11/11~12,
大正まろんプレゼンツによる4回目の大阪WS、
おかげさまで
終了致しました。
今回の場所、城東区にあるアトリエS-paceさんは
公演や、芝居の稽古に使われている場所。
タッパが高くて広々とした空間でした。
こまかく流れを追っていきたいけれど
プライバシーに触れる部分もあるし、
あの空気感は言葉ではとてもとても伝えることができません。
毎回そうなのですが。残念。
さて、
東京はもとより
大阪でもあらためて伝えたかったこと。
この不安定な時代を生きていくためには
マインドではなく、
身体という今生での「ベース」であり「ホーム」を微細に意識し、
感覚を研ぎすませて、
その中にしっかりと根を下ろすこと。
大地のみならず、自分という「存在」へのグラウンディングでもあるわけです。
まずは、ただ「在る」ということ。
それ以上でもそれ以下でもなく、「在る」ということは
すべてが満たされている状態でもあります。
それが自分自身の「軸」を育てます。
自我、というのはいわば水面上に出ている意識。
我々は通常そこを使って生きている。
その下には無意識という層があり、
身体はこことつながっています。
ですので、身体で気づいていたり感じていること、無意識的に行っていることを
いかに「意識化」して行くかが大切なわけで、
それに気づくと、世界の見え方や捉え方が変わってきます。
ここはとても重要なポイントで、
身体=無意識=直感というラインがつながること、なのです。
空(くう)になること。フィルターを外すこと。論理的に判断するのをやめること。
滞りに気づくこと。手放すこと。流すこと。
直感をキャッチし、信頼し行動する、ということが
今後は生きていくために非常に大切なことになります。
そしてさらに深い層には
集合的無意識というものがあります。
(ユング的にいえば今まで人類が生きて来た歴史が詰まっているわけですが)
人類に共通する意識。
(例えば多くの国で蝶を魂の化身として捉えている、など)
そこまで広くはないけれど、
グループ・ダイナミクスの中には
そのときの参加者同士が
ことばで何らか説明しなくとも
個を超えて、意識下で響き合ったり、共鳴したり、ある感情を刺激されたりと
いろいろなことが起こります。
そして特にダンスのようなノンヴァーバルでダイナミックでダイレクトな
コミュニケーションでは、実にさまざまなものが呼び起こされるのです。
深いところに在る悲しみや喜びなどが、
ことばにならない/名づけ得ないものたちが、
時空を超えて立ち上がってくるような瞬間が。
3次元と4次元が、混在しているような状態でもあります。
今回の大阪では、
そんなグループダイナミクスがはっきりと立ち上がり、
それゆえのグループ全体の「ワンネス感」が
これまでになく明確になりました。
「場」が育って来たことを、強く確信。
最終セッションの産後、
それぞれがエンジェルカード(フィンドホーンの)を引きました。
わたしは1回目はブランクカード。
引き直したカードは「Authenticity」でした。(確かなこと、信頼性、真正などの意)
まさに、まさにぴったりでした。
今回初めて来て下さった方、
リピートして下さった方、
参加いただきましてありがとうございました。
まろんさん、流星メンズのみなさん、いつも多大なるチカラをありがとう。
ヴァーバルには限界がある、とヴァーバルなセラピーをしている臨床心理士さんがよくおっしゃいます。
そしてノン・ヴァーバルでも、1対1のボディワークでは体験できないのが、
グループのダイナミクスとグルーヴ感。
今回も、その醍醐味と共に、暖かさを感じる時間でした。
次回は来春5月を予定しています。
そして来年からこのワークショップとは別に、
関西トレーニングコースを立ち上げます。
ダンスと身体を通して、魂とのつながりを深くしたい方、
ホリスティックな身体への学びを得たい方、
ぜひいらしてください。
詳細はまた掲載致します。
まろんさんも今回の振返りの記事を書いています。どうぞ読んでみて下さいな。
コチラ
来年も頑張るッス!!
読んで下さってありがとうございました。