生産性の高い企業へシフトする！！

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション　中小企業診断士　地域活性化伝道師の長岡つとむ　です。

昨日は2020年版「中小企業白書」の129ページ「第 1-3-20 図　存続企業の労働生産性区分別企業数の構成比の変化」を読みましたが、今日は131ページ「 第 1-3-22 図　労働生産性区分別従業者数の構成比の変化」を見ます。

下図について白書は、それぞれの労働生産性区分の企業における従業者数の構成比の変化を見ると、2012年から2016年にかけて「高生産性企業」の割合が増加するとともに、「低生産性企業」の割合が低下している。

人口減少によって長期的に労働力が限られていく我が国において、生産性の高い企業へ限られた経営資源が集中することは、経済全体の生産性を維持・向上させる上で重要である。

そうした中、参入や退出、市場シェアの変化による新陳代謝や既存企業の生産性向上によって、生産性の高い企業への労働力の移動が一定程度生じていると推察される、とあります。

要するに、本来、退出すべき事業者がゾンビとなっていることに対する今の融資制度の在り方に問題があるということですね。確かに生産性が高い企業へシフトすることは望ましいのですが、シフトできない人のセーフティーネットをどう考えているかも教えて欲しいですね！！

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