~音で始まり、歌で始まる~
「強いられる勉強」ではなく「自らが望んで学ぶ」ための場所を創りたいな・・・
そんな想いから誕生したのが「ココロの学校」というコンセプト。
谷村新司がココロの校長先生となって、
学びたい人が望めば、どこにでも出かけて行く移動学校です。
と言うこととは露知らず、
「チャンピオン
」や「ダンディズム
」なんかを、ばんばん歌っちゃうのかな、
と、意気揚々と出かけた私は、
はは~ん、そういうことだったのね、と納得
相変わらず声も良いし、歌もお上手
トークも楽しくて
何より私が心待ちにしていたのは、
もちろん谷村氏本人もそうだけど、
「ココロの先生」として登場した、
長谷川きよしさん
だったのです
彼の「黒の舟歌」・・・
ローエンドロー ローエンドロー
振り返るな ローロー
は、私の十八番
長谷川氏のギターも歌も、この上なく上手いことと言ったら、鳥肌モノ
谷村さんと声質が似ているのか、
コラボってるところなどは、涙が出そうなくらいきれいな響きでした
谷村さんの「昴」「いい日旅立ち」「サライ」は言うまでもなく聞き惚れてしまいますし、
懐かしいところでは、
「今はもう誰も」
会場全体がおじさんおばさんの大合唱の渦
に包まれていました(笑)
谷村さんは60歳です。
トークの中で、55歳の時に全てをリセットしたと語られました。
すると空っぽになった頭には、今までと違う新たな考えが入り込み、
また、空っぽになったココロには、今までと違う人々との交流が始まったと。
私は34歳で夫を亡くしました。
それ以来、何はともあれ子供を育てることが先決だと、
ひたすら生きることに専念しました。
(いやいや、しっかり遊びながらですよ
)
今になって思えば、
その日を境に否応なく私の人生は、ある意味、リセットされたのですね。
空っぽになった頭とココロには、
新たなモノの感じ方、人との交わり方がすんなりと入り込むと思います。
谷村さんの言う55歳のリセット感と私の34歳のリセット感、
自らがするのと、させられるのとでは多少意味合いは違えども、
似た感じかも知れないな・・・と、このトークを載せました。
皆さんのお近くでも「ココロの学校」開校されましたら、
是非ともご出席ください