原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

ゼロ原発の日。(田中優さんのメルマガより)大阪の人はぜひ読んで下さい

2012-05-06 | 今日のひとこと
緊急拡散希望、ということでしたので
田中優さんのメルマガより転載致します。
(問題があれば削除しますのでその際はご一報を)



<緊急拡散希望!>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
◇■ 田中優より ■◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「偽装停電の夏」をくいとめよう  


5月5日の今日、北海道電力の泊原発が停止し、
42年ぶりに原発の稼働していない日を迎えた。  

うれしい日に申し訳ないのだが、この先の不安を伝えたい。
ぼくとしては珍しく、拡散してほしい話だ。

何かというと「偽装停電」の不安だ。
市民が「原発なしでも電気は足りる」と言っている最中、
停電させるのは「やっぱり原発が必要なんだ」というPRに使える。 

電力会社と政府は、去年も「計画停電」を偽装した。
その前に「需給調整契約*」を使って大口契約者の電気を止めれば足りたのに、それをしなかった。

しかもピークの出ない土日や平日の夜間、街路灯まで消した。
これは偽装だろう。そこまでする人たちが、この「原発は不可欠」と訴えたいこのタイミングを逃すだろうか?

もともと家庭の電気消費は少ない。2010年で年間わずか22%にすぎない。
しかも足りなくなるのはピーク消費のある、ごく一時的だけだ。

ピーク時の「夏場・平日・日中」は、家庭の三分の二は不在で、
ピークの電気消費に対する家庭消費の割合は1割にすぎないのだ。
だからそもそも家庭の問題ではない。節電すべきなのは事業者なのだ。  

しかし大阪市の橋下市長はすでに、
「産業には影響を与えず、家庭に冷房の温度設定など負担をお願いすることになる。
安全はそこそこでも快適な生活を望むのか、不便な生活を受け入れるか、二つに一つだ」と話し、
大飯原発3、4号機を再稼働の問題を、人々のライフスタイルの問題にすり替えている。

それは橋下が2月に経産省や民主党幹部と隠密裏に意見交換した後のことだ。
とっくに橋下は心変わりをしている。偽装停電させれば、人々の「原発必要神話」は復活する。
なんとステキなプランだろうか。電気消費の半分を占める上位200社は守られて、
中小零細では停電して、コンピュータの重要なデータを失う。
しかし原発で豊かになるのは200社の側なのだから、これは魅力的な作戦ではないか。

ぼく自身、その問題があるので、無制限に「原発なしでも電気は足りる」とは言って来なかった。
「こうすれば足りる」と、具体的な節電策やら料金設定やらを提案してきたのはそれが理由だ。

日本の電力業界は信用に値しない。日本でなら偽装は可能だと思う。
他の先進国よりはるかに情報が公開されておらず、昨年の「計画停電偽装」の実績もあるのだ。
日本で隠しおおせる可能性は高い。  

ピーク時に電気が足りてしまう危険性は大きく四つある。
1.揚水発電の緊急電力
2.他の電力会社からの融通
3.電力需給調整契約
4.自家発電などの余剰電力 だ。

ぼくが電力会社だったらこうする。

まず、揚水発電所が使えないようにするために発電所の稼働数を減らす。
揚水発電は単なるバッテリーだから、前日までの電気があれば貯めておけば足りてしまう。
ここに水を貯めておく余裕はなかった、夜間の深夜電気に余裕がなかったと言っておけばいい。
すでに関電は使うことのできる緊急用の老朽化した火力発電所は一基だけだと発表済みだから、この点はカバーできている。

次に、他の電力の融通を受けない仕組みにすることが大事だ。
関西電力は、実は中電・北陸電力・中国電力と送電線がつながっていて、
余剰電力を受け取りやすい位置にある。実際には、この融通電力は非常に高くつくことが問題だ。
「受け取るより原発を動かしたい」のが再稼働を求める本音だ。だから他の電力会社もひっ迫していることにする。
それはすでに各社発表済だ。

