La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

床タイル搬入

2024年05月15日 | 新築

【5/10-14の作業】 車庫周り庇、内壁色修正

 

 水タンクと床タイルの搬入。

まだ床スラブを打ってないので必要ないんだが、タイルの搬入日が買った2週間後とか1週間後とか言うことが変わるので、間に合わなくならないように念のため早めに買った。

 ベテランが運び出す。

こういうとき先頭を切って動くのはいつもベテラン陣。どうせ運ばなきゃならないんだが、若い衆はできるだけサボろうとする。

 2階に搬入。

大したこだわりはないので安いのというか、展示されていた特売品の中から選んだ。室内は壁の色に合わせるだけでよかったが、三和土や土間のタイルの色は少し悩んだ。というのも、ここは砂地の海辺と違って外は黒土、かつ雨季にはきちんと雨が降る。乾季の今は黒っぽいタイルだと汚れが目立つし、雨季には泥になるので明るいタイルのほうが汚れが目立つ。かといって室内とほぼ同じ(同じなのか違うのかパッと見わからないようなチョイス)というのも鈍臭い。タイルなんかいくらでもあるんだが、特売品から選びたかったので。

実は、ユカタンにはユカタン様式タイルというものがある。

 (c) Mosaico Peninsular

メキシコでは壁用の鮮やかな模様のタイルや、大胆な柄の床タイルなどがある。個人的には好きじゃないが、素敵だとウケる理由はわかる。で、ユカタンスタイルは、おそらく暑苦しさ対策だと思うが少しくすんだ色調が特徴。だが、壁とか床とか天井がガチャガチャうるさいのは嫌いなので、そこは普通に無地、日本のマンションみたいで構わない。ってか、日本では外構以外タイルって使わないか。茶碗とか落とすと絶対に割れますw。

 

2階建て部分の1階庇周りが始まった。ここを終えてしまえば後は屋内だけなのに、ヘソ曲げて来なくて放って置かれてた作業。親方が言うように、面積としても小さいし各々の工程はすぐ終わるが、細かい=全部すぐ終わるというわけじゃない。床スラブを打ちながら…というわけにいかないので、やはり片付けることにしたらしい。

 庇上部の仕上げ、1層目。

 傾斜をつける親方。

この下は書斎とその奥に納戸でちまちまと狭いし湿気も気になるところだったので、念入りにやってくれるのはありがたい。

 2層目。

 しずく処理。

ここだけ残っていた北面。その後、仕上げ。

 

 壁の色違いを直す。

ようやく着手。階段あたりを担当していた無口な青年が、1人でやっていた。無口だから仕事が丁寧だってことにはならないが、ヘラヘラ組じゃなくてちょっと安心した。基本的に、水だけをつけた金タワシの鏝でこすって、日を変えて塗ったマシヤの境界をぼかしていくというやり方らしい(ほら、材料はもう買わないから)。あとは彼がやったところが乾くのを待って、また口を出すかもしれない。

 

 洗濯場。

なぜかまた設備が進まない。が、我々が帰った後にちょっと来てやったらしい。ガス管を通すPVCを埋めといてくれと言ってあるが、やってない。

 風呂場。

左側の2本の穴は浴槽用(冷水と温水)。日本のお風呂だとお湯張りとか追い炊きのパネルが付くが、我々は風呂桶用とシャワー用に混合栓を2つ付ける。この暑いユカタンでは追い炊き機能が必要なくて、湯沸かし器経由の配管をするよりシャワーと別にもう1セット付けたほうがラクだからです。こちらも我々がいない間の作業。あれだけ言ったのに、また高さを間違えていた。もう笑うしかない。



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