La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

細かいチェック

2023年12月24日 | 新築

【12/21, 22の作業】 大柱の鉄筋埋め込み、土台の型枠とコンクリ打ち

 

基礎工事はちゃんと見学していたつもりだったんだが、南面の一角がこんなに可愛いのは気づかなかった。

  もろ遺跡。

車庫の入り口の脇なんで、外構プランを練り直して見せる方向で。

 

  大柱の鉄筋。

最後に残っていた2階が乗る部分。柱の鉄筋とブロック壁の位置関係を念入りに確認して、再度ラハを削る部分やベース筋?の大きさなどを調整していた。本当に丁寧。

  柱の鉄筋の位置には特にこだわる。

  重いんで4人がかり。

  4ヶ所完成。

海辺の家ではLさんがダイジョーブ!ダイジョーブ!とのたまった片持ち階段+バカっ広い空間(梁が長い)のため強度に難があったらしく、引っ越す1年くらい前から実はひび割れが出ていた。広がってきてなかったんで崩壊するリスクはないんだが、ちょっと見苦しかった。こっちは一階の壁の上に二階の壁が乗る素直な構造なんだが、このゴツい鉄筋。逆でもよかったかもw。

  傾かないようにワイヤー。

 

 岩混じりの砂の搬入。

床下を埋めるのに掘り出した岩とか土を入れ戻すんだが、量が足りないのと、こちらの方が圧がかかって床面がしっかりするので入れる。敷地は広いんだが生えている木をなるべく残す方針なんで、搬入スペースを取らず直接埋める箇所へ。南面の高い基礎の前面を埋めてスロープにし、

 それを超える。ダイナミック。

 スタックしたんでタイヤの下に岩。

 無事乗り越えた。

 2回目は難なく。

 

  土台の型枠。

ベテラン2人で組む。

  幅の調整。

  ぴっちり。

位置の確認と、あと板は海辺の村の現場同様、使い回しで多少の歪みもある。それをまっすぐにするために針金や細い鉄筋で固定していた。

  外壁部分、完成。

 床下埋めの岩混じり砂を掘る。

搬入時に埋まってしまった基礎を再び露出させる。ここの現場のリソースではどうにもならなかったし、あまりやり直しとか気にしない(というか気にしているそぶりを見せない)人々。

 コンクリ、始動。

これ以上外構部に飛び散って固まらないよう、バスタブみたいな桶(茶色いの)を買ってきて、一旦ミキサーからそこへ流し入れ、バケツに入れて運ぶ方式に変えた。このチームは何かあった方が便利だというとき、こうやって将来も使うと判断したらすぐ買ってくるんで、道具や機械が結構充実している。海辺の村のときは、我々が使うものは我々が買って供与し、いらないものはLさんがどうにかするか無しで済ませていた。

  コンクリ流し込み。

  バイブを使わず鉄筋で突く。

そういえば、コンクリポンプ車を使う大きい現場もあるが、振動機は見たことない。一軒家レベルだと、いい現場ではこうして突いている。手抜き現場だと、突かずにすぐ表面をコテで均し始める。彼はベテランチームで一番若い人で、こういう技術的に中難度のことを担当している。

 親方のチェック。

 本日の分、完成。

 おまけ。年季の入ったネコ。

 昼食時全員集合。

人数が多いが、うちの現場は比較的大きいので、ここをベースにして数人が他の現場へ日中移動する。我々は支払いに文句つけたり遅らせてと頼んだりしないから、工事が早く進めば早く入金されるってのもあるかも。それはともかく、楽しい現場。これで一族ってのがすごい。

 



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hebao)
2023-12-27 12:10:11
一族とは!!
それにしても、親方渋いな

そしてネコも
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Unknown (ぬし)
2023-12-27 19:49:56
マヤ人だけど渋いドンタコスw
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Unknown (hebao)
2023-12-28 11:24:26
まさに!w!
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