三つ目に大口の大手会社に協力してもらい、停電しない根拠とされてしまう「電力需給調整契約」を結んでおく。
東京電力はこれで計画停電を避けられたはずのに、それをせずに計画停電を実行した。
ばれないならそのままでもいいかもしれない。でも万が一のことを考えて契約数を増やして、
「大口の大会社も努力してくれているんです」と主張できるようにしておく。

四つ目に大企業が持っている自家発電を頼れないものにする。
これは電力会社以外の電気を買い取る実績になるからもともとしたくない。
東京電力もしなかった。とすれば「系統が不安定になる(電圧が不安定になる)」とでも言っておけばいいかもしれない。
もしくは邪魔になる自家発電を停止させるのがいいかもしれない。
「自家発電電気のひっ迫」や「緊急時の発電機は不安定」と言っておけばいいかもしれない。
 そして偽装停電させる。中小零細企業は特にバックアップ電源を持っていないから、当然騒ぐだろう。
「どうしてくれるんだ、市民がバカみたいに原発なしでも電気は足りると騒いだ結果、
我々の業務には大きな被害が出た(実際に大きな被害が発生するだろう)。
やっぱり原発なしでは雇用も守れない、原発再稼働は生命線だ」と怒りだす。しめしめ、これで原発は当分不滅のものになる。

これが偽装停電のシナリオだ。
橋下市長は上に見たようにすでに主張を変え、現実には関係のない「市民のライフスタイル論」に責任をなすりつけている。
すでに大阪市を手伝っている市民活動家は梯子を外されている。
彼らの面子に配慮したりはしないだろう。

このことを多くの人たちに知らせてほしいのだ。
もちろんテレビも新聞もあてにはできない。後になってから「検証」なんて言うだけだ。

しかし今の私たち市民には、インターネットとSNSがある。
彼らが偽装停電ができなくなるくらいに多くの人に知らせよう。
ここは市民の伝達力と、原子力マフィアの伝達力の勝負になる。もちろん彼らの方が物量ともに圧倒的だ。
しかし市民の小さな伝達が何度も繰り返し行われることで、彼らの偽装停電を止められることになるかもしれない。

可能ならチュニジアのジャスミン革命のような伝達力を持って、彼らのもくろみを失敗させよう!


* 「需給調整契約」とは、大口企業の電気代を割安にする代わりに、
電力需給がひっ迫した際に、電気利用の削減義務を負う契約。
具体的には数時間前に連絡を受けて、工場を止めたり、
冷房を切ったりする義務を負う代わり、電気料金を安くしてもらう契約。

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<1992 地球サミット>セヴァン・スズキ(12才)のスピーチ。

2011-04-15 | 今日のひとこと
マイミクさんの日記から、
許可を得て転載させていただきました。
ぜひぜひ読んでください。

*******以下 引用です。


1992年  リオデジャネイロで開催された地球サミット。

その場で、12歳のセヴァン・スズキという女の子が
スピーチを行った。


福島の原発事故の先行きが不透明な今。
「一日も早く~」としか言えない東電トップ。
今 何が起きてて、何が可能で、何が不可能なのか。
避難されている方々へ、何年待てば住み慣れた我が家に
帰れるのか、そういう基本の基すらいえないこの国の
政治・経済。メディアに 送る。

真摯に読み返してほしい。

そして、まだ『安全な原発だったら大丈夫』とか
『想定外の大地震と大津波がきたから、福島は仕方ない。
 日本の英知で、放射能の流出は止まるはず。経済を停滞させ
 てはならない。反原発というのなら、今年の夏はどうするんだ』
とか悠長なことを言っている場合じゃないことを。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


こんにちは、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。
エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。
カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。
あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、
自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。

 
今日の私の話には、ウラもオモテもありません。
なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。
自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。


 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。
世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。
そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。


 太陽のもとにでるのが、私はこわい。
オゾン層に穴があいたから。
呼吸をすることさえこわい。
空気にどんな毒が入っているかもしれないから。
父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。
数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。
そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。
それらは、もう永遠にもどってはこないんです。

 
私の世代には、夢があります。
いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。
でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?
あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。


 こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、
私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。
まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。
でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。


あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。

オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。

死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。

絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。

そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。


 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。

 

ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。
あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。
でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。
そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。

 
私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。
そうです50億以上の人間からなる大家族。
いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。


国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。
私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、
ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
私は怒っています。
でも、自分を見失ってはいません。
私は恐い。
でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。


 私の国でのむだ使いはたいへんなものです。
買っては捨て、また買っては捨てています。
それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。
物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。 


カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。
時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。

 
2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。
ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
 

「ぼくが金持ちだったらなぁ。
もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」


 家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、
すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。


 これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭をはなれません。
どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。
私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。
ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドでこじきをしてたかもしれないんです。


 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。
私はまだ子どもだけどこのことを知っています。

 
学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。

たとえば、
 

争いをしないこと

話しあいで解決すること

他人を尊重すること

ちらかしたら自分でかたずけること

ほかの生き物をむやみに傷つけないこと

分かちあうこと

そして欲ばらないこと


 ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。

 
なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。
そしていったい誰のためにやっているのか。それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。
あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。 


親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子供たちをなぐさめるものです。
あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。
しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。
おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。


 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、
なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。
しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。


あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。
しかし、私はいわせてもらいたい。
もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。

 


最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。
 
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不安を軽減するカンタンテクニック/日常編

2011-03-22 | 今日のひとこと
☆被災地向けの情報ではありません。

首都圏では、被災地に認定されたところはあまり多くはありませんが、
原発の状況に多くの方が不安を抱えているのを感じます。

先週に比べると、かなり落ち着きつつはありますが、
この未曾有の事態の先行き不透明さ、放射能の「見えない」恐怖に反応している方が多いのは当然のことです。

<不安は、心の弱さではありません。>

今の状態に不安を感じるのは「アタリマエ」のことです。
恥ずかしいことではありません。
けれども、それに呑み込まれてはいけませんね。

それよりも、
不安感を別の何かに転じることがとてもだいじ!


<不安なときの心身の症状>

足許がふわふわする
胃が痛む
食欲がない
肩こりがひどい
背中が痛い
寝つきが悪い/眠りが浅い
疲れを感じない
呼吸が浅い
じっとしていられない
音に敏感になる
目がちかちかする 

感情が動かない
顔がこわばる
イライラする
怒りっぽくなる
テンションが高い
そわそわする
やる気が出ない
何かしようとしても何をしていいかわからない
集中力がない

などなど。
(個人差があります)

アタマでなんとかねじふせようとするより、
ご自分に合ったテクニックを試してみて下さい。


<不安を軽減するカンタンテクニック/日常編>


1.深呼吸をする

多くの方が言っていますが、いちばんカンタンで効果的。
鼻から吸って、口から吐く方法をおすすめします。

吐く息を先に、吸うときは自然に吸えるだけでいいのです。
吸ったら横隔膜でちょっと止めます。
それから吐くほうがやりやすいのです。

吐くときに上半身の緊張を緩めて、下半身に重心を下ろす意識を持つのがポイント。


2.いつもと同じことをする

基本ですね。
そして、いつもよりも心を込めて、ていねいにしてみます。
集中することが精神安定につながります。


3.自分から人とつながるアクションを起こす

いつもなら何か用がないと連絡できないひとや、
しばらく会っていない親戚や友人に電話やメールをしてみる。
自分からはなかなか口を開けないひとも思いのほか、多いはず。
できれば、声を聞く方がおすすめ。
(会えるのがいちばんいいけれど)
特に、高齢者の方にはぜひコンタクトをとってあげてください。
一人暮らしの方にも、ぜひ。

長い時間でなくてもいいのです。
だれかに思ってもらっている、というのはとても
嬉しい気持になります。そして、自分も。

これを「おせっかいプロジェクト」と名づけています(笑)

人を助けることは自分を助けることです。


4.ひとの手を利用する

確かな技術を持ったプロの手で、身体に接してもらうことで
その症状の軽減を期待できますし、
気分転換を図れます。
触れられることは自律神経の安定につながります。
(個人差はあります)


・美容院でシャンプー、カットしてもらう
・ネイルサロンに行く
・リフレクソロジーや、マッサージ、エステなどを受ける
(特にアロママッサージは精油を使うのでダブルの効果を期待できます)

もちろん、家族や友人同士でのスキンシップができれば
それに越したことはありません。

いつもはこんなことしない、ということほどいいかもしれません。
こういうときにこんなことをするのは…という罪悪感も伴いがちですが、
不安なままでいるより、ココロを落ち着けるための処方箋のつもりで!



