チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を聴く

お隣の周南市で
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会がありました。
やはり生で、本物の音を聴きたいと会場に向かいました。



音楽ファンって
裾野が広いというのか、
会場には溢れんばかりのお客様でした。

オシャレなかたも多くて
お着物を召したかた、
美しいレースのストッキングを合わせたかた
どれだけ今日のコンサートを心待ちにしておられたことか

たぶん中学生の吹奏楽部なのかしら、
同じ制服を着て２列に並んで静かに開場を待ってました。

楽団員の登場です。
黒燕尾服に身を包み、なんと麗しいお姿！
コンマスの元、音合わせする姿も神々しい

指揮者登壇
シーンと静まり返った空間にタクトをひと振りすると、
そこはもう、異空間、別世界

たゆたう音の流れに、
日々の喧騒を忘れ、浮き世のうさも置き去りにし、
わたしは音に、揺れる・・・沈む・・・溺れる・・・

ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」作品92
生き生きとした、祭りに酔いしれる音

同じくドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 作品88
わたしは未熟者でして、聴いたことない楽曲でした
第３楽章のメランコリックなワルツ
終焉に向かう第４楽章

スメタナ 連作交響詩「わが祖国より」
やはり聞きなれているせいもあってか
モルダウ！最高でした

川の流れを眼前にし、
力強く歩むチェコ民族の血を感じさせます

素晴らしい一日でした！

ピアノのお稽古

涼しくなりましたね。
タオルケットだけでは朝、寒くて目が覚めるほど。

休みの日、ふとピアノを弾こうと蓋を開けました。
久しぶりに見る鍵盤の羅列が眩しい。



洗濯挟みは楽譜を押さえるための苦肉の策(笑)



シューマン作曲
「子どものためのアルバム」より「勇ましい騎手」

イ短調（途中からハ長調に転調）だし、和音も簡単だし、リズムも難解じゃないし！
そう意気込んで弾き始めたのは良いものの、
思わぬ所に落とし穴が！

指は段々と勘を取り戻して動き始める。
今更ながら気づくことは、
運指（指運び）の重要性。
１から５の指番号があって、
作曲者の意図通りに弾くには、その番号通りに弾くのがよい。

これが実に面倒なんだな。
私の意図とは違うわけだから。

でもつっかかる箇所は、必ず指間違いのところ。
うんもぉ！と悔しがる私。
簡単なところなんだけど、番号違い。
ま、ここはこれからの課題としよう。

そして次なる落とし穴、課題とならない難題。
「目」つまり「視力」ですな。
近眼と老眼の鬩ぎ合い(笑)
譜面台と鍵盤の距離感がつかめない。
音符にピントを合わすと、鍵盤にピントが合わない。
暗譜しようにも頭がついていかない(笑)

「最近ピアノの練習してるんだ」と娘に聴かせたところ、
私も弾いてみたい、と弾き始めたら、
数分もすると上手く弾くのよね。
ちょっと悔しい。
若いって素晴らしいよね。

「勇ましい騎手」というタイトルとは微妙に違って、
音楽そのものは少し物悲しい。
スタッカートをどう弾くかがポイントでしょうか。

私も頑張ろう。
ミスタッチなく弾きたいな。

ユーミンライブ

ユーミンは好きだから、ライブは行くことにしている。




今回は、こんな言い方は失礼かもしれないが、
知ってる人だけが知ってるユーミンの名曲、
スローでセンチメンタルな、
アルバムの中でも、次の曲に飛ばしてしまいがちな、そんな曲選びだった。
今回のライブは、40周年ということもあってか、
ユーミンのコアな部分での曲選びだったような気がする。
40年もの間、音楽を作り続けている彼女。
メジャーな曲と同じ数だけマイナーな曲もあったりする。
ちょっとだけユーミン知ってます、の人は乗れなかったんじゃないかな。

