おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーションの長岡力(ながおかつとむ)です。
地域活性化のプロジェクトや中小企業の新分野進出等の現場にいると「いつになったら黒字になるのか?」という質問がしばしば寄せられます。
この時期に黒字になり、この時期で投資分が回収できるという収支計画を策定することで、この問題は解消しますが、果たしてその通りに進むのか?実態はどうなのでしょうか。
2011中小企業白書では、「新規事業が黒字転換するまでに見込んでいた期間と実際に要した期間」というグラフがあります。
グラフでは3ヶ月未満と見込んでいた比率が13.4%に対して実際は15.3%と早期に実現する場合もあれば、5年以上の見込みは4.9%に対して実際は12.7%となっています。
この転業について白書では、既存事業を縮小し新事業に経営資源を集中する場合、転業期間中は既存事業からの収益が減少するため資金繰りが厳しくなる。
新規事業が軌道に乗るまで予想よりも長い時間がかかる傾向にあれば、転業期間中の資金繰りは企業にとって特に重要になるとしています。
新規事業は思惑通りに進まない、黒字転換までに見込みよりも長い時間がかかるということを最初に覚悟し、余裕を持った計画を策定することが肝要と言うことです。
地域活性化のプロジェクトや中小企業の新分野進出等の現場にいると「いつになったら黒字になるのか?」という質問がしばしば寄せられます。
この時期に黒字になり、この時期で投資分が回収できるという収支計画を策定することで、この問題は解消しますが、果たしてその通りに進むのか?実態はどうなのでしょうか。
2011中小企業白書では、「新規事業が黒字転換するまでに見込んでいた期間と実際に要した期間」というグラフがあります。
グラフでは3ヶ月未満と見込んでいた比率が13.4%に対して実際は15.3%と早期に実現する場合もあれば、5年以上の見込みは4.9%に対して実際は12.7%となっています。
この転業について白書では、既存事業を縮小し新事業に経営資源を集中する場合、転業期間中は既存事業からの収益が減少するため資金繰りが厳しくなる。
新規事業が軌道に乗るまで予想よりも長い時間がかかる傾向にあれば、転業期間中の資金繰りは企業にとって特に重要になるとしています。
新規事業は思惑通りに進まない、黒字転換までに見込みよりも長い時間がかかるということを最初に覚悟し、余裕を持った計画を策定することが肝要と言うことです。