5.歌う、踊る、絵を描く、粘土をいじる

外出が不安なとき、
ひとりで部屋でもできます。
だれかと一緒なら、もっと楽しい。

好きな音楽をかけて歌ってみる、
めちゃめちゃな動きでもよいので踊ってみる。
歌いながらは、なおいいかもしれません。

声を出すことで呼吸も促進され、
胸や背中が楽になります。

踊るのがニガテなら、足踏みするだけでもかまいません。
一定のリズムは、規則性と安定感をもたらします。


絵は、写生でいいのです。
部屋の中にあるものを描いてみる。
花や植物、好きなものなど。

それも苦手な方は塗り絵がおすすめ。
大人のための塗り絵も売っています。
やってみると、意外に集中します。

粘土は100円ショップでも売っていますね。(紙粘土以外の、固まらないものがおすすめ)
何かを作らなくても、まんまるを作るだけでも充分。
何度も使えるし、ぶん投げても安全。
心身ともに落着いてきます。


6.アロマオイルやお香の使用

部屋で焚くのはもちろんのこと、
オイルはいつも携帯できるのが便利。
込んだ電車の中やオフィスでちょっと匂いを嗅ぐ、
マスクの内側につけるなど、
ちょっとしたことでも不快感をやわらげてくれます。


********

このほかにもいろいろありますが、まずはこんなところを。

カンタンなことばかりです。
けれども、やってみると確実に気分が変わります。

ココロを意識で変えるのはむずかしい。
でも、行動は変えることができます。
行動が変わればココロの状態も変わります。


落ち着きと穏やかさを取り戻すことが
今はわたしたちの大事なしごとです。


長期戦になりますので
心身をいたわりながら
参りましょう1






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シェアしたいきもち。

2011-03-17 | 今日のひとこと
3/15に上げた記事への返信をさまざまいただきました。

私自身も、読んでいて、身体が暖かくなったり、ふっと力が抜けたり、
倍返しのエネルギーをもらった!という感じです。


人を思うきもち、
思いやるきもち、
なにかを大切に思うきもちは、

この不安の中で混乱して、ふだんの状態を忘れかけていても
誰の心の中にも、確実にあります。

それを取り戻す時間を、少しでもふやしていけたら。


いただいたメール、
メッセージを読んで下さったみなさんにシェアしたいきもちになりました。
ふだんはしませんが、こんなときなので…

わたしも、元気出たです。

みんな、ありがとう。

******

「何だか自分を取り戻したような気持ちがします。また祈ります。」

「呼吸法を試したら少し落ち着きました。
祈りは岩をも突き通すと聞いた事があります。
希望を捨てずいます。」

「世の中じゅうが不安にさらされ、消耗しているときに、こうした大切なメッセージをどうもありがとう。
最悪に思える状況が、じつは未来への光になるといいなと祈るばかりです。」

「なんとなく皆、気持ちがわさわさしているときに必要なメッセージを送って
 いただいてありがとうございました。」

「励まされるメッセージをいただいてありがとうございます。
一人でいると不安になりましたが、それを打ち消してしっかり!しなくっちゃ
としている自分に、気づきました。」

「送ってくださったメールを読んだことが、きっかけとなったのだと思いますが、
今日のお昼ごろから、ほんとうに、今が、私の「変容」のときであるのだという感覚を、
身体で感じています。
下腹部のあたりから、ずっず~んと湧いてくる感じです。」