いつまでもきれいで元気な彼女を見てると、
私も頑張れる気がしてくる。

仕事で落ち込む私を家族や友人が励ましてくれる。
誰かが何処かで私を見守ってくれている、と思うとムクムクと勇気が湧いてくる。

ユーミンの音楽は私のビタミン剤♪
嬉しいときも寂しいときも、私に寄り添ってくれる。
明るく笑いながら語りかけてくれる。



会場が広島市、
広島に住む幼なじみにも会いました。
暫く振りに訪れた原爆ドーム。
平和な日本に居るからこそ、この惨劇は忘れちゃならない。



たくさんの千羽鶴。
思いを込めて空に羽ばたけ！



広島は柑橘類を売り出そうと、こんなものも作りました。
チキンをベースにした、さっぱりとしたお味でした。

３月の寒い１日でしたが、
友人とユーミンに会えたステキな日曜日でした♪

「レ・ミゼラブル」博多座公演

行ってきました。
「レ・ミゼラブル」博多座公演です！




去年公開された映画もよかった！
もちろん何度もDVDで堪能もしました。

そして我が家の最大のお気に入り…
「レ・ミゼラブル25周年コンサート」
これは凄いよ！
武道館くらいの大きな会場で、ロンドンキャストによるコンサート。
動きはなく、衣装を着てスタンドマイクで歌うだけなんだけど、
それだけでも大迫力！
カメラワークも秀逸で、まるで映画を見ているかのようです。

生活や頭の中はレ・ミゼラブルだらけ(笑)

そして数ヵ月も前からわくわくしながら迎えた26日。
mayuの自動車のナビが、へんてこな道を教えたもんだから、博多到着には少し時間を要しましたが、無事到着。
博多座の近くのお蕎麦屋さんでお昼御飯。
ここのお蕎麦、美味しかった！

座席は博多座友の会にはいっている知人にお願いして、早期予約をしました。



前から６列目のとても良いお席でした。

当たり前と言えば当たり前なんだけど、
皆さんホントに歌がお上手なの。
あれだけ歌えたら、さぞかし気分もいいだろうなぁ。

映画やドラマもいいけれど、
生身の人間が目の前で劇を繰り広げる、
喋って歌って泣いて笑って。
体温を感じられる私は舞台が好きだわ。


これまでは、映画を見ながらも、ライブに行きながらも、なかなか集中して楽しむことができませんでした。
しかしここ数年、雑念なく集中して観ることができ始めました。
これはワタシの進歩なんです(笑)

集中して楽しむと、心が自由を獲得する。
自由は私の内部で風船のように膨らんだり弾けたり。
明日のことも、これからのことも、何一つ思わなくていいのだよ、と許される。
今を楽しんで！と勇気づけられる。

私の内側で何かが変わる、動く、しなやかになる。
何かを始めたくなる。
もうじき9月だよ、と月が変わったところで私は何一つ新しくならないのだけれど。

よい舞台でした。
千秋楽も盛り上がるのでしょうね！
行きたいな～

負けないで♪

今朝のラジオで、ZARDの「負けないで」の一節、

「負けないで　もう少し
　　　　最後まで走り抜けて」

を、山口弁に変換したら・・・と言うのをやってて、
それが可笑しいのなんのって、
お腹を抱えて笑ってしまいました(笑)


「負けんこといいね　　あとちょっとじゃけぇ
　　　　最後まで走りぃよ」

「負けちゃつまらんよ　　あと少しっちゃ
　　　　しまいまで走らんと」

「負けさんなや　　あと少しじゃ　　
　　　　最後まで走らんにゃ」

「負けちゃいけんよ　　もうちょびっとじゃ
　　　　終りまで走りんさい」


話し言葉を書き言葉にすると、とても「日本語」とは思えない(笑)

生の声でお聞かせできないのが残念！
イントネーションやアクセントなど(笑)

山口県は広島に近い東部、九州に近い西部、中国山地を挟んだ日本海側の北部、瀬戸内側の南部、
そして、どこからも侵されていない比較的純粋な方言を持つ県央部、
それぞれが微妙に異なった方言を話します。

よく維新のドラマなんかで、俳優さんが山口弁を話しますが、
まだまだです(笑)

