伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

議会質問無事終わりました

2018-12-04 22:12:32 | 議会
12月3日 14時40分から伊藤とし子の代表質問でした。

佐倉市議会は会派の代表質問を人数の多い順に行い、
その後、受付順に個人質問を行います。

今議会は議長副議長を除いた26人中18人が質問を行います。

私が議員になりたての頃は一括質問でしたが、議会改革の中一問一答が導入され、現在では全員が一問一答を選択。
一人の持ち時間が30分。答弁を入れるとだいたい1時間になります。
(代表質問は持ち時間1時間で全部で2時間もあります。)

わかりやすいし、面白いのが一問一答です。
質問者は最初の質問文は執行部に渡してありますが、あとは出たとこ勝負。
答弁者は大変だと思います。

聞いた話では、再質問、再々質問まで渡している議会もあるという事で、
事前に答弁をすり合わせをしているという事です。

すり合わせ無しの佐倉市議会。

あまりないことなのですが、今回18人中8人が敬老会について取り上げています。
50年間続いてきた敬老会が突如来年から廃止になりました。

会議録によると、敬老会事業の担い手も高齢化。
対象者が大勢となり会場にも入りきれなくなる恐れも出てきた事。
敬老事業の代わりに、見守りや地域包括システムの構築など別事業を検討すべきとの意見もあります。
しかし、いきなり来年から廃止しますと、市長が各会場で報告したことには驚きました。

私は市民協働の観点から、一番の担い手であった地区社協の皆さんの声をどれだけ聞いたのか、プロセスを聞く予定にしていました。

これまで培ってきた敬老の精神、人生の先達者への感謝の気持ちを何ら評価していない、市の冷たいやり方にがっかりした、という声をもらっています。

せめて80歳を節目とするありがとうの会「シルバーエイジフェスタ」など、形を変えて実施したらどうだろうか。
「4回目の成人式」何て素敵な呼び名を考えていた、この気持ちを大事にしてほしかった。

ボランティアで長年敬老会を担ってきた方たちへの気持ちがあったなら、こんな拙速なことはできなかったはずです。

私は3番目の質問者でしたが、前2人が敬老事業の質問を行う中、市長の答弁が2転3転。
おかしなことが続出したため、急きょ昼休みに質問文を作り直しました。
結構スリルがあって、面白い展開となりました。

今議会は最後まで気が抜けません。



手書きの質問文。ここまで作り直したことは、今までにありません。