筆者の心境なども書かれており、ポイントが太字になっていて大変
読みやすいので、一冊目のテキストとしておすすめです。


・『人は何のために「祈る」のか』村上和雄・棚次正和 共著(祥伝社)
※祈りと遺伝子、宗教と科学について深く掘り下げたい方におすすめの一冊。
村上和雄さんは遺伝子工学の著名な研究者で、
棚次正和さんは宗教学者として祈りの研究と実践をされている方です。



お問合せ/お申込み:harakyon☆m02.itscom.net(☆→@)までどうぞ。
          受付は先着順となります。


主催:大和田瑞穂(コピーライター)/原キョウコ(セラピスト)