皆さんもお国ことばで「負けないで　もう少し！」と一緒にご唱和してみませんか(笑)

きっと、なぜだか、故郷がずっとずっと好きになります。

私の「未来予想図」

Dreams Come Trueは、なぜだか苦手だ。

何が苦手なのかわからなかった。
歌もうまい。
曲もいい。
ファンが多いのもうなずける。
私も何枚かアルバムを持っている。
しかし、無理なんだ。

最近になり、苦手な理由がわかった！
それは…
美和さんが元気過ぎるのだ！

ファンの多くが彼らを語る言葉の中に、
「元気もらいました！」
ってあるでしょ。

私の場合は、音楽を聴くにつけ、
「元気取られました！」
となるのだな(笑)

きっと、あのパワーとタフさに、私が負けてしまうのだ。
疲労困憊してしまうのだ(笑)


去年の夏だったか、
自分でも信じられないくらいに落ち込んだ。
何かにすがり、何かに頼らなくては立ち上がれないくらいに。

たくさんの本を読んだ。
多くの友人に相談もした。
答えは出ない。

しかし、暗中模索しながら漠然と、そして確実に得られたのは、
「未来を信じる」と言うこと。
未来があるから、明日があるから、今を生きられる。
絶望を希望に変えながら。

「念ずれば花ひらく」ではないけれど、
思いは通じる、願いは叶う、と言うことだ。

だったら私の未来は？
叶えたい未来は？

この年で未来を語るのは、ちょっと気恥ずかしいわね(笑)
スッチーになりたい！だなんて言わないから(笑)
でも、この際だもの

「笑顔でいる」

この一言なのだ(笑)
ありきたりだけど、そうなのだ。

落ち込みから這い上がる途中に、巡り会えた「未来予想図」の歌詞に、

「ずっと心に描く未来予想図は、
ほら、思った通りに叶えられてく」

これだ！これなのだ！
ここのフレーズだけは私の応援歌なのだ。
今でも、辛いとき、落ち込んだとき、ここを口ずさむ♪
何度も口ずさむ。
口ずさみながら、鼻の奥がつんとして、うるっとしそうで困ることも多々あるのだけれど、
何度かリフレインしていると、
心が晴れてくる、
心が落ち着いてくる、
明日が見えてくる。
笑顔になれる。
そう、
今はどんなに辛くても、私には笑顔でいられる未来が待っている、と勇気づけられる。

そして、
よっしゃ！頑張ろ！
と、顔を上げて前を向けるのだ。
一歩を踏み出せる。


「ずっと心に描く、未来予想図は、
ほら、思った通りに叶えられてく…」

「日本の恋と、ユーミンと。」

出ましたね！
新聞記事で見つけて、すぐにネットで予約～♪
今夜、我が家に到着しました。

全部知ってる曲だけど、
全部持ってる曲だけど、
それでも大好き！

セレクトされた音楽は、う～ん…良いなあ♪

「水の影」これが入ってる辺りが素晴らしい。
「埠頭を渡る風」「カンナ8号線」「DESTINY」なんかはライブを彷彿させるくらいノリノリ！

初回限定盤はDVDもついてくる！
観るのが楽しみ♪

ユーミンと出会って39年、中学一年生だった私。
数字で見ると、すんごく年数経ったみたいね(笑)
実際そうなんだけど(笑)

私は何度、ユーミンになりたいと思ったことか！
今でも叶わぬ夢だけど、やっぱりユーミンになりたい！

BSプレミアム 平井堅♪

見ましたか？「SONGS」
平井堅さんの歌のお上手なこと
どの歌も声量たっぷり

Ken's Barのお客様に参加したかった
うらやましい限りです。

彼の音楽に包まれて眠ることにしましょう

おやすみなさい
明日も良い一日でありますように

平井堅ライブ「JAPANESE SINGER」

10月11日、周南市文化会館での「平井堅ライブ」に参戦してきました。

前回の「ユーミンライブ」と同様に、情報弱者でした。
ライブの開催を知ったのは一般発売の１週間前！
こりゃ無理だ・・・と諦めながらもネットで検索。
一般発売はとてもとても狭く厳しい枠です。
とりあえず申し込みました。