「いつも素敵な言葉で気づきを届けてくださいますが、
今回の内容は特にこころを動かされました。
とにかく自分がやれることを心を込めて、祈りを込めて
冷静に、丁寧に、誠実にそして前向きに行っていこうと
考えることができました。」

「『読む』ことで、今の自分の状況を客観的に観察できました。
不安であることは、弱さではなくて事実。
不安であることを隠すのでなく、
受け入れ共有することが大切だと思いました。
不安も、苦しさも、物資も、知恵も分かちあっていきたいです。
買い溜め衝動のように、死への恐れから発する行為は
ますます恐れを呼び、感覚の麻痺・愚鈍・孤立・死の隠ぺいに繋がるのではと思っています。」


「今回のことで心から、美しく生きていきたいと思いました。
私が思う美しさとは
分かちあうこと。共感する力。笑顔。心も体も差し出して空っぽになってゆくこと。
自我をどんどん手放してゆくこと。」

「今回の地震で私も含め、生と死の境があいまいになった人も多いと思います。
私達は生かされている。
死を恐れるのではなく、
生を喜びあう。無事に再会できたことに感謝する。
生への認識ががらりと変わりました。」

スタジオ・バミさんのブログにも。



そして被災した仙台の方からも以下のメールをいただきました。

「日本は今大々的に浄化が行われているのだと思います。
この試練を乗り越えた我々日本人はこの先、今度は世界でリーダーシップを発揮し、
全世界の人々を、そして、地球を助け、守っていく役を担うとになるのでしょう。

個人的には地震直後から不思議と落ち着き払っている自分が恐いくらいです。
なんというか…肝が座っているというか…原発事故の件は神経過敏になりましたが、
今自分にできる策をこうじたあとは、安定しています。
何故か、何かに守られているという漠然とした、でも確固たる信頼感に満たされています。
浄化…待ち望んでいたチャンス。すっかりきれいになるぞ~」


……こちらが励まされました。ありがとう!

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「希望」を忘れないでいこう。

2011-03-15 | 今日のひとこと
みなさんが落着いて無事に過ごされていることを祈っています。

被災地の方には
とにかく救援と物資が少しでも早く届くこと、
そしてひとりでも多くの命が助かりますよう
ずっと強く祈っています。


<今わたしたちがすべきこと>

今こそ、しっかりとセルフケアをしていきましょう。

不安になるのはアタリマエ。
そして、「ああ、不安になっているんだなあ」と
自分の気持を「観察」する姿勢を忘れないこと。
不安に踊らされないこと。
不安は自分の中の一部であって、
すべてではないのです。
それをしっかりと認識すること。

情報は冷静に判断すること。
メールなど回って来たら、
その情報のソースを必ず確認しましょう。
善意が広がって尾ひれがつきデマとなり、パニックを引き起こす可能性もあるのです。


深呼吸をすること。
椅子に座っていても床に座っていてもできます。
息を吐くときに、
横隔膜の動きをしっかりと感じて
丹田に重心を落とし込むようにしてみて下さい。

気持が落着くのと、
重心が下半身に落ちることで
足許がしっかりしてきます。

そしてストレッチなどして身体感覚を取り戻して。

いつもセッションの際お話ししますが
身体が安心感を取り戻すと
心も安心感を取り戻します。


テレビは見過ぎないで下さい。

情報は冷静に選択して下さい。

好きな音楽を楽しんで下さい。

友達や知合いや周りの方に
声をかけてみて下さい。
メールでもよいのです。

ひとりでいると不安が昂進する場合もあります。
だれかと話すことや語りかけることで
落ち着きを取り戻したり
気持を共有できたりして
楽になります。

そして大変そうな方がいたら
話を聞いてあげてください。
誰かを受け止めることも
自分の大きなチカラになります。


ただし援助職の方はキャパシティを超えないように注意して。


自分の疲れが過度になりすぎていないか、
時々身体への意識を向けてみて下さい。
身体は必ずサインを出しています。

感情が動かなかったり、ひどくぼーっとしていたりする場合は
過度に感覚を麻痺させている可能性があります。
(当然の反応です)
ときおり、暖かいものを飲んだり
できれば、甘いものを口にしたりしてください。
少しでもほっとできる時間を持つようにして。
だれかとハグするなど、
身体接触も感覚を取り戻したり安心するにはとてもいい方法です。

