おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の275ページ「「経営者保証に関するガイドライン」のポイント」をみましたが、今日は277ページ「第2-2-26図 組織形態別に見た、社内の重要な意思決定状況」をみます。
下図から社内の意思決定について組織形態別に見ると、「経営者が一人で意思決定している」と回答する割合は、個人事業者で 59.1%と高く、小規模法人で 37.3%、中規模法人で 18.1%と規模が大きくなると低下し、代わって会議の決議や、役員や幹部との相談を重んじる割合が高くなることが分かります。
これについて白書は、小規模事業者においては、経営者の判断に依存する部分が大きい一方、法人形態となると、組織的な意思決定が行われるようになっている、とあります。
次に、中規模法人の、社内の重要な意思決定に関連して、取締役会の状況について、従業員規模別に取締役会の設置状況について見ると、従業員規模が大きい中規模法人ほど、取締役会を設置している割合が高くなっていることが見て取れます。
事業承継後、後継者がスムーズに経営を行っていくためには、社内の組織を整備しておく必要がある。こうした観点から、社内の意思決定や経営者を補佐する人材等に着目して、中小企業・小規模事業者の組織体制を概観していく、ということです。
後継者を育成するのは日頃の行いが大事ということですね。読み進んで行きましょう!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の275ページ「「経営者保証に関するガイドライン」のポイント」をみましたが、今日は277ページ「第2-2-26図 組織形態別に見た、社内の重要な意思決定状況」をみます。
下図から社内の意思決定について組織形態別に見ると、「経営者が一人で意思決定している」と回答する割合は、個人事業者で 59.1%と高く、小規模法人で 37.3%、中規模法人で 18.1%と規模が大きくなると低下し、代わって会議の決議や、役員や幹部との相談を重んじる割合が高くなることが分かります。
これについて白書は、小規模事業者においては、経営者の判断に依存する部分が大きい一方、法人形態となると、組織的な意思決定が行われるようになっている、とあります。
次に、中規模法人の、社内の重要な意思決定に関連して、取締役会の状況について、従業員規模別に取締役会の設置状況について見ると、従業員規模が大きい中規模法人ほど、取締役会を設置している割合が高くなっていることが見て取れます。
事業承継後、後継者がスムーズに経営を行っていくためには、社内の組織を整備しておく必要がある。こうした観点から、社内の意思決定や経営者を補佐する人材等に着目して、中小企業・小規模事業者の組織体制を概観していく、ということです。
後継者を育成するのは日頃の行いが大事ということですね。読み進んで行きましょう!!