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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
ミクロとマクロのマニフェスト
ミクロとマクロの間には、<メゾ>がはいるので、実際は3層レベルの
マニフェストが各党とも必要だ。
当面の成長と分配だけでなく、生涯保障としての年金制度をどうするのか、
各党とも、選挙前に示すべきだ。
広報部長になっちゃった河野さんが提案する年金改革は、非現実的だと
分かるが(財源を考えればすぐ分かる)、
しかし<現実的な年金制度改革>は、社会保障経済学の研究者も示して
いないし、各党の政策担当責任者も
出していない。
少子高齢化が進行し続ける現在、老後の年金支給と国民の年金保険料の
バランスを変えなければならないが
何をどう変えるか。
各政党とも<消費税率を下げ5%><消費税0%>と有権者が飛びつきそうな
数字を上げているが、
それで大丈夫なのだろうか。
どんどん国債を発行して急場しのぎしても、国家として問題ないという
人がいる。
<急激なインフレ>をどう防げるのか。
国債を乱発すれば、国際的な信用度が急激に下がることになる。
<経済的にも安心・安全な国>を目指すことと<様々なリスク>をどう
バランスさせるのか。
究極のアポリアだ。
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