原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

「御渡り」のはなし

2025-01-31 | シャーマンズゲート
諏訪に行くといつも参詣する八剱神社。
ここの宮司さんは代々御渡りの観測を行なうお役目を担っている。

1/18、宮坂宮司さまが御渡りについてのお話をされるということで伺ってきた。

「御渡り」とは:
諏訪湖が全面結氷すると南の岸から北の岸にかけて氷が裂け
高さ30cm〜1,8mくらいの氷の山脈ができる現象

参加のほとんどは氏子、あるいは総代の方々だったが
私のように氏子ではないであろう方々もちらほら。

1/5   観測初日の温度はー6,8度 東側に5mmの薄氷
1/10  ー4,8度 しぶき氷
などなど、まずは今年の氷の状態を説明される。

そしてChanging Climate Changing Lives国際映画祭で
2024年ドキュメンタリー部門で審査員大賞を取った
映画「御渡り」を見せていただく。
日本からは5つの作品がエントリーされたそう。

御渡りは1683年から記録が残っている。
なんと580年分の文書がある。

マイナス10度が3日続くと全面結氷する。
結氷し、日中膨張した氷が夜中に裂け
まるで蛇が通ったかのような軌跡になる。
それを「御渡り(みわたり)」と呼ぶ。
(同様の現象が北海道の屈斜路湖でも観測される。
こちらは約40年前に発見されたそうだ)

氏子さんは観測の3日前から紙垂しめ縄を飾り
3日間精進する。濁ったものは摂らないそうだ。(味噌汁など)
当日はそのしめ縄を身体に巻いてお祓いを受け、観測の港に向かうそうだ。
八剱神社には「御渡り帳」が伝わっているが
諏訪の大祝にも絵図が伝わっている。
大祝からは室町幕府の奉行所、そして京都まで届けられたという。
かつて幕府にしていた報告を
諏訪大社から宮内省に言挙げし今日に至るとのこと。

10年に一度は「明けの海」(御渡りのない状態)であったが
1951~2000は 22回。22/50が明けの海
2000~2023は 16回明けの海であると…

日本人の信仰は自然への「畏れ」から始まったのでは、と宮司は仰る。
自然すべてのものにはいのちが宿っている。
そして自然により季節の移ろいを知る。
気候により風土が生まれ、
風土から生まれた御渡りの拝観。

しかしその気候が狂ってきているのがこの記録を調べてみると
よくわかる、と。

この映画祭には料理家の土井善晴さんのドキュメントもエントリーされていたそうだが、30年後北海道では昆布やワカメが取れなくなるのではという話をされていたとのこと。(海水温上昇ということだろうか)

毎年、寒い中に観測されている宮司さん、総代さん達には頭の下がる思いだが
今年は御渡りが観測されますようにという気持ちも年々強くなっている。

夏の異常な暑さ、そして年々春と秋が曖昧になり短くなっているのも
みなさま感じていらっしゃるでしょう。

一人でも多く
気温や気候、自然の状態を日々感じてみるだけでも
地球環境への意識は変わってくると思いたい。
少なくとも人間にとって快適なことばかりを追求する時代は終わっている。
我々はもっと自然に対して謙虚にならなければいけないよね。

そういう意味でも
今年の御渡りを祈るような気持ちで見つめ続けています。







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【 2024 10/11~13 ダンスシャーマニズムリトリート無事終了しました 】

2024-10-25 | シャーマンズゲート
合宿終わって2週間近く経ちましたが
やっと文章が書ける感じになりました。
23回目のこの合宿、おかげさまで無事終了しました。
長きに渡りよくやってきたぞ、と
ひとまず自分をねぎらっています。

グループのうち初参加の方が半分というのは初めてのことでした。
が、最初のシェアをしていくうちに
「今回は女性の講だな」という確信が出てきました。
講には色々な定義がありますが
「結社または結社による行事/会合」という一文を見て
ああまさにシンプルにこれだなと思いました。

この場は一年に一度だけ開かれ
参加したい方が集い
様々な体験を共有します。
持ち帰るものも人それぞれ違います。
今回も色々な持ち場から何かを携えて参加してくださいました。

いつものことですが、
自分ではちゃんと覚えているつもりでも
所々記憶が空白になっているところがあります。
今回はいつもよりマシかと思っていましたが
やっぱり帰り着くとダウンします。
久しぶりに風邪を引きました。

こういう合宿をやり続けてきたことは一体どういうことなのか?
とぼんやり考えていましたが

私の一番の大きな役目は
場を開くこと
その安全を守ること
そして場とそこにいる人々と共に在ることだな、
と改めて思った次第でした。

初日夜にこんな夢を見ました。
窓の外を男性が通る。それもちょっと気味の悪いおっさんばかり。
数珠つなぎに何人もが通り、
皆こちらに入りたそうに外から眺めている。
起きてからしばらく「?」と思っていましたが
まさに結界を張るのに成功したようです。
そういう場でした。

深さと広さを持って何かを教えるでもなくただ共にそこに在る。

ここに辿り着くまでに20年以上かかったのだな。
そしてそれも一つの完成を見たのかもしれません。
(とはいえ、帰ると必ず脳内で一人反省会が始まるのも事実です)

最終日午前のシェアの時
ある方が「久しぶりにキョウコさんのオーラを見たら
土台だけあってあとは透けてた」と言っていたので
どういうことか帰ってから書いていただきました。

