ワクチン接種二回目の日です。はるか遠くだと思ってたのに、どんどん時間は過ぎていきます。こんな感じで、すべては通り過ぎていきます。
何もしなくても通り過ぎてくし、何かをしてるわけだけど、仕事してたり、ジャム作ったり、下手くそな五七五を書いたり、歩きに行かなきゃと思いつつどこにも行かなかったり、写真の整理したり、部屋は散らかしたまんまだったり、あれこれしても、しなくても、時間は過ぎていくものでした。
そうか、もう三週間は過ぎたんですね。そしたら、明日は普通にお仕事に行けるんだろうか。熱とか出たりしたら、どうしようね。
どうしようも何も、熱が出たら、熱が出たなりの対処をしなくてはいけません。まあ、それだけのことですね。
ヒガンバナは、横目に見るだけで、まともに向き合うことはありませんでした。行こうと思えば行けたのに、つい怠けてしまった。
どこかに行くことも同じです。近所に買い物に行かなくちゃ、ということさえ、めんどくさくて放置していました。今日だって、注射のあとにひとりであちらこちら出かけたらいいのに、たぶん、行かないと思います。
何だかションボリしてるんですね。どうしてなんだろう。雨だから?
「タワーリング・インフェルノ」を久しぶりにBSで見ました。いつもながら、マックイーンさんは素敵でした。でも、彼はくたびれてもいたようです。そこから何年もしないうちに亡くなってしまうのだから、あんなにステキで、あんなに光り輝いていたマックイーンさんだって、いつかは亡くなってしまうんでした。
「パピヨン」に出ていた時も、あれも脱獄ものだったけれど、彼は自由を求めて、どんな状況になっても出て行く、そういうキャラをいろんな形で演じていたのだと思います。
晩年には違うキャラを演じたこともあったけれど、私たちはそれに対しては拒否反応を示したはずでした。
彼はいつも自由の求道者にならなくてはいけなかった。しんどかったかもしれないね。
でも、五十年近く経っても、私は何か楽しくなれました。マックイーンさんのおかげでした。
ポール・ニューマンさんは、昔から何か好きになれなかったし、今回もいつもの彼らしい、おしゃれで、かっこよくて、技術者的で、いろんなものに怒ってたりするキャラでした。
私が年を取ったせいか、そんなに嫌味に感じなかった。本当は、もともといい感じの人だったんでしょう。それを私はひねくれてて、うまく受け止めることができなかったんですね。
そうか、今も、うまく受け止めてない人がいると思います。反省して、受け止められるよう心がけます。
(音楽は、ジョン・ウイリアムスさんでした。あら、ここでちゃんと仕事はしているけど、キャッチーな曲作りはできてなかったです。映画が終わったら、どんな曲が流れてたのか、私は再生することができませんでした。あの、「スター・ウォーズ」の彼なのに、このころはまだ私はキャッチできませんでした。)
雨がシトシトにちようび、これはタイガースの曲でしたね。ボクはひとりで、きみの帰りを待っている。どんなに遠く離れていても、ボクはあの子の心が欲しい……、とかなんとか。
そんな歌でしたか。いや、そんなことより、型通りに自分の生活をあてはめている自分がいます。
寒かったら、「さむいわ、さむいわ、さむいわ、こんな時こそ……」と山口百恵さんになってしまうし、
酔っぱらったら、「オラはヨタヨタどー」とか言ってみたり、
もっともっといろいろあるみたいです。雨の日曜日、私は何をするでしょう?
ハイ、今から注射に行くんでしたね。傘さして行きます。
河島英五さんみたいに、「元気出していこう」です! 雨は降ってますけど。