被災地のことを思うと罪悪感が出てくる方も
たくさんいらっしゃるでしょう。
それも、当然の反応です。
その気持を祈りに変えましょう。

泣けるときには泣いて下さい。
呼吸も楽になり、
気持も楽になります。

笑えるときは、笑いましょう。

足りないものがあっても
工夫すればなんとかなると信じましょう。


深刻になり過ぎないように!


<希望を忘れない>

わたしたちが今最も忘れてはいけないのは
「希望」です。

原爆、阪神などの大規模災害に見舞われても
黙々と復興を続け、奇跡的な復活を遂げた
日本人の持つ底力を信じて、
この状況を力を合わせて乗り越えて行きましょう。

この試練を乗り越えたとき、
わたしたちには必ず大きな力がもたらされます。

今は日本全体のアセンションかもしれません。
新しい日本に生まれ変わるプロセスと感じています。

ひとりでも多くの方が助かること。
少しでも被害が少なくなること。
それ自体が大きな「希望」でもあります。

必ず立ち上がることを、「信じる」こと。




<祈り>

そして、
祈りましょう。
祈りは見えなくとも大きな、強いエネルギーです。

被災地に、
自衛隊や消防、警察、東電関係者など
不眠不休で働いている方達に
祈りのエネルギーを送って下さい。

原発のためにも祈って下さい。
原発の火のエネルギーが、
水のエネルギー(雨)によって
鎮められて行くことをイメージして祈って下さい。

火は怒りかもしれませんね。
水はそれをクールダウンさせるエレメントです。



原発等の影響がない地域の方は
日々の生活を楽しんで下さいね。
日本中暗くなってはいけないし、
創造的で明るい、いいエネルギーを発散して下さい。
この先の日本復興のための、いいアイディアをたくさん考えて下さい。

風に乗ってこっちに届くといいなあ(笑)



<お願い>

昨年3回、そして今年の1月と
仙台ホリスティックセラピー研究所主催でWSをして参りましたが、
主宰の遠藤園子さん、そして参加者の皆さんの安否が分かりません。
もしも何か情報をお持ちの方は
harakyon☆(☆→@に変えてね)m02.itscom.netまで
連絡を!!!

↑追記 これを書いたあと、早速無事だとお知らせが届きました。
ありがとうございます。


そして、
皆さんからの書き込みやmailをお待ちしています。
安否報告でも、何となくでも。
セラピストの端くれとして
しっかりとさまざまな感情を受け止めて参ります。

阪神の体験者の方からのメッセージは特に伺いたいです。


ツイッターは
こちら

地震直後の、いつ終わるかもしれない停電状態の中で
ツイッターは本当に助かりました。
連絡がとりやすい!非常時にはとても有効でした。
フォロー歓迎です。


励ましのメールやいいニュースも歓迎。
ここにアップしていきます。


<3/19のダンスセラピーWS>

19日土曜の東京、青山のWSは今のところ行うつもりでおります。

こういうときだからこそ、
身体まるごとの安心感、実在感を持つことが必要だと
心の底から思っています。
ひとりではない、と感じられるワークをしたいと思います。

電車の動き具合、安全状況等によりますので、またアップします。


*****


支え合い、励まし合い、
希望を忘れずにいきましょう!