以下引用==
『いつものような体の周りに白い光(影?)が取り巻くのではなく、ホール全体的に靄がかかったような空間になり、キョウコさんの頭から透けてきました。 初めは髪の色が以前より明るくなったからそう見えるのかと思いました。でもそれからみるみるうちに頭から上半身へとどんどん透けて、最終的には胡座をかいていた脚と臀部の黒いズボンだけ残りました。 残った部分が、仏像の台座みたいでした。 靄のような空間と書きましたが、もう少し粒子の大きい、滝のオーブみたいな粒々で、消えた体はその粒に同化した感じ。 キョウコさんの背後の壁や窓は見えていたので』

ああ自分のエネルギーはどんどん希薄になり
場と同化/もしくは場を包むものと同化したのかと感じました。

時々野外で踊るときに
まずはそこの自然に同化できるかどうか、
その場の一部になれるかどうか
ということから意識して始めるので
それと同じことをやっているのだな、と。

これを読んで、ひとまずこれまでの私の歩みは大団円、
と思いました。
来年もまた合宿をやりたいなあとどこかで思うけれど
いや、ここで一度今までの荷を下ろして
「わたしとはなんぞや」の時間を味わうことの必然を
満たしていこうと思います。
それをやるうちに
次のステップが見えてくることを確信しています。

ある方がFBとインスタに上げてくれた感想が素晴らしかったです。
(わたしのページに転載しています)

そこに「美」があるかどうかは本当に最上級に大切なこと。
ネイティブアメリカンにも
「walking in beauty」という言葉があります。

みんな美しかったしかわいかった。すてきでした。

これを読んでくださった皆様も
どうぞそれぞれの道を「美」とともに歩んでください。



参加の方からいただいたアンケートは
終了後、スカスカになったわたしにとっては
点滴のような栄養剤の役目を果たしてくれています。
落ち着いたら少しずつアップしたいと思っています。

最初のセッションで引いたグループカードは(私たちが意識すること)「tenderness」優しさ
最後のセッションで引いたグループカードは(得たもの)
「gratitude」感謝(「gratitude」とは 感謝 ・ 謝意 の意味 を持つ名詞である。 誰か 、または何かが助けてくれたことに感謝する 強い気持ちを意味する)
でした。

わたしが自分のために引いた最終カードは「truth」真理
でした。

改めて、
どなたも
自分の魂が求めているものに確信を持ち
それぞれの美の道を歩まれますよう!

そして再開の時にお会いできますように。

心を寄せてくださった方、参加の方々に
感謝と愛を込めて

原キョウコ
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★9/16 ダンス&シャーマニズムWSのお知らせ

2024-09-03 | シャーマンズゲート
★9/16 WSのお知らせ

今回のkeyword:自分だと思い込んでいるものから離れてみる/俯瞰する/
見えてくる景色は変わるだろうか?

原キョウコが行なっているWSでは

1)自分自身との関係(メンタル、フィジカルを含むケア)
2)他者との関係
3)社会、世界との関係
という3つの軸をベースに
心身の相関関係を捉えています。

身体が変われば心の状態も当然変わる。
逆もまた然りです。

そしてそれは2や3のような関係性によっても変わっていきます。

まずはベースの現在の自分の状態を観察し
セルフケアによりグラウンディングしたベーシックな状態に戻します。

どのように状態を変えていくか、ということにまず必要なのは

A「安全な場」であること。
話すことや話さないこと、表現すること、表現されてしまうこと、
どれもが尊重されなければなりません。

そして
B 内なる「クリエイティビティとイマジネーション」 です。
これがあって初めてそれぞれのダンス(アート)が成立します。
ここでのダンスはシャーマニズムのカテゴリーとして考えています。

身体は無意識に属するものですが
日常の自分が気づいていないこと、
表現していないものが表出されることはとても大切なことです。
意識と無意識の「あいだ」にあるものを捉えていく作業です。

それには「場」が重要な役割を持ちます。
いわばそれは環境でもあります。
見えるもの/見えないものも含め、
我々は常に「何かがいる」環境の中に身を置いているからです。

そういう何者かの存在がいる「場の力」は
自分一人で何かを行なっている時よりも
遥かに大きく想像を超えたものを提示してくれることがしばしばあります。

「場」を守り、継続していく、ということには上記のような意味があるのです。

日常では見つけられない何かを発見したり
現実の生活では使われない感覚を見つけ、開いていく。

日常の中で小さくまとまっている心身の感覚を取り戻し、
そこから自由に飛翔させることができるか。
今回はそんなことを考えています。

「違う景色」を見ることができるかどうか。
それには俯瞰することが必要でしょう。

リトリート参加希望の方はぜひおいでください。助走になると思います。

初めての方も久しぶりの方も歓迎です。

皆様の参加をお待ちしております。


<時間と場所>

9/16(祝月)
13:30-16:30(受付は10:15〜)

場所はお申し込みの方にお知らせします (東急田園都市線「溝の口」駅/JR南武線「武蔵溝ノ口」駅下車 徒歩5分)


当日11時以降のご連絡は090-9302-2046のショートメッセージ 
にお願い致します。遅れる場合はご連絡ください。

<参加費>
 一般  6.000円   Under25  3.000円
(お支払いは当日/U25を証明できるものをご持参下さい)

