一応、先日行った親方の親戚の集落にある遺跡同様、国立人類学歴史研究所に認識されている遺跡なんだが、名前はない。別の村へ向かう道の脇にポツンとある。
世界遺産のウシュマルと同じ様式です。このファサードはけっこうきれいなんだが、他には基礎というか建物の土台というか、どうせ全部石造りなんで建物下部というべきか…しか遺っていない。ユカタンだけでなくマヤ文化の地域はどこもそうだと思うが、ときどき大発見と騒がれるような遺跡ばかりでなく、こんなのも結構ある。
で、どういう遺跡なのか調べても何も見つからない。チャクムルトゥンなどの大きな遺跡から大して離れていないし、日本史に出てくる隠居とか蟄居とか、何か理由があってこんな小さいのをあてがわれた…みたいなことを想像するのが楽しい。いつか分かる日が来るんだろうか。
隣のマリアと妹がおやつに売り出すために大量に作り始めた。小麦粉の生地で、手で絞り出して揚げる。
ユカタン以外では、ブニュエロというと別のものになる。この検索で、星とか花みたいな形のやつ。サクサクしているらしい。トルティーヤみたいなのはオアハカの、ボールみたいにまん丸なのはコロンビアのブニュエロだと思う。材料が違う。
小っこい乗用車なんかに乗ってるのは我々くらい。ほとんどが、仕事で物を運べるピックアップか、手軽に移動できて維持コストも小さいバイク。
マヤ人は昔からこの汁を煮詰めた?固めた?ものを噛んでいて、あるアメリカ人がそれにヒントを得て、お菓子のガムを生み出した。
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