原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

【 9/11のダンスセラピーWS(首都圏)その他いろいろ 】

2021-09-08 | ダンスセラピークラス/スケジュール

1) 9/11土曜のWSのお知らせ
2 ) 個人セッションについて(リモート対応/対面)
3) 平日夜間クラス(1~3名の少人数)
4) エナジーダンス合宿 9/24~26

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

1) 9/11土曜のダンスセラピーWS

オリパラが終わった時点での首相の動向など
落ち着く間もなく色々なことが変動していきますね。
色々なことが落ち着いていくことを誰もが望んでいますが、
いつそうなるかわからないということを受け入れていくしかないのが
今の状況と思います。不安定ながらも。

しかし社会状況に囚われているばかりでは気持ちは落ち着いてきません。

落ち着かなさや不安に囚われているときの身体状態を感じてみてください。
喉のつまり/みぞおちの硬さ/歯の食いしばり/足の感覚のなさ/頭痛
などなど、様々な身体症状が起きているはずです。

不安や恐怖は根源的なもの。
コロナがなくなっても他の何かが不安の対象に作り上げられていくのだろうと思います。

自分自身の恒常性や心技体のトータリティを
こういう時こそ見つめ直す時期です。
マインドだけになっていると身体はお留守になります。
「今ここ」での身体感覚と呼吸と動き、オルタナティブな世界観を取り戻すこと。
それはニュートラルになることであり、無垢になることです。

身体軸がベースになっていると
心の状態や社会不安に影響されにくくなります。
これはわたし個人の実感でもあります。

呼吸法/グラウンディング/所作への意識/イメージワーク/様々な身体技法を通して
現在に生きる身体を実感し
身体の状態が変わることで心的状態が変わることを体感されますよう。
こういう時代を乗り切るためのベースです。

気持ちの落ち着かなさや揺れ、疲労感などを静かに語れる時間も考えています。
初めての方もお気軽にどうぞ。

感染対策はいつも通りです。
40畳ほどの広い空間と部屋の片側は全て窓になっていますので開け放って行なっています。
空間に対比しての人数も少ないので他者を気にせず動けます。

 ☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

9/11土曜
★時間/場所

13:30-16:30
場所はお申し込みの方にお知らせします(東急田園都市線「溝の口」駅/JR南武線「武蔵溝ノ口」駅下車 徒歩5分)
15分前より受付

溝の口駅は渋谷から急行で約20分。
東急世田谷線、東急大井町線、東急東横線とのアクセスも便利です。
路線図
http://www.tokyu.co.jp/sp/map/expansion.html
    
当日11時以降のご連絡は090-9302-2046のショートメッセージにお願い致します。遅れる場合はご連絡ください。

★参加費:
 一般  6.000円   Under25  3.000円
(お支払いは当日/U25を証明できるものをご持参下さい)
★持ち物:水分補給ドリンク、動きやすい服装(靴は不要.五本指ソックスでOK。ベルト、スカート、ストッキングは不可) 
      
★お申し込み

以下にご記入の上「DT申込み」のタイトルでharakyonアットm02.itscom.netまでメールでどうぞ。ツイッターDM/FBメッセンジャーでも受付けています。


コピー&貼り付け=======

ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)

お名前:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
ダンスやボディワーク経験の有無:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 

※ご自身の心身の状態により、
途中で休憩したり早退したりすることもOKです。
内容に関して一切の強制はありません。

※持病(身体/精神いずれの場合も)をお持ちの方は
お申し込みの際に必ずお知らせ下さい。
精神疾患をお持ちの方は病状により
刺激が強いと思われる場合はお断りすることがあります。

感染対策はこれまでと同様に行なっています。


2)個人セッションについて

遠隔地/夜間しか空いていない/対面は無理
という方のためにリモートでの個人セッションを行なっています。
(FB電話を主に使用しています。画像のオンオフはご希望で決めます)

内容:
心身のリラクセーションのための呼吸法/誘導瞑想
カウンセリング(心の内を聞いてほしい方)

となります。

心身に出ている症状が気になる/改善したい
という場合は
1回のみでは対処できませんので
事前に状態と目的の改善についてご相談ください。(FB電話にて。無料です)

対面の場合は
上記にプラスしてムーブメントやヒーリングストレッチも行えます。
(溝の口のスタジオで実施/別途スタジオ代1320円)

メール/FBメッセンジャー/ツイッターDMでどうぞ。

料金:いずれも60分 8000円


3)夜間クラス(溝の口/1〜3名の少人数)開催しています

A リズムトレーニングと身体技法、簡単な振り付け
B 舞踏の基礎
C ご希望によるカスタマイズ

平日の18:30~20:30または19:00~21:00 の時間帯で
レッスンをしています。(着替え時間含む)(セラピーではありません)
土日希望の場合はスタジオが空いていれば大丈夫です。
受講したい方は
上記からPGMを選択しご希望の日にち(複数)と時間帯を書いて
メール/FBメッセンジャー/ツイッターDMでどうぞ。
お一人でのお申し込みでも大丈夫です。
(1回につき3名様まで)
場所:田園都市線溝の口駅徒歩3分
料金:2時間 3000円+スタジオ代800円 


現在、毎回1~2人のプライベートセッションのような感じでやっていますので
かなりお得であります。
身体作業は一回やってすぐにできるものではありませんので
継続しての稽古をお勧めします。
年齢/経験不問。