<持ち物>
水分補給ドリンク、動きやすい服装(五本指ソックスか裸足。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 

<お申し込み>
以下にご記入の上「DT申込み」のタイトルでご返信ください。
(harakyonアットm02.itscom.net)
またはFBメッセンジャー、ツイッターDMでどうぞ。

コピー&貼り付け=======

WSお申込書(初めて参加される方用)
お名前:
年齢:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
ダンスやボディワーク経験の有無:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 
※ご自身の心身の状態により、
途中で休憩したり早退したりすることもOKです。
内容に関して一切の強制はありません。
※持病(心身いずれの場合も)をお持ちの方は
お申し込みの際に必ずお知らせ下さい。
精神疾患や症状をお持ちの方で
刺激が強いと思われる場合はお断りすることがあります。



★ダンスシャーマニズムリトリート「BODY&SOUL」vol.23 
10/11~13 清里高原にて開催!

9/15まで早割特典があります! リンクをご覧ください
締め切りは10/6
気になる方はお早めのお申し込みを!

https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/d2829873aa4fe58ff3da60d32117af4e


★そのほかのスケジュール

10/6 ダンスシャーマニズム クラス(溝の口)
10/17~20 詩戯パフォーマンス「星との対話」(六本木ストライプハウススペースにて)詳細はまた告知します

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【 ダンスシャーマニズムリトリート予告 】10/11~13 清里にて

2024-08-22 | シャーマンズゲート
明日、ここに告知を出しますが
23回目の合宿を開催します。24年目。
ダンスとシャーマニズムの合体した、
大変濃い体験をしていただける場です。

初心者の方でも、
身体から動きを引き出していく手法で
どなたでも自分のダンスを踊れます。
興味のある方はチェックしてね!

ダンスは「身体が見る夢」なので動きの技術がなくても
内なるイメージにアクセスし、そこを「生きる」ことで誰でも踊れる。
問題は本人が「踊れない」「恥ずかしい」と思いこんでいるだけ。
そしてダンスというと振り付けられた動きと思う人がほとんどなのだが、
みんな子供の頃は勝手に踊っていたでしょう?

瞑想の方が深いと思っている方もいるが、イメージにアクセスしそれに入っていくプロセスは瞑想に近いし、そこから想像だにしなかった方向に飛んでいくこともある。「動き」と「感覚」がある分、ダンスの方が深くなる。ただしこれはダンスをやり込んだ人のみ得られる。そういう人来たれといつも思うけど。
ダンスとシャーマニズム、これほど相性のいいものはない。
というかダンスの発祥はシャーマニズムだもんな。

合宿を毎年やり続けてきたが20年ほど前から毎回ぐっと深い時空になった。もちろん音楽も大きなファクターである。バラフォン、ジャンベ、ピアノ、様々なパーカッションなど。演奏してもらうし、皆にもやってもらう。歌も歌うよ。

去年は自分は即興で詩を詠んだ。
結構長めのが出てきてびっくりした。

通常のWSでは終わった後に街に出て帰らねばならないので言語化してまとめてからお帰りいただいている。しかし深く入るとそれも難しい場合があるが、合宿はその比ではない。体験者のみ分かるけど。言葉が出なくなってくる。言語化の場はあるが、絵を描くこともPGMしている。
踊りの最中で見えたこと、聞こえたこと、終わった後に感じたことを絵にしておくのはとても面白いし、「予知」みたいなもので後から「ああ、このときにはわかっていたんだな」ということがある。ダンスは身体の中から出てくる託宣なのよ。身体そのものが神秘なのだから。

欧米のダンスセラピストは閉眼しての技法を行なったり容認したりするけど、それも違う。目を閉じると言うことは何かを遮断することでもある。
昔、リンゼイ・ケンプのWSに出た時、彼に「目を閉じてはいけないよ」と言われた。上記の理由で。でもすごく納得できた。
目を開けていても実際に「見える」んだよ。
ミドルワールド(オルタナティブなゾーン)にいれば。感覚もある。
そして何よりグラウンディングしていながらそれができることが大事。
瞑想やりすぎて気が上がっているような人は(本人は気づいてないことも多いけど)身体を感じたり踊ってちゃんと着地しながらがいい。
なんでも意味に落とし込みたい人もそう。
この世から消えたい、と思っている人もグラウンディングが弱い。

でもそれは踊ることで変わってくる。持続した場合ね。
「踊る」というのは肉体や己の体力をを感じることでもあるが、
それと同時にあちら側に存在する、という感じがあるんだよな。
意識と身体が同時に別の場所に存在する。
それを行き来することはトレーニング次第でできる。
それを他者のために使うのがシャーマン。
芝居は身体の中にある特定の他者を住まわせるが、踊りはまず器の中にある汚れを排出し、空になり、そこに様々なものを降ろす、というのが自分の実感としてある。乗っ取られてはもちろんいかんのだ。
人間も頭脳だけになって最終的に電脳空間に住むようになるというMS計画のようになったら都合が良いのだろうけど、気持ち悪くないですか?超人的な身体機能というのもその裏を考えるととても恐ろしいものがあると感じている。
だからオリンピックは恐ろしい。色々大きな何かに使われるしね。

身体は年齢や体力のあり方でそれぞれ全く違うけれど
我々はいかほど自分の身体というものを知っているのか?といつも思う。
表層の意識を介在せずに身体が行なっていることがたくさんある。
絵にすると後からの答えあわせになるよ(事例多し)
それに近づくことは旅であり、探検でもある。楽しい。

