生ひ立ちの記 その2 中也さんです! 2019年06月22日 21時15分19秒 | 一詩一日 できれば毎日? Ⅱ私の上に降る雪は花びらのように降ってきます薪(たきぎ)の燃える音もして凍(こお)るみ空の黝(くろ)む頃 固く結晶化した雪というのでしょうか、ハラハラとコートの上に落ちて来て、カサカサ音がしたのかもしれない。いや、それでも雪が薪の燃える音というのは難しいです。何か別の意味があるのでしょうか。黒っぽいどんよりとした空から、わりとハッキリと雪が落ちてきます。 そうだ。詩なんだから、薪の燃える音だろ . . . 本文を読む