長年お世話になった青山道場でのセッションも、
いよいよ残すところあと1回となりました。
東海大学病院で修行させてもらった後、
ここのスタジオで本格的にグループセッションを始めて
気がついたらもう20年近く経っていました。
気温急降下のせいか
体調不良による欠席の連絡も多かった本日。
以前、東京の基礎トレクラスに参加してくださった
セラピストのミュゲ恵子さんが来てくださいました。
エネルギーワークやさまざまな技術を駆使して
お仕事をされていますが
やっぱりダンスは好き、というオーラ全開で…
(うむうむ)
今日は日常の意識を離れ
身体感覚をできるだけ細やかに感じながら
スピリットと現実の間に架け橋を作るようなつもりで
ワークを進めましたが…
意識を広げていくこと、
真横や背面にも空間の感覚を持つこと、
ゆっくりと歩くことなどから始めたけれど
途中から、スタジオ全体の空気が
ふわりと暖かくなり、
(人数が少ないのにもかかわらず)
空間の密度が濃密になり
参加者それぞれ、大きな動きはしなくとも
とても何かを感じている…ということが伝わってきました。
空間そのものの変質。
何かの「気」で満たされている空気。
WSでは度々あるけれど
それがひときわ感じられる空間に。
ヴォルテックス」と表現された方もあり
「そこに何かがある」という表現をされた方もあり。
「何かをするから引き換えに得られる」ことではなく
「ただそこにいるだけで受け取る」ことのできる
大きな恩寵のような感じ。
(こればかりは、本当に言葉にならない…
そこにいるだけで満たされるような、泣けるような
感覚…)
大きな温かいものに包まれ、抱かれて
今日の「場」ができました。
終わってから、ミュゲさんが
描いた絵を見せてくれ
「これ、キョウコさんちの猫!」と。
おおっ!!
一昨年他界した拙宅の愚猫、
最近は気配もしなかったのだけれど。
来ていたらしいっす…
昨年他界したミュゲさんの知り合いの方も
いらしていたそうで。
他にもきっと大勢来ていたのだろうと思いました。
(こういうときは見えなくて残念だ…)
昔通ってきてくれたMさんやAさん、
ここのオーナーさんもいたかな…
外に出たら冷たい雨が降っていたけれど
手足もからだの内側もほんわりとした暖かさに包まれたまま。
今日参加のAさん、Kさん、ありがとうございました。