身体とイメージについて思いつくまま書いてきたけれど、
WSや合宿が長く続いてきた理由として、コミュニタスとしての機能があることついてはまた書きます。ここは結構大事なところ。

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【 7/21 ダンスセラピーWSと7/18ダンス公演のお知らせなど 】

2024-07-09 | シャーマンズゲート
★7/21WSのお知らせ

key word:リフレッシュ/リセット/リカバリー

梅雨入りしても過去のような梅雨の気候ではなく
豪雨か酷暑か、という極端な天候になってきたのだと認識する日々ですね。
特にこの暑さと冷房の極端な温度差で
思考がまとまりづらくなったり感情がアップダウンしたり
我々は本当に環境に左右されています。

どんな状況であっても「微細な感覚に還る」ことや
自身の観察が習慣的になっていれば
心身のグラウンディングのベースとなります。
私事ですが6月ひと月、
初顔合わせの方々と芝居の稽古にずっと入っていた間にも
心身の状態の観察が当たり前のようにベースになっていることが
自分を助けてくれたと感じました。
感情にも思考にも左右されづらくなった、ということを実感する日々でした。

タイパとコスパが当たり前のように言われていても
人間の体そのものはそのようには行きません。

身体の無意識的な部分をいかに解放できるか、
その声を聞き取ることができるか。
それに気づき受け取っていくこと、

こうありたい、という願いではなく
こうあること、こうでしかない身体から始まることを重視しつつ
日々の営みの動き、身体の原点に戻ることを今回のWSでは行います。

それぞれの身体が心理的、社会的な振る舞いを脱ぎ捨てて
身体そのものになる、という瞬間があることを実感してくださればと思います。


<時間と場所>

7/21(日)
13:30-16:30(受付は13:15〜)

場所はお申し込みの方にお知らせします(東急田園都市線「溝の口」駅/JR南武線「武蔵溝ノ口」駅下車 徒歩5分)


<参加費>
6,000円(お支払いは当日)

<持ち物>
水分補給ドリンク、動きやすい服装(五本指ソックスか裸足。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 

当日11時以降のご連絡は090-9302-2046のショートメッセージ 
にお願い致します。
遅れる場合はご連絡ください。

<参加費>
 一般  6.000円   Under25  3.000円
(お支払いは当日/U25を証明できるものをご持参下さい)

<持ち物>
水分補給ドリンク、動きやすい服装(五本指ソックスか裸足。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 

<お申し込み>
以下にご記入の上「DT申込み」のタイトルでご返信ください。
(harakyonアットm02.itscom.net)
またはFBメッセンジャー、ツイッターDMでどうぞ。

コピー&貼り付け=======

ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)
お名前:
年齢:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
ダンスやボディワーク経験の有無:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 
※ご自身の心身の状態により、
途中で休憩したり早退したりすることもOKです。
内容に関して一切の強制はありません。
※持病(心身いずれの場合も)をお持ちの方は
お申し込みの際に必ずお知らせ下さい。
精神疾患や症状をお持ちの方で
刺激が強いと思われる場合はお断りすることがあります。


★7/18 ダンス公演

東京インプロカーニバルのまりあさんプロデュースで
以下、踊ることとなりました。
特に予約は必要ありませんのでふらりとどうぞ。
今回は、以前から神戸のWSなどいろいろな場面でご一緒している
音楽家のダリエさんとの初共演です。

■東京インプロカーニバル vol.21

2024/7/18(木) open 19:00 start19:30
¥2,500+1dr
@四谷三丁目CON TON TON VIVO
東京都新宿区舟町7
●出演予定
19:30-20:10 さのともみ(朗読・笛)
20:30-21:10 原キョウコ(ダンス)+ ダリエ(声・音)
21:20-22:00 フリーセッション(自由参加型)
お問合せ:info@mari-pla.me


★シバイバ短編演劇祭終了しました

第1回シバイバ短編演劇祭『SEED for the Future vol.1』全演目18作品、
築地本願寺ブディストホールにて無事終了しました。
この演劇祭は観客の投票により最優秀の作品が選出されますが、
原キョウコの出演した【鏡は左右は逆に映るが、上下は逆さに映らない】
が1位となりました。
見にきてくださった皆様、ありがとうございました!
https://shibaiba.com/cast/team-d.html