すると、どういうことでしょう！
当選メールが来たのです。
いやはや、こんなこともあるのですね。

６年前は防府市公会堂でのライブにも参戦しました。



感動の２時間３０分でした。

エロチカソングに続き、KEN'S BARではしんみりとバラードを。
泣いてしまいました。

上手いなぁ～
彼は本当に歌が上手い！

そして、「買うまい」と心に決めていたのに買ってしまったグッズ(笑)



べっ甲飴



けんちゃんけん玉

数種類のグッズの中からどれか一つが入っています。
私は、この赤玉を抱えた「けんちゃんストラップ」を狙っており、ラッキーにも仕留めました(笑)
ここまでデフォルメされた彼は、愛嬌もあり愛すべき人となりました。



クラッカーと共に舞い降りてきたリボン！
嬉しい～！




玄関先の金木犀も満開となりました。
秋本番です。
今月は私の誕生月です。
楽しく豊かに過ごしたいと思っています。

ユーミンコンサートツアー「Road Show」

５月８日の日曜日、広島公演最終日に参加しました。

ネタバレブログ等を見ずに出掛けたものですから、
イントロで好きな曲に出会うたびに「キャー！！」「わぉ！」と一人興奮！

私がユーミンと出会ったのは中学１年生。
何もわからずに「ミスリム」のＬＰ（懐かしい響きだこと！）を買いました。
早く大人になりたくて、大人の仲間入りがしたくて、
私にとっては、すごく背伸びしたお買い物だったのです。

いまでも色褪せないユーミンの音楽の数々。
一曲一曲を聞くたびに、その当時の記憶が蘇る。
きっと参加した誰もが胸を熱くし、
こぼれる涙を止められなかったことだと思います。

お客さんの年齢もほとんど５０代以降かな(笑)

開演までロビーのソファーに腰かけて、ギャラリーの方々を眺めていました。

どの人の心にも、ユーミンの音楽が沁みついて、
それぞれの人生のひとコマをユーミンと共に過ごした・・・
皆さんそうした誇りに満ちていて、
オシャレして、笑顔で、軽やかな足取りで、
それでいて落ち着いた雰囲気で会場に入っていました。

驚いたのは男性が多いの！
「おじさん♪」なんだけどね(笑)
もちろん私も「おばさん♪」だけど(笑)

曲の合間の拍手の中から聞こえる「ユーミ～ン！」「ゆ～み～んん！！」
これ、全部、男性の声！(笑)
真っ先に席から立ち上がり、手拍子し始めるのも「メンズ」(笑)

私の精神状態が良かったのか、
これまで４回参加したライブの中で、一番よかった、楽しめた♪
新旧織り交ぜた選曲も素晴らしかったし、
十数年ぶりに耳にした曲もあったりで、ずっと興奮の坩堝でした。


アルバム「Road　Show」もとても素晴らしい。



母の日にmayuがプレゼントしてくれました♪


私の感想では、
これまでの集大成（いやいや、もちろんまだまだ早過ぎるのですが）のような。
つまり、ユーミンの好きな節回しだとかリズムだとか文句だとか。
それらが上手く調和し、年齢と時間と共に熟成され、私たちに届けられているのです。

ユーミン自身もこのアルバム、いい出来だ！って思っているのでは？(笑)


ユーミンの音楽に出会えてよかった。
ずっとファンでいてよかった。
そして、これからもファンであり続けたいと心に決めた夜でした。


もひとつ！おまけの効果があるのです(笑)

おしゃれで、きれいで、抜群のスタイルで、ダンスも上手で・・・
決して追いつけないし、真似もできないけど、
ライブの後には必ずと言っていいほど「ユーミンになりたい！」と願ってしまうのです(笑)
私って単純でしょ？(笑)

健康に気をつけて、いつも明るく笑顔でいたい！
そんな気持ちにさせてくれる「ユーミン効果♪」です。