La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

買わない生活

2023年12月24日 | ユカタン諸々

えー、タイトルにあまり意味はありません。

 お向かいさん。

バイク専用ガソリンスタンドをやってるお向かいさんと、彼のオレンジを買いに来た中間業者の人。その前日に家族で農地(持ってる別の土地)に行ってきたらしい。中間業者には、「どこそこで買うから持ってきて」「農地でなってるもの全部収穫して買うから連絡して」「箱入りでいくつ以上あるなら呼んで」など、いろんなスタイルがある。誰をどう使い分けているのか知らないけど、ほとんどの家族が「別の土地を持っていて何か植えている」この村では、売る側もそのときどきで使い分けているらしい。

いくつか持ってくか?と聞かれたが、我が家はいっつもおすそ分けでもらってるし、それ売上または買い取った商品やろ?と思ったので、いやいや申し訳ないと断った。断ったけど、美味しそうなオレンジだった。

 柑橘類の一部。

だんだん区別がつくようになってきた。左上がリマ。右上がチナ(みかん、マンダリナともいう)。左下が甘いオレンジ。右下が苦いオレンジ。カルデラみたいな凸凹が、リマはお尻にあり、みかんはヘタ側にある。オレンジの区別は皮の穴?の凸凹度で判断する。木や葉っぱを見てもまだ区別がつかないが、それは今後の課題ということで。

  現場飯。

ひき肉とジャガイモの炒め物と、卵のスープ。相変わらず、めちゃうま。特にひき肉とジャガイモの炒め物は、絶品。野菜を大きいまま茹でて、切ってから肉を入れて、あと塩とユカタンの赤い唐辛子を少々だという。それだけでこんな味が!と何度も確認したがそうだと言う。ふーむ。卵をこうやって使うのは日本人には新鮮。

 芋の一種。

これ、ここら辺では雑草扱いで、誰も名前を知らない。茎が強くて、地中にちっさい芋があることが多くて引っこ抜きにくく、そこらじゅうに生えているしそこらじゅうから新たに芽を出す。葉っぱそのものは可愛い形だが、高さが中途半端で他の植物との関係というか配置も難しく、まったくもってやっかいものである。栃の実や葛みたいにニホンの知恵的なものでなんとか食べられたらいいんだが、正体がわからないので困っている。芋なんで、中毒怖いし。

 タランチュラ。

岩をどかしたらいた。こちらは何も悪さをしないので怖くない。近くで見ると、結構ゴージャス。

 村の名前になっている蔓草。

今年の正月飾りはこれで作る。これまで海辺の村でつる草に恵まれずいろいろ試していたが、今回はカゴ作りにも利用されるらしい蔓草。ラクなはず!

 オシュクツカブ村の中央公園。

やっぱり、なんとなく可愛いらしい村である。



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