★今後のスケジュールなど

<首都圏WS> 場所/時間はいずれも同じです
8月 場所が取れ次第告知します
9/16または21

10/11~13 エナジーダンス合宿(清里 伊予ロッヂにて)
8月に詳細告知、申し込み受付開始します

10/17~20 パフォーマンス「星との対話」
(六本木ストライプハウススペースにて)
詳細はまた告知します



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シャーマニズムWS1回目(3/16)の感想 その3

2024-05-28 | シャーマンズゲート
S様


WS後の1週間は、周りはバタバタしてましたが、個人的にはいつもより落ち着いて過ごすことができた気がします。これもシャーマンWSのおかげかもしれません! シャーマンWSは自分でもびっくりな程、カラダの中が静かになる体験でした。当日お話ししたように、前半が終わる頃には花粉症がすっかり治まりるほどでした。 「自分のからだに初めて触るように触れる」とおっしゃっていたのが印象的で、ゆっくりと感覚を掴みながらワークに参加できました。 その流れもあって、最後の舞踏の歩きでは“中空の骨”とはこんな感覚だろうか?と思えるような不思議な感覚がありました。 自分自身をとても後ろ側から眺めているような、自分のからだが浄瑠璃の人形あるいはカラクリ人形のように自動で動いていくのを感じていました。 同じ和室の風景の中、意識だけが干渉できず眺めているだけで、キョウコさんの声に導かれ、舞踏の文言の通りにからだだけが動いていく。他の参加者の皆さんも目に入っているけれど、きっと違う浄瑠璃の物語の中にいるんだろうなという感じでした。丹田だけが丸い玉のように光っていて、それが原動力で動く器、というか人形というか…。 とても不思議な感覚で、でもあっという間の時間でした。終わってはじめて結構、足腰使ったんだなと、突然息が上がったのも覚えています。 次回もできれば参加したいと思っています!楽しみにしてます。

*************************

感想ありがとうございました!
 あのワークは本当に心身が違う状態になります。 そしてそのためにどういう身体を作れるのか、 というのが毎月のダンスセラピーWSのテーマでもあります。 心身に静けさを取り戻すことを 日常の中でも意識すればできるようになる、 ということを大切に思っています。 上記の感想、「浄瑠璃の物語」という言葉が新鮮でした。 自分自身を眺めてみる、という体験でしたね。

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆ ☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

Y様より

シャーマニズムと身体。どちらも関心のあるテーマでしたので参加させて頂き
ました。
とはいえシャーマニズムはそこまで詳しくありませんが、表現アートセラピー
やプロセスワークも学んできたので関わってきていたと思います。
印象に残ったのは、体をほぐすときの最初の方で言われていた、感覚をルーテ
ィン化せずに毎回新鮮な気持ちでそれと出会うこと、と言う言葉や感覚を細やか
にし感じていく、というようなことです。どちらもこれからより大切にしながら
身につけたいと思いました。
最後の歩行の技法はほんとに普段あまり使わない感覚をフルで使いながら変性
意識に入る感じで、シャーマンティックでセラピューティックだとやりながら感
じました。独特の静寂に入る感じで。
ガラスの目玉、や輪切の体の、あいだを魚の形をした魂が通る、のところの表
現がすごく好きでした。見ているようで見ていない感覚がありました。
私はアーティストとして絵を描くので、こういった感覚を開いていくとどのよ
うに作品が変わっていくのかもすごく興味があります。

***************

感想ありがとうございました!

身体は自分のもの、と誰もが思っていることですが
身体の神秘についてはよくわからない、という方がほとんどだと思います。
感情と感覚を掘り下げていくことで
超感覚や直感、それこそトランスパーソナルに入っていきます。

ダンスセラピーのWSでもこの10年以上はそこにフォーカスして行なっています。
先日もお話ししましたがそもそもダンスはシャーマニズムの中にあり
あちらとこちらの境目に坐するものと感じます。
身体感覚と言葉は密接な関係にあり
感覚の網の目を細かくしていくと
言葉などの表現の在り方が変わってきます。
感覚の開発や持続をしたいと思われたらまたどうぞおいでくださいませ。


☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆ ☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

S様

シャーマニズムワークショップ、ありがとうございました。
とても素晴らしい空間に居られたこと、体験できたこと、感謝いたします。
歩行のワークで感じたこと、後で考えたことついて。
はじめは、ワークに深く没入している身体への集中力と、ぼんやりとした認識の中にしばらくいた感じ。
中盤になって、急に、ぼんやりしていた輪郭がハッキリして、リアリティをまざまざと感じました。「現実に戻ったか?」と思うけれども、どうやら戻ったのは半分だけのよう。ワーク中の「非現実感」を「夢のように感じている状態」ではなく、「非現実感」さえも、「リアル」として感じているような、初めての奇妙な感覚でした。
「お腹が空いた」と思うわたし。晩ごはんを考え始めるわたし。けれども、集中が途切れてしまっているわけではない。焦りもない。
今日というこの日に、様々な地から集まった人たちが、「非現実」を「現実」している空間。そこにわたしもいるという不可思議な喜
上手く言葉にできませんが、この時の感覚が、もしかすると「呪術師の世界を明晰している」ということに近いのではないかと思いました。
歩行の終盤、腰の痛みが出てきました。歩くのやめようかと思うほどでしたが、「歩きたい気持ちが先行する」という言葉を光にして、歩き続けてみました。
パイプとしての身体、わたしはとくに「背骨に風の通り道」という言葉で意識していますが、腰の痛みについて、「長年のつまり」が痛みとして出てきたんだろうな、と思いました。あと、単純に感覚が鈍く硬いのです。
今日のメッセージがフクロウのカードと知って、色々なことを考えてみました。
実は、生理痛が出る場所が、まさに歩行中に痛んだ腰なのです。
わたしにとっての女性性とは、なんだろうか。
これからしばらく、女性性についてアンテナを張って過ごしてみようと思います。
学生時代をともにしたサークルメンバーと、時折集まることがあるので、「性」について様々な視点を持つ彼らと、あらためてもしくはさりげなく、女性性について話題にしてみてもいいのかもしれないなと思いました。
あと、「嬉しかったことを思い出したとき・悲しかったことを思い出したとき」の身体。
嬉しかったことを思い出すとき、まぶたが上がるような、視界が広がるような感じでした。
悲しかったことを思い出すとき、背中が詰まります。ちょうど心臓の裏側あたりで、よく詰まる場所です。日常で、理由がわからず詰まる感じがある場所でもあります。今回、「ああ悲しいのか」とシンプルな感覚を掴むことができました。
ワークの後、何度か「嬉しかったことを思い出す」ことをしてみて、背中のつまりが和らぐのを体感しました。
以前であれば、なかなかぴったり思い出せなかったであろう「嬉しかったこと」が、今ではいくつも思い出せる自分に、成長というか、素晴らしい余裕を感じます。