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜:*:・’゜☆

4)エナジーダンス合宿vol.20「BODY&SOUL」 

毎年行ってきたこの合宿も20回目を迎えることとなりました。
この状況下ではありますが、
身体とつながる自然を取り戻し
一人一人が生き生きとした感覚をしっかりと掴み
これからの世界を生き延びるための確信を得て
持ち帰ってくださればと思います。
ロケーションの良いところなので
外での散策や瞑想的な時間も予定しています。

主体的に参加する、という意識のある方に来ていただきたく思います。

締め切りは9/10です。
ご興味のある方は直ちにお問合せください。

詳細はこちら
https://blog.goo.ne.jp/kyondance/e/d89c6553234a33e066a95adfdb7b6e38

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予感/予兆/サイコマジック

2021-09-07 | 生と死を考える
コロナ禍以降、
日常の中での死というものが大きくフォーカスされてきた。

本来死はそのようなものだった。
亡父は内科医だったが、
私が子供の頃は
往診から帰って来た時
玄関先で「塩!」と言われ
塩を撒いたことが何回もあったし
往診先での看取りや入院先で亡くなった患者さんの話を
よく母にしていたことなどを記憶している。

その頃までは
死は隠蔽されるものではなく
生活の中にあった。

診療所兼自宅で
私が当時使っていた三畳間も
昔入院していた少年がいたりと(亡くなったらしかった)
医療と日常生活の境目のない環境で育ったので
余計にそう感じる機会が多かったとは思う。

しかし
核家族化、団地やマンションが増え
地域の共同体が希薄になっていくにつれ
死というものが
地域の中でも見えなくなり、隠蔽されるようになった。

今回のコロナ禍で
死というものを
社会の中でもう一度捉え直す機会になるかと思いきや
恐れ、不安におののき、いかにして排除していくか
という方向にしか行っていないことが残念でならない。

映画監督であり詩人、作家、タロットカードまで作ってしまう
鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーの
「サイコ・マジック」という著作に
以下のような文がある。

人生は心静かに死ぬのを学ぶことだ。
「死を遊ぶこと」と中国人は言っていた。
だが死ぬとはある過程に入ることだ。
ゆっくりと子供時代から思春期に入っていく時のように
――体毛に、ホルモンに……
変化としてそれを生きるんだ。
人生を先に進んでいくと老年が現れ出すが、それも別の時期だ。
毛は白く、歯は黄色くなってゆく。
老年に入るまいと闘うなら、不安をもって老いることになる。
思春期に入るまいと闘うなら、トラウマが残る。
ある瞬間に私たち全員は死の過程に入るが、
それは先行する他の変化とまさしく同じように生きることができるし、
生きなければならない。

******引用終わり

このところ再び病と老いと死についてぼんやりと考えることが多いのだが
人間はつまるところ
そのプロセスをいかに注意深く観察し
それの全てから目を逸らさずに
そこそのものを生きていくことしかないのではないか、
と常々思っているので
この文章には大いに共感するところがあった。

死が我々を迎えにくるまで
それを体験し尽くしていくこと。
老いも病もそのプロセスの一つである。

大抵の人は
自分に死が訪れるとは思っていない。
思っているとしても大抵の場合は
それは「恐れ」にしか過ぎず、
死そのもののことではない。

死というものがリアリティを持って立ち上がってくるのは
近親者や大切な存在が亡くなった時ではあるが
それは喪失感や後悔ということにフォーカスされることが多い。
そこまで見ようとしてこなかったものや
置き去りにしてきたことなどが
死というもののあらゆる層から
自分の周りを取り巻いてくる、という感じが自分の場合もあった。
これはとても大事な時期でもある。
死者から宿題をもらうようなことでもある。

しかしこれも自分自身の死、というものを考える時とはまた少し違う。

自分ががんになった時に
なんとも象徴的な夢を二つ見た。

一つは
電車の窓から外を見ていると
大きな太陽が日食になっている。
見る見るうちにそのプロセスが進行して
皆既日食となり、太陽が大きな黒い丸になったこと。
そしてもう一つは
PCを使っていると
OSがダウンして画面が白から黒に変わるというもの。
あ、ヴァージョンアップだ。となぜかその時に思った。

夢のお告げの通り、その後には自分の暗黒(ブランクでもある)
の時代が始まった。

本来人間の身体の中では
細胞レベルで毎日小さな死と再生が繰り返されているが
当時は「生と死が同時に身体の中に同居している」、と感じたものだった。

そしてこの頃は
そのほかにも今までになかった不思議な感応がたくさん起きた。
日常にいながら変性意識状態が頻発していたからだろう。
今思い起こしてもとても大変な時期だった。
まさに精神的にも死と再生、
全ての組み直しのような時期だったと思う。

このところ
大きな病や治療に向かう友人が多いので
色々思い出したということもあるが
昨年の冬至からシャーマニズムを改めて学び直し始めたということもあり
再び自分の内側が再編成される時期なのかもしれない、
という予感がしている。
決して楽ではないだろうが、
以前とはまた違ったフェイズで。

しかしまたそのプロセスを
さらに繊細に観察し
その向こうを感じながら進むのだろう。
恐ろしいながらもちょっと楽しみな感もある。

以前、WSに参加してくださった方が
(わたしのWSは)サイコマジックですね、と言っていたことがあった。
自分でもそう思う。(この予告編ほどは激しくないが)

ダンス、舞踏、身体の作業に加えて
カードやシャーマニズムの手法など
その場やその方にとって必要と思うことは全て使っていくから。
アートとセラピーで言えば、
やはりわたしの行っていることはアート寄りである。
というより元々アートは治療的な力を持っているよね。
その二つは分かちがたい。



ホドロフスキーの映画「サイコ・マジック」は
素晴らしい作品ですので未見の方はぜひ。





















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