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介護の現場の<超偽装>。

コムスンの大スキャンダル以後、介護の世界の<偽装>は少なくなっただろうと思っていた。

ところが、

我が愛知県で、深刻な超偽装事件が発生している。

偽装を認めて謝罪し、不正請求で得た大金約4500万円を保険者である豊田市に戻しているかと思いきや

何と

豊田市が6月に下した<指定取り消し処分>を不服として、処分取り消しを求める訴えを地裁に行った。

豊田市は、不正請求分と延滞金含めて約6000万円を支速やかに支払うよう、地裁に提訴している。

超偽装は、豊田市美里5丁目23-5にある『グループホーム ひだまりとよた』
が舞台となり、入居者を水増しするという古典的な偽装がそこで行われた。

運営主体は、有限会社ひだまり である。少し調べられれば、偽装がすぐに明らかになってしまうのに、何故さっさと4500万を豊田市に返却しないのだろうか。
不思議な話である。人の噂も75日だ!と確信があるのだろうか?

高齢者認知症介護研究・研修東京センターが2004年に実施した外部評価では、
運営理念の項目については50%、ケアマネジメントのそれについては100%、内部の運営体制のそれに関しては60%が改善を必要とするとの判断が下されている。

もう2004年の段階から、ハイリスクな要注意運営主体だったのでR。

入居している認知症高齢者の皆さんが最大の被害者。
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