**************

感想ありがとうございました!
色々な気づきがあったのですね。 感覚する、ということが細やかになっているのだと思います。 日々の行の賜物ですね。 歩行の時に感じたこと、 まさにそれが変性意識状態と思います。 リアルであることも大事ですが オルタナティブな世界もあるのだ、と認識することで 世界への捉え方が変わります。 その入り口の体験ですね。 「非現実を現実にしている」という一見すると矛盾に思えることが 並存している。それが「ミドルワールド 」です。 (これについては次回のWSで説明します) そしてある種の瞑想では 現実の痛みをどう扱うかにより、それにとらわれない方法を追求している人たちがいますがそれに近いものと思っています。 ごまかすのではなく位相を変える、ということですね。 owl medicineのカードは 知恵/啓示/直感/深い洞察 という意味もあります。











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シャーマニズムWS1回目(3/16)の感想 その2

2024-05-28 | シャーマンズゲート
今年3月に行なったこちらのWSの感想です!




E様より

これまでなんとなく「シャーマニズム」という言葉に惹かれてDTやこちらのWSに参加していましたが、「シャーマニズム」についてイメージがぼんやりとあるだけだったので、基本的なレクチャーから行っていただけて、よりイメージが明確になり理解が深まりました。 一番強烈な記憶があるのは、やはり舞踏の歩行による変性意識の体験です。最初はキョウコさんの言われる通りに動くので精一杯だったので何も考えずに集中して動くことができていたのですが、途中から繰り返し繰り返し動いていくうちに、なんとも言えない怖さ(うまく言えないのですが、どこかに連れて行かれるような感じ)を感じるようになり、脳が別のことを思考をし出すようになっていきました。今思うといつもの「(何かが頭に浮かんでくる)思考」ではなく、(あちらに連れて行かれないような)自己防衛だったように感じます。まだ、自分自身が思考と自我を消すことに慣れていないのかな、、と思いました。今後もDTとWSを続けることで、自然に変性意識状態になれるようにしていきたいと思います。

****************

感想ありがとうございます!

通常、我々は思考に基づいて動いている(と思っている)ことが多いので
身体感覚とイメージをベースに動きをリフレインしていくと
日常と違った意識になって行きます。それこそが変性意識でありますが
それは慣れていないと怖さを感じることでもありますが
その怖さとは何か、ということを見る機会でもあったと思います。
また、場の安全には最も留意しておりますので
引き続き体験なさってみてください。


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S様より

まず、シャーマニズム、とは聞いていたものの、特別感や緊張感みたいなものは不思議とあまり有りませんでした。紹介頂いた「気流の鳴る音」を読んでいたからかもしれません。あの本を読んでいると安心するんです。文章を理解できてもできなくても。ただし、ワークの最初はいつも体が冷えていて、今日もそうだったのですが、中々指先まで温まらず、シェイキングをしたあたりからやっと温まりました。 ストレッチをして、胡座になって手を足に置いて深呼吸しだしたあたりから場の空気感が変わったのを感じましたが、そこでも、「ああ、変わったな。」というぐらいの感覚で見ていました。終わった後で、「あの時、空気ガラッと変わったよね。」と他の参加者の方から聞いて、「そういえばそうだったわ。」と気づいたと言ってもいいかもです。 そして、今日でやっと、目の焦点を合わさずに全体を見る、という感覚を体得できたように思います。 歩行のワークは、夢見心地でした。みんなぶつかっても、輪切りになって、すり抜けてぶつからない、みたいな。モノ化して、エネルギー体だけになっている。物質や実体といったものが曖昧になる不気味な盆踊りのようでした。魂が魚状態になって一つの大きな魚にでもなっていたんでしょうか。私だけ群れの中を早く泳いでいたようですが…。それでも群れの中で疎外感は無かったです。私は。 毎回思うのですが、その場に居合わせた参加者の巡り合わせが場の空気を決めるというのか、方向性が出てくるのか、と終わってから納得しました。今日は入り込みやすい人が多かったと思うんですが、私も普段より早く入って行った感覚があり、その代わり出て行くのも早かったです。ただし、ちゃんと現世に戻ってくるグラデーションはありました。その感覚は微細とは言い難いかもか分からないのですが…、人から見た速度としては異常な速さだったのかも。けれど、無理な感じは一切無かったです。無駄な感じも。 帰り道にこれを書いているのですが、街の見え方がまるで違います!こんなところにスナックの看板だらけのビルがあったのかと気付きました。(しょーもない。)視界が縦横前後と大きく開けて空と地上がバランス良く見えてます。こんな遠くまで見渡せるとは。目が良くなったように感じます。(その対比でスマホをいじると視界狭っ!て感じてます)そして耳も。世界の夜の音がよく聞こえます。もうちょっと地に足付けようかと、煌々と光るコンビニで甘い物を買って、探し物がすぐに見つかる夜を感じています。 ただ、歩行のワークを思い返していたら、3、4年ほど前根津に住んでいたのですが、その頃京都の伏見稲荷神社にあるような小さなたくさんの鳥居の連なった通りが、根津神社内にもあり、そこを通ると頭上から手が伸びて来て頭の中を弄られるような粟立つ感覚と同じようなものが先ほど歩いていると来ました。人成らざる者…の気配。とても静かな白いイメージがあります。ワークの最中も、そういえば「何か来た。」と感じたそれは、白いイメージでした。 WSに参加するようになってから、やっと自分はここまで来れたのか、というのが今日の一番の感想です。普段から意識的に体を触ってない奴が、、です。(ただ、バレエを細々と続けているおかげで、普段から足には良く触る方なので、足の指を触ってると、それを愛おしく感じる感覚がバレエを習い始めた初期の頃にはあったのを思い出しました。ルーティンになってしまってましたね。体に触るのが。)でも、石のカード、グリーンガーネットのメッセージと同じく、私の中でも、ボディワークを通してやっと本当に本当のwide eyeを手に入れた。と感じています。これをまたなんとか薄れゆくんでしょうが、日常の意識に持ち帰って身体の切り替えスイッチを増やします。ありがとうございました。また次回を楽しみにしています!!

