とまぴーSTYLE

よく食べ、よく笑い、よく遊び♪
元気が一番!
今日も豊かな一日になりますように・・・

「通天閣」

2013-09-28 08:58:38 | 


西 加奈子(著)


     通天閣近くに暮らす中年男「俺」と、
     若い女性「私」の生活が交互に描かれていく。



この世界には多くの人々が暮らし、生きている。
その生き方は様々であって、何が正解か誰にもわからない。
私の生き方だって、他人から見れば不可解なものかもしれないし。
でも、私だけじゃない、私だって皆だって一生懸命生きている。

辺りをどう見回しても、
私の周辺には作中人物誰一人として心当たりがない。
私が気づかないだけかもしれないのだが。

最初のうちは眉間にしわを寄せながら、ではあったが、
次第に読み進めるうちに、段々と彼らとの違和感が薄れ始め、
それどころか、身近な存在に変わっていくのだ。
彼らが小説から飛び出し、生身の人間になっていく。
体温を感じ始める。

ぐだぐだで、享楽的で刹那的で、破壊的で。。。
日々を生きる、だなんてきれい過ぎる言葉だと、
日々をこなす、が、しっくりくる。
自分のことしか考えずに生きている。
愚痴を言い、悪態ついて暴れまわる。
でも、そうそう、わかるな~って共感してしまう。
嫌いではなく、共感。

型にはまった毎日から抜け出せる作品。
こんな生き方あるのかな。
あるのだよ。
ありなんだ。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のお弁当

2013-09-21 12:03:26 | 食べること
秋らしい毎日です。
日差しはまだまだ厳しいけれど、カラリとしています。

今週最後のお弁当です。

釜あげちりめんと梅干しのご飯
ステーキ
蒸しじゃがいも
チンゲンサイのバター炒め
マカロニサラダ
金時豆

冷蔵庫も空っぽになりました。
スッキリしますね。
毎回土曜日のお弁当は残り物ばかりだけど、豪華になります(笑)

明日からお休み。
幾つになってもお休みは待ち遠しいです。

いただきまーす!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夜明けの街で」DVD

2013-09-19 21:40:16 | 映画
公開当初から、絶対に見ない。
DVDになったとて、絶対見ない。
たとえ、100円でレンタルし始めても、絶対見ない。。。そう誓っていたのに。。。
見た私が悪かった。




何故にこんな「つまらぬ」映画ができあがってしまったのか。
いったい誰がこんな「つまらぬ」ものを作ってしまったのか。

深田恭子ちゃんは陶磁器のような美しさで、同性の私をも魅了する。
神秘的でありながらも、無邪気さをはらんだ黒目がちな瞳も、存在のあやふやさを醸し出す。
しかし、ただそれだけだ。

ミステリーの面白さは、まるで「オマケ」程度。
これは「不倫」をテーマとした「つまらぬ」話だ。

中村雅俊さん、彼は何故、映画に出る?
君は役者か?
だったらもっと、しゃんとせい!

萬田久子さん、
綺麗だけれど、女優さんだもの、当たり前だわ。

酷いキャスティング。

岸谷吾朗さん、
深田恭子ちゃんと恋仲になり、妻子ありの、不倫ってことなんだけど。
不倫が終わった途端、普通のくたびれたおじさんに成り下がるところ、
ここは上手かった。
役者さんだな、と思いました。

唯一よかったのが木村多江さん。
妻の健気な姿に隠れた女の怨念。
こわーい!


一度きりだと「浮気」だが、継続性を持ち始めると「不倫」になる、らしい。

何を学べと言うのか、この映画で。
何を楽しめと言うのか。
どうした?東野圭吾!
原作を上回るどころか、原作そのものもパッとしなかった、私の中では。


ちょっとした心の隙間に忍び寄る甘美な響きを持つ「不倫」
バレなきゃいい、とかいう問題ではないでしょう。
映画の中でも言うように、一生背負う地獄ですからね。

働き盛りのお父さん、
若さ溢れるお嬢さん。
この語り尽くされた、ある意味での予定調和で安心感たっぷりのこの映画を不倫の警鐘として下さい。


ああ、時間を返して欲しい。
仕方ない、見てしまった私が悪かったのだから(笑)
期待を裏切らない、期待通りの映画でした。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「和菓子のアン」

2013-09-17 18:25:12 | 


坂木 司(著)

デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)
彼女が職場で経験するささやかな事件を通して少しずつ成長していく。
青春ライトミステリー。


私は「あんこ」好きで、お餅も好きだ。
寒天も、求肥も、葛も小豆も抹茶も。

和菓子って職人芸なのです。
そして、ご存知の方もおられると思いますが、和菓子には一つ一つにちゃんと名前があるのです。
名前の由来のエピソードも。

和菓子屋さんのスタッフが個性豊かな人ばかりで、
彼女とのやり取りが面白い。
でもって、アンちゃんもすこぶる「いい娘さん」なんだな。




(yahoo画像からお借りしました)

