La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

買い物(隣村)

2024年03月27日 | ユカタン諸々

借家にはキッチンがないので出前生活で、飲み物やおやつを買うくらいなら村で済むが、そうはいかない物を買いにときどき隣のオシュクツカブ村まで行く。コーヒー豆とか猫砂とか。うちのような小さい村だと「◯◯じゃダメなの?」となって買う人がいないくらいの物ですね。

 スーパーの駐車場に馬。

これまた、当たり前のようにいる。このスーパーでコーヒー豆などを買い、業務用スーパーでチーズを買う。ハムなどもめちゃくちゃ安いので、家ができてご飯を作るようになったらもっとこっちでいろいろ買うと思う。そしてもう一軒のスーパーで猫砂を買う(海辺では庭の砂で固まったので買ってなかった)。そのスーパーは狭苦しくて薄暗くて、それなら村の雑貨屋のほうがいい…ってな感じだが、色々試した猫砂の中でそこのプライベートブランドのが一番よかったので、わざわざそれだけ買いに行く。

それから、お菓子を買いにスーパー・ハイジへ。料理するようになったら日本食料品店として大活躍することになるが、とりあえず今のところは相棒お気に入りのチョコを買って、何か面白いものがないか見て回る。今回は nissin の袋麺と、スナオシのインスタント支那そばを見つけたのでそれも買った。メキシコでは、袋麺はマルちゃんが人気でカップラーメンは日清が人気なので、こんな田舎まで来ると日清の袋麺はスーパーには売ってない。ちなみに麺はマルちゃんのほうがいいけどスープは日清のエビ味が一番日本のラーメンっぽくていいんです。あ、メキシコで売ってるのはチリ唐辛子とかライムとか変なチキン味とかなんで、ほとんどの種類は買う気になりません。

 アロマコーナー

ハイジには、食料品だけじゃなくて本当にいろんなものが売られている。アメリカインディアンが魔術に使う香り(らしい)ロード・オープナーなるオイル?や、中東の香炭もあった。こんな田舎で誰が買うのか、謎。

 村の出口にある果汁絞り工場。

 買取価格の看板。

わたしがグレープフルーツを買っている、近所の購買所の搬入先。村人の評判が悪いことは書いたが、さらに最近、社長が「与党の選挙運動イベントに参加しないなら金を取る」と脅しているという、地元メディアのニュースもあった。まだ当局が動いていないので文句が出ているだけの段階だが、いかにもありそうなことである。

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先日、建設中の我が家の納戸で卵を産んでいた鶏が、また産んでいた。前回は作業員が見つけたんで取られてしまったが、今回は彼らは休みな上、4個! 

 さっそくTKG。

海外では玉子を生食をする習慣がないので、新鮮さを心配して邦人が一番悩むメニューである。よくわかってない人はコストコのオーガニックがどうとか言ってるが、オーガニックは関係ない。鮮度もいいに越したことないが、サルモネラとはあまり関係ない。殻じゃなくて黄身が汚染されてたらもうそれは運が悪かったとしか言いようがない。それでも新鮮なもので、かつ母鳥が元気なことを知ってるので、リスクを取る気にもなる。何と8年ぶりにありつけた!

 見逃した卵…

は、孵っていた。ヒヨコが6匹。親鳥は隣の家との間のブロック塀を越えられるが(全部は来ない、2番いだけ)、ヒヨコは無理。なので、おそらく母鶏はもう隣家には帰らず、我が家かヒルベルトんちの庭で面倒を見ているのだと思われる。つまり、ヒヨコは我々(ヒルベルト一家とわたしたち)のもの。万歳。

 こないだもらったトウモロコシ。

馬用の藁を運んでいた人からもらったものをバラバラにして天日で干している。その後アルカリ処理をして挽くと、トルティーヤを作るトウモロコシ粉になる。そんなことしなくても美味しいトルティーヤや美味しいトルティーヤ用生地は売ってるが、ちょっと自分でもやってみたくなった。実験ですね。

  借家のゴミ。

ゴミというか、解体したドアなんだが、引っ越してきたときから裏庭に放ってある。ああ、ユカタンらしいな、ジャガーだなと思ってたんだが、よく見たらジャガーじゃなくてトラ模様ですよね、これ? なぜトラだったんだろう?

 月夜。

うちの周りには大きい木がたくさん生えていて、夜は何だかわからない鳥の鳴き声がする。黒々とした木々のさらに上に目をやると、月の前を赤みを帯びた雲がゆっくり西に進んでいく。それだけのことなんだが、海辺で見る月と違う。すごくマヤっぽいと思った。



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