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感想ありがとうございます!

「気流の鳴る音」紹介でき良かったです。 あの中にはハッとする言葉が散りばめられている感じがあります。 社会生活を送る上で忘れてしまったことや 生き物としての感覚など、いつもそばに置いておきたく鳴る本です。 今日のワークでは身体がありながらも そこがだんだんと空っぽになっていき エネルギー体になるような感覚があったかと思いますが 何人かの方から死のイメージ、が出てきたのも興味深いところでした。 見え方、変わりますよね。 見え方が変わると意識が変わるのです。 これを何回かやってみて 自分の中に定着させていくと 日々の身体の状態が変わるのです。 遠くまで見えること、 夜の音が聞こえる、というのはいいですね。 東京に住んでいるとどうしても 近いところに焦点を置き、狭い範囲を見ている ということが当たり前になりますので。 (私は東京生まれ育ちですが、神奈川に住んでから視線の広がりかたが変わりました) ともあれ、 身体はまだまだ変化しますし ご自身で気づいていないことも これから発見されていくと思います。 そのプロセスをまた楽しんでいただければと思います。



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シャーマニズムWS1回目(3/16)の感想 その1

2024-05-28 | シャーマンズゲート
シャーマニズムWS1回目(3/16)の感想を紹介してまいります。

ちなみにこんな内容でした!⇩
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/60058fd68ac085a9310e81ebb389afe7

L様より
今回は変性意識になるまでの身体の変化が段階ごとに感じられたので、それが面白かったです。身体をスキャンしていくこと、ピントを合わせないこと、耳をすますことそれだけでも半分変性意識状態になりました。 最後の「歩行」を体験できたのは貴重でした! 歩行の最中で変性意識に入った時は、左後ろの後頭部からひっぱらっれる感じがして、それは歩行の後もしばらく続きました。今この文章を書いている時にも、左後ろの後頭部を意識したら昨日の意識に近い状態にもなります。今回はそれが収穫でした!身体と感覚と意識の繋がりがあるんだってこと体感できて嬉しかったです。きっと他の人は他の人のトリガーポイントがあるのでしょう。次回も楽しみにしています。

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感想ありがとうございます!
身体状態を変えると意識状態を変えられる、ということを
体感していただけたかと思います。
これは安全に変性意識を体験できる原点と思います。

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M様

今日も凄く面白いWSでした。 ありがとうございました。 参加するのは一年ぶりくらいだったかもしれませんが、春になると冬に引きこもった身体を伸ばしたくて原さんのWSに参加したくなるのかもしれません。体調的には花粉症、前日ピザを食べた胃もたれ?後であることと、寝違えた首とピアスが何故か痛いなど想定外に不安定な状態での参加ではありましたが、良くグラウンディング出来て落ち着けて参加出来たと思ってます。 原さんのシャーマニズムがマイケル・ハーナー、ミンデル、トランスパーソナルなどと北米ネイティヴアメリカンのシャーマニズムなどから影響がありつつも、舞踏での稽古、土方メソッドをベースにしたトランスへの誘導で歩きながらどんどん別の意識状態に入っていく驚きの経験でした。 私としては序盤いつもやっているストレッチで心地よく落ち着いてましたが、舞踏の歩行をはじめたらどんどん気が上がっていって、思っていたより肉体への負荷がある技法だなと感じました。 蜘蛛の糸で吊られているので常に上に引っ張られているけど、足は剃刀の上にあるので慎重に動かし、頭の上下させないように、そのポーズを保つのは初めての人には中々ハードで、必死になれました。それが意外に難しかったのであまり余計な雑念が湧いてこないで集中できるのも良かったです。 焦点を合わせないで世界を見る訓練として気づきが多かった。半目にするとヴィジョンが見えやすいが、目を開けすぎると何かにピントを合わせがちになるので、半目くらいがやりやすいと感じました。 白いトンネルが見える話をしましたが、歩きの後半は部屋全体が別の世界を彷徨っている感じで、1人の人間ではなく、魂の群れが死に向かって真っ直ぐに吸い込まれていくような体験でした。お盆の日の魂の行き来を見ているような冷静な自分もいて面白かった。鯨に飲み込まれていく魚…というか、抗わないで群れのフローに乗る感じ…でしょうか。 精神は彷徨っているのに私の肉体は誘導通りの動きをキープするため、結構バランスを取るのに必死でした。 私が飛びやすいというのは本当にそうで、特に見守ってる人がいるとはずれやすいと思ってます。今日は時間をかけてシャーマニズムに向き合いたいと思って来てるので(久々なので楽しみにしていて)なおさらに自分を身体に引き止める気持ちをはじめから持っていってないのかもしれないと思いました。 ですが普段日常や仕事やWS、儀式で私がオーガナイズする時は私がまともでいなければいけないことの方が多いし、私が場を見張り、コントロールしないといけない時もあるので、原さんのとこに行く時くらいは色々手放して少し浮きすぎちゃうくらいでも、まぁ良いかな…(笑)くらいの気持ちで来てました。それがシャーマニニズムの訓練として良いかどうかはわかりません 次回のワークがどんな感じか想像つきませんが、パワーアニマル編も楽しみです。

