中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

白書が考える起業しやすい環境とは??

2019年10月07日 08時24分11秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

前回は2019年版「中小企業白書」176ページ「第 2-2-16 図 男女別及び年齢別に見た、後継経営者の事業承継分野」を読みましたが、今日は177ページ「第 2-2-17 図 男女別に見た、後継希望者の推移」を見ます。

下図から後継希望者数の推移について見ると、男性は減少傾向にあるのに対し、女性はほぼ横ばいで推移していることが分かります。

次に、年齢別の後継希望率の推移を見ると、25歳以下では減少しているものの、26~39歳での後継希望率は、比較的高い水準で推移していることが分かります。

ここまでを踏まえ白書は、経営の担い手全体では、起業家、後継経営者ともに減少傾向にあるものの、年代別で見ると26~49歳の割合が増加していることが分かった。起業の担い手については、副業起業希望者が増えていることや、起業希望者は転職希望者に比べて技術・知識をいかすために仕事を変えたい者が多いことが分かった。

技術・知識をいかすために起業する場合、必ずしも現職をやめたい理由があるとは限らない。副業起業希望者が増えているのも、現職をやめることによるリスクを考慮している者が増えているからではないだろうか。

起業家を増やしていくためには、現職を続けるか起業するか迷っている層に対して、起業に失敗しても再起しやすい環境や、現職をやめずに副業として起業できる環境を提供することも有効といえよう、とあります。

11月に創業塾の講師を務める予定なのですが、この落としどころは納得ですね。使いましょう~!!

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