いよいよ大阪WSが迫って来た。
大阪では過去にも何度かWSを行って来ている。
でも、いつもとんぼ帰りだったり、
市内の観光もほとんどせずにいたのでした。
(あ、豊中では、なかなかいい感じの地元な居酒屋を教えていただきました!)
今年の春に心斎橋の「ウィング・フィールド」という劇場でWSを行ったあと、
主催してくれた劇作家のまろんさんや、劇団「流星倶楽部」の役者さんたちが
いろいろなエリアに連れて行ってくれた。
役者は皆、といってもいいほど飲むし、
いい店を知っている。
いい店というのは、
独特の雰囲気があって、なおかつ安いということです。わたしの場合。
小洒落たダイニングバーもいいけれど、
どっぷりとその土地の匂いがする店に行くというのは
旅先の大いなる楽しみで、
一緒に飲める相手が役者であれば、
もうこれはディープな世界に行くわけです(笑)
で、前回は
わたしのリクエストにより
串カツに始まり、
ディープなゾーンを続々歩き回ったのだった。
WSをやってみると
関西と関東では雰囲気が全然違う。
関西はいろいろな意味で正直だなあ、と思うことが多い。
はっきりしている。
なので、わたし自身もとても楽に、素直にいられる感じがある。
なおかつ、場所が劇場となると
それはもっと高まる。
わたしは長いこと役者をしていたし、
劇場、とりわけ小劇場でさまざまなことをやってきた。
なので、思い入れもたっぷりあるし、
懐かしい匂いのする場所なのである。
平台を積んで、舞台を設営したり、
暗幕を張ったり、
劇場に染み付いているドーランの匂いを嗅いだり。
まずは環境が身体の記憶を呼び覚ます。
春にウィングフィールドで行ったときは、
そんな記憶やドキドキ感も大いに混じっていたと思う。
あの場所に、またこの身を置いてみる。
今度はどんなひとたちと会えるのだろう。
どんな展開になるのだろう。
そして、終わったあとのお酒は、
さぞかしおいしいだろうな、などと夢想する。
そして、
わたしはまた
大阪という土地の持つエネルギーと出会い、
そこに集う人一人一人のエネルギーと出会う。
中学生の頃だったか?
「サウストゥサウス」を初めてテレビで見た時
(注:上田正樹が昔いたバンドです)
自分の中の何かに火がついた。
たぶん、ゴスペルを初めて聞いたときと同じスイッチだと思う。
「SWEET HOME,大阪」を
遠い日の大晦日、「ニューイヤーズロックフェス」のテレビ放映で見ながら
一緒に口ずさんでいた、ような気がする。
あれから何十年も経ってしまったけれど、
わたしの中の「オオサカ」的なものは、
今も生きていると思う、きっと。
人間の匂い、
泥臭い匂い、
日々の営みの匂い。
それは昭和のテイストの混じった匂いなのかもしれない。
ノスタルジーではなく。
今を生きているひとの、街の匂い。
****
追記
残席些少ですがございます。
お申込みはコチラまで。
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/fef0793bc057fd480455e0b16c8404c0
大阪では過去にも何度かWSを行って来ている。
でも、いつもとんぼ帰りだったり、
市内の観光もほとんどせずにいたのでした。
(あ、豊中では、なかなかいい感じの地元な居酒屋を教えていただきました!)
今年の春に心斎橋の「ウィング・フィールド」という劇場でWSを行ったあと、
主催してくれた劇作家のまろんさんや、劇団「流星倶楽部」の役者さんたちが
いろいろなエリアに連れて行ってくれた。
役者は皆、といってもいいほど飲むし、
いい店を知っている。
いい店というのは、
独特の雰囲気があって、なおかつ安いということです。わたしの場合。
小洒落たダイニングバーもいいけれど、
どっぷりとその土地の匂いがする店に行くというのは
旅先の大いなる楽しみで、
一緒に飲める相手が役者であれば、
もうこれはディープな世界に行くわけです(笑)
で、前回は
わたしのリクエストにより
串カツに始まり、
ディープなゾーンを続々歩き回ったのだった。
WSをやってみると
関西と関東では雰囲気が全然違う。
関西はいろいろな意味で正直だなあ、と思うことが多い。
はっきりしている。
なので、わたし自身もとても楽に、素直にいられる感じがある。
なおかつ、場所が劇場となると
それはもっと高まる。
わたしは長いこと役者をしていたし、
劇場、とりわけ小劇場でさまざまなことをやってきた。
なので、思い入れもたっぷりあるし、
懐かしい匂いのする場所なのである。
平台を積んで、舞台を設営したり、
暗幕を張ったり、
劇場に染み付いているドーランの匂いを嗅いだり。
まずは環境が身体の記憶を呼び覚ます。
春にウィングフィールドで行ったときは、
そんな記憶やドキドキ感も大いに混じっていたと思う。
あの場所に、またこの身を置いてみる。
今度はどんなひとたちと会えるのだろう。
どんな展開になるのだろう。
そして、終わったあとのお酒は、
さぞかしおいしいだろうな、などと夢想する。
そして、
わたしはまた
大阪という土地の持つエネルギーと出会い、
そこに集う人一人一人のエネルギーと出会う。
中学生の頃だったか?
「サウストゥサウス」を初めてテレビで見た時
(注:上田正樹が昔いたバンドです)
自分の中の何かに火がついた。
たぶん、ゴスペルを初めて聞いたときと同じスイッチだと思う。
「SWEET HOME,大阪」を
遠い日の大晦日、「ニューイヤーズロックフェス」のテレビ放映で見ながら
一緒に口ずさんでいた、ような気がする。
あれから何十年も経ってしまったけれど、
わたしの中の「オオサカ」的なものは、
今も生きていると思う、きっと。
人間の匂い、
泥臭い匂い、
日々の営みの匂い。
それは昭和のテイストの混じった匂いなのかもしれない。
ノスタルジーではなく。
今を生きているひとの、街の匂い。
****
追記
残席些少ですがございます。
お申込みはコチラまで。
http://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/fef0793bc057fd480455e0b16c8404c0