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感想をいただきましてありがとうございます!

精神と肉体の拮抗、というところに 舞踏の身体はあるのかもしれません。 (実際に舞台で踊るときには全く楽ではない動きも多いのです) しかし肉体の重さや痛みが この世にアンカーさせるという側面もありますね。 そこはとても大切なものと感じています。回数を重ねるとまた変わることもあるかと思います。 身体の作業は地味に重ねていくと 色々変化のプロセスが見えてきて 気づきが増えます。 次回は今回とは全く違った シャーマニック・ジャーニーを予定しています。 (その前に身体のことも色々やりますが) また楽しんでいただければ幸いです!








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【 6/15~16 大阪WS vol.28 「シャーマニズムと身体ー変性意識の作り方」WS 開催 】

2024-05-23 | シャーマンズゲート
【 シャーマニズムと身体WSー変性意識の作り方 】

アジア、アフリカ、ユーラシアなど世界各地にはシャーマニズムの伝統がありますが
先人たちの智慧をリスペクトしつつ
現代を生きる我々はそれをどう取り入れ、生かしていくのかを身体を通して実践します。
身体をベースとしたシャーマニズムを舞踏技法と組み合わせて
深いインナージャーニーへの橋渡しの場を提供します。

オルタナティブな世界を体感し、つなげ、現実世界をより良く生きるためのWSです。

<概要>
opening ritual
シャーマニズムについてのレクチャー
呼吸法
通りの良い身体を作る技法
上下の世界とつながるグラウンディング技法
世界を俯瞰するための眼の技法
舞踏の歩行から変性意識へ
そこにただ「在る」という状態を作るー非自我状態
リアルな現実世界、オルタナティブな世界、すべてとつながる空間を体感する
closing ritual
このほか、その場に必要な即興的なセッションが入ります。(インプロダンスを含む)


<現代シャーマニズムについて>

参加を検討される方はぜひお読みください
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/3a96c06481c8d36f7112ab22df259d10

<こんな方にオススメします>
シャーマニズムを知りたい
身体と無意識の可能性、自然のエネルギーとの関わりに興味がある
思考から離れづらい
元気を出したい
遊びを通して視点を切り替えたい
仕事へのヒントを得たい
などなど…

初めての方も安心して体験していただける場です。

<ファシリテーター>
原キョウコ
改めましてのプロフィール 


<時間と場所>
Aプログラム
[日 時] 6/15日(土) 18:30~20:30 
[参加費] 5,000円
呼吸法とゆるやかなボディワーク、ヒーリングワークを中心にした
穏やか且つ安心感を感じられるセルフケア。ゆっくりと身体と対話したい方へ。
翌日のWSのための状態を作る場でもあります。

Bプログラム
[日 時] 6/16(日) 10:30~16:30
[参加費] 15,000円
繊細でありながらダイナミクスを併せ持つグループセッション。
様々なワークを提供します。

[会 場] お申込みの方におしらせします(JR京都線 千里丘駅下車)

※現在精神科受診中の方は申込時に必ずお知らせください。
治療的に安全と判断した場合は参加可能です。
発熱等の症状のある方の参加はお控えください。

【お申込み】
以下にご記入の上、メール(harakyonアットm02.itscom.net)、ツイッターDM、FBメッセンジャーのいずれかにどうぞ。
折り返し場所と振込先のご連絡を致します。
⑴お名前、フリガナと年齢 ⑵ご希望のプログラム ⑶携帯番号 ⑷メールアドレス⑸持病、既往症、現在の体調に不安がある方はその旨 

ご質問等もウェルカムです。

【準備物】
動きやすい服装(ベルト、スカート、ストッキングは不可)、
敷物(バスタオル/ヨガマットなど)飲み物
16日はお弁当(外出ももちろんOKです)

【キャンセルポリシー】
お振込後の返金対応は致しかねますが
ご自身での手配による参加の譲渡はOKです。


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※ご自身の心身の状態により、
途中で休憩したり早退したりすることもOKです。
内容に関して一切の強制はありません。
※持病(心身いずれの場合も)をお持ちの方は
お申し込みの際に必ずお知らせ下さい。配慮します。
精神疾患や症状をお持ちの方で
刺激が強いと思われる場合はお断りすることがあります。


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