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悩ましいレポート

コロナの影響を私がもろ受けたのは、あれほど嫌がっていた<レポート課題>をこの3年間

出し続けなければならないことである。

 

私がレポートを嫌がるのは、客観的評価が困難だからである。

 

ワードでの提出なので、字の上手い下手は影響しないが、それにしても評価が難しい。

 

先週金曜日から今週月曜日まで数多くのレポートを受け取ったが、評価がぶれないように

必死になって短期集中で採点した。

 

ここ数日は、毎晩ヘトヘトになっての帰宅。

 

私のことだから細かなところまで見るミール。

採点原簿には、異常なほど書き混んでいる。

 

よせばいいのに、全てのレポートに対して、減点となった不備を説明するメールを送った。

減点ポイントが見つからない<超素晴しい>レポートも今回は多かった。

 

文句なしの<S>である。

<S>の評価ができた受講生が多かった。

 

本当に立派だと思う。

大変喜ばしいことでR

 

悩ましいのが、レポートの体をなしていないレポート。

スマホで書いている。

 

段落分けの発想がないのか、毎回改行のオンパレード。

 

自宅にパソコンがないケースは少なからずあると思うが、大学に行けばパソコンがある。

スマホでメモしたレポートをパソコンに転送すれば、<整ったレポート>になるはずだが。

 

図書か論文1つを取り上げ、400字以内で引用すること、その引用注を適切に付けること。

これが私の場合のこだわり。

 

肝心のこのレポートのキモが理解できないケースもあった。

 

配付教材と動画教材で、何度もこの<こだわり>を理解してもらえるようにハッスルしたのだが・・・。

 

教育は、本当に、本当に難しい。

 

 

 

 

 

 

 

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