左上から「紫陽花」「水流(渦巻き)」「菊」「水鳥」「紅葉(こうよう)」

和菓子を見ながら私なりに考えイメージしました。
違ってたらごめんなさい(笑)
でも、そう言われると、そんな感じがするでしょ?



mayuが隣の山口市のデパートで開催された「京都展」にて買い求めた和菓子。
これは葛であんを包んだもの。
夏らしい和菓子で、つるりとしてひんやり。



きなこクリームを求肥で包んだ和菓子。
大納言が3つ入ってた。

これらは近代の創作和菓子なのでしょう。
和菓子も変化をし続けるのですね。

守るものと変化、進化するもの。
和菓子の文化も奥深い。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休日

2013-09-15 11:21:01 | 暮らすこと
残暑厳しい毎日。
朝ごはん、しっかり食べなきゃ!



コーヒー風味のスポンジケーキパン。

朝一番の甘いものは元気の源になったりします。



ピオーネ
ゴールデンキウイ

旬の葡萄、ビタミンたっぷりのキウイ。
甘かったり酸っぱかったり。
これだから果物は楽しい。



いつものコーヒーとプレーンヨーグルトも一緒に。



読売新聞の吉田修一氏の「怒り」
いよいよ真相が暴かれるのか?
一年近く読み続けていますが、飽きないどころか、毎日が楽しみで仕方ない。

これから秋芳町に梨を買いに出掛けます。
行ってきまーす♪

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

flower

2013-09-11 12:40:32 | 暮らすこと
仏様に新しいお花をお供えした。



菊の香りは好き。
青々としながらも、どこかエキゾチック。
アジアの香り。
お線香ともよく合うと思う。



玄関には深紅の薔薇を。
来客はほとんどのないのだけれど、
私を、
朝に見送ってくれ、
夕に迎えてくれる。
深紅の薔薇の誇り高きお役目です。



キッチンにはトルコ桔梗を。
淡いほのかな桃色を選びました。
花を眺めかならお料理するのが好き。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

lineの功罪

2013-09-05 21:20:57 | 暮らすこと
突然ですが、やっとlineのアプリをインストールしました。
mayuもkazuもずっと前からやっていて、
「オカンもどうよ?」と言われ続けていました。
職場の同僚も、lineのゲームに夢中で、会話もそれ中心で。
私はほとんど関心がなく、スルーしていたのですが、
なんとeriまでもが!
だったらやるしかないでしょ!今でしょ!



(手羽先の塩焼き・・・居酒屋メニューのようですが、焼きたてはとてもジューシーで美味しい)


私のスマホのアドレスに入っているお友達で、lineをやっているメンバーがリストアップされます。

「へぇ~
 みんなやってるんだ~」

ここで「卑屈」で「寂しがり屋」の私が頭をもたげ始めます。

「だったら、どうして誘ってくれないの~?
 私、やってるから、とまぴーもやってみようよ、とか言ってさ」
みたいに。

もちろん、身勝手な感想なんですけれど。
数十分、画面の「お友達リスト」を眺めては悶々としていました。

そう、つまらん奴なんですよ、私って(笑)
ちっちゃいのです(笑)



(かぼちゃの冷製スープ・・・茹でたかぼちゃをブレンダーでつぶし、コンソメスープと牛乳で混ぜただけ。
 文句なしに美味しい。
 今年の夏のヒット食!)

その後、数人から、始めたんだね!とメールやスタンプを頂きました。
それはまた奇妙に嬉しいものなんです。

丁度、新聞でも「スマホかガラケーか」と言う特集をやっていました。
年代が上になるほどスマホは扱いにくいのだと。
確かにそうかもしれません。
私も手にして数日は「わけわからん!」と格闘していましたし、
未だ、ミスタッチがあったり、自分自身でイライラの原因を作っては更にイライラしています。

その特集の中に、
「わからないことがあったら、どんどん若い人に聞くのがいい、教えてもらうのがいい」とありました。

ここでも、ちっちゃな私・・・「負けず嫌い」で、どこか「お澄まし」な私がデーンと横たわっています。



(夏の冷奴・・・トマトとおくらのざく切りをお豆腐に乗せて、酢醤油とごま油を混ぜたのを回しかけます。
 初夏の頃に出会いたかったおかず。
 さっぱりと美味しい)

翌日、職場で勇気を出して「教えて」と話し掛けると、
何人もの若い娘さんたちがスマホ片手にやってきました。
彼女たちは教えたがっているのです。
それは「自慢」とは違うし、「優越感」とも違う。
何だろ?

肩寄せ合って、「ここはね・・」「なるほど・・」「スタンプは・・」「へぇ~そうなんだ」とお互いの指先を見つめながら、
時折、肩を叩き合ったり、笑い合ったり。

ああ!わかった!
それは「仲間」なんです。
年齢もキャリアも関係なく、知っていることは教え合う、知らないことは聞き合う、そんな仲間意識なんです。


lineを始めて、寂しくなったり楽しくなったり(笑)
ちっちゃな私が見え隠れしたり(笑)



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする