廃業よりも開業が上回っている！！

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション　中小企業診断士　地域活性化伝道師の長岡つとむ　です。

昨日は2020年版「中小企業白書」の110ページ「第 1-3-1 図　企業規模別企業数の推移」を読みましたが、今日は114ページ「第 1-3-5 図　開業率・廃業率の推移」を見ます。

下図から我が国の開業率を見ると、1988年をピークとして減少傾向に転じた後、2000年代を通じて緩やかな上昇傾向で推移してきたが、直近の2018年度は4.4％に低下していることが分かります。一方で、廃業率は1996年以降増加傾向で推移していたが、2010年に減少傾向に転じ、直近の2018年度は3.5％となっていることが分かります。

この数値の出所は、厚生労働省「雇用保険事業年報」です。よって、信憑性に全く問題はないのですが、私は、一昨年くらいからこの数値を見るたびに、開業が廃業を上回っている結果に違和感を感じています。廃業ではなく休業を選んでいるので、こうなるのですかね？肌感覚と違うのは気のせいですかね？？

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