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『現代の矛盾』

2011-02-14 | 今日のひとこと
大きくなった家、少なくなった家族
便利になって、時間がない

増える学位、鈍くなる感性
増す知識、衰える判断力
増える専門家、増える問題
増える薬、損なわれる健康

はるか月まで行って帰ってくる時代
新しい隣人に会う為に道一つ越えられない

情報を蓄え、複製するためにコンピューターを作り、
真のコミュニケーションは減る
私たちは量を重んじ、質を軽んじるようになった

ファーストフードと消化不良の時代
大きな身体と狭い心、伸びる利益、そして薄まる絆

ショーウィンドウに多くのものが陳列されていて
倉庫には何も無い、これが我々の時代だ


☆☆☆

ダライ・ラマ14世の言葉です。


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ことばという「呪」

2011-01-28 | 今日のひとこと
呪、という文字がある。

のろい、と読む人が多いかもしれないが、

しゅ、とも読む。

まじない、とも読む。


「呪縛」のじゅ、である。


ことばにはそういう側面がある。


ことばで規定されたことには
誰かや自分に「まじない」や「のろい」をかけてしまうことがある。

だれかから発せられたコトバが
長い間、自分で自分を縛り付けていることがある。
気づかないうちに。

ただのコトバに縛り付けられていることに
気づくことがまず第一歩。

そしてそれは過去のものであり、
現在のものではない、と思うこと。

それをすることで
「呪」は手放されていく。

どうぞ、たくさんのことを手放して下さい。

身体にはもっと空間をもたなければいけない。

新しい何かを受け入れるために。

ただただ、空っぽであることを感じるために。


誰かに罵倒されたことも、
愛していると言われたことも。

過去は現在ではない。


過去で満たされた身体を持ち続ける必要がどこにあるのだろうか??


今、この瞬間を生きるために。




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あけましておめでとうございます!

2011-01-06 | 今日のひとこと
今年もよろしくお願い致します。

スケジュールのアップなど
しなくてはいけないことが山積みですが…

ヒーリングストレッチ&リラクセーションクラスは
1/16(日)、千駄ヶ谷区民会館で行います。
ダンスセラピークラスは1/22か23を予定しています。
お知らせ記事はまたアップ致します。


病院以外で
今年初のセッションは
1/9(日)
仙台ホリスティックセラピー研究所主催の
1DAY WSからです。



変化、変容ということがキーワードの今年、

新しいことを始めてみる
無謀とも思われるチャレンジをしてみる
長年手放せなかった何かに気づく
毎日の中の微細な変化に気づきを持つ

などなどに
トライしたり
継続してみるといいかもしれません。

変化と言うと構える方も多いかもしれませんが、
毎日、身体は違います。
微細な揺れの中でバランスをとりながら
生かされています。

ココロも同じく。

ときどき、電車の中で硬直しているかのような姿勢で
つり革を死守している方(笑)を時々見かけますが、
揺れている電車の中では
その揺れのリズムにシンコペーションして
揺れる方がずっと自然だし、楽でもあります。

揺れを恐るるなかれ!


身体もココロも
適度な弛みを持って
今年の時間と空間を
歩いて行きましょう。


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休息/静寂

2010-10-03 | 今日のひとこと
休息。
それは
静寂。

それは
行為でのことではなく、
「在り方」なんだな。

どこにいても
どんな中にいても、
自分の中心~そしてそれはからっぽなものである~と
共にあれるかどうか。

騒がしい、ココロの中のノイズがあろうとも、
それを否定することなく
観察しながら。


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「平安の祈り」

2010-07-20 | 今日のひとこと
「平安の祈り」

神様 私にお与えください。

自分に変えられないものを 受け入れる落ち着きを、

変えられるものは 変えてゆく勇気を、

そして二つのものを 見分ける賢さを。


THE SERENITY PRAYER

God grant me the serenity to accept

the things I cannot change,

courage to change the things I can,

and wisdom to know the difference.


☆☆☆☆


AA(アルコホリック・アノニマス)を始め、
さまざまな自助グループで使われているので
有名ですね。

「神様」という部分が、
「ハイヤーセルフ」に置き換えられてもいます。

いつ読んでも
こころがしん、とする感じがします。

大好きな言葉です。
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努力の本来の意味は

2010-07-16 | 今日のひとこと
努力というコトバには
いろいろな「意味」が付加されすぎ、
勘違いされすぎている気がする。

努力とは、
倦まずたゆまず、
ココロの在り方に左右されず、
淡々と積み重ねて行くことそのものじゃないかな、と思う。

努力という言葉さえ、意味合いさえ、忘れられたところで。
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