伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

【拡散歓迎】6/1 子宮頸がんワクチン被害者連絡会埼玉支部立ち上げ

2014-05-31 23:32:12 | ワクチン問題
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会埼玉支部設立総会が開かれる。

当初予定していたよりも参加者が増える見込みで、会場が変更になりました。
参加される方はご確認ください。

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 厚労省は、子宮頸がんワクチン接種後に発生している疼痛や運動障害の副反応について、接種時の疼痛の刺激や不安が惹起した「心身の反応」であるとする結論をまとめました。

 しかし、審議に置いて被害者のヒアリングは行われず、被害実態の十分な調査も行われていません。
被害者の少女たちは、全身の激しい疼痛、運動障害(痙攣、不随運動、脱力等)、高次脳機能障害(記憶力や知能の低下)などの多様な症状に長期間にわたって苦しめられており、また、時が経つほど症状が悪化し、自分の名前さえもわからなくなってしまうケースもあります。

 そして、知っていただきたいことは、ワクチンを接種した全員調査をした自治体で、ほぼ同じ結果の5割弱の人が何らかの体調の変化を報告しています。

本連絡会には、埼玉県の方は12人がアクセスしています。
被害者をこれ以上出さないこと、被害者のサポートを自治体・埼玉県・国に働きかけます。
現状のレポート&勉強会と今後について協議します。
ご参加をお待ちしています。


日時; 6月1日(日)  13時~17時

場所; さいたま会館 2階ラウンジ  (☚変更になりましたので、ご注意ください)



当日の会の内容は、以下の項目を予定しています。

 ・被害者の現状報告

 ・勉強会(池田利恵全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長)

 ・参加者自己紹介、規約の承認、今後の方向の協議


5/29 子宮頸がんワクチン問題 院内集会報告

2014-05-30 15:03:58 | ワクチン問題
5月29日参議院会館講堂で院内集会を開催。

子宮頸がんワクチン「聞いてください!被害者の声」
~積極的勧奨再開に反対します~

主催 薬害対策弁護士連絡会、薬害オンブズパースン会議、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会

17時からという時間帯だったが、用意した200の資料がすべてなくなってしまった。



参加者、国会議員は8名、議員秘書9名、自治体議員32人、報道37人。
被害当時者はご家族含めて20人以上。
千葉9区の秋本真利衆議院議員にもぜひ子宮頸がんワクチン問題を理解していただきたいとお願いしたところ、忙しい中顔を見せていただいた。
ありがとうございます。

会場の様子はIWJにUst中継してもらったものです。
下記からご覧いただけます。

http://www.ustream.tv/recorded/48155767

今回、線維筋痛症学会理事長の東京医科大学医学総合研究所の西岡久寿樹所長にも尽力いただいたことも大きいと思う。
患者を大勢診察していただいた西岡先生は、
こんなに大勢集まるとは思っていなかったと、前置きされながら
「医者は謙虚にしなければならない。
悩んでいる子ども達に真剣に向き合いたい。
従来の病気の判断ではできない。
モスクワでも特別講演することになっている」
と、現在厚労省が心因的なものと言っていることに対して、医者の立場からはっきり違うとおっしゃっていただいた。



薬害オンブズパースン会議の水口弁護士からは
「線維筋痛症学会も動いている。
厚労省は心身の反応論をまとめただけで、治療法も解明されていないし、予後も分からない。
安心できる状況ではない。
フランスの公聴会では16人の研究者が発言している」
と海外の情報も報告された。

現在、薬害オンブズパースン会議と薬害対策弁護士連絡会の聞き取り調査も始まり、今回副反応被害報告集として配布された。

後藤弁護士からは調査報告の概要として
「厚労省のまとめは、心身の反応論だけで、被害実態が正確に伝わっていない。
被害実態調査を行うべきである。

被害者は接種前は活動的だった子が多い。
自治体からの連絡や、学校からの連絡で、『ガンを防げるから 安全だから』という言葉に従って接種した。
公費助成受けるには9月までに1回目しなければというアドバイスまであった。

また、定期接種が始まったら 『必ず接種してほしい。高校1年が公費負担の最後なので受けてほしい。』
等直接言われた。

1回目、2回目の接種時に副反応が出ていたのにもかかわらず、副反応と分からなかった。

『痛くてもしょうがないよね。仕方がない』
と打つことになってしまった。

医療者も副反応の深刻さがなかった。
それどころか『接種間隔を守ってほしい』という言葉に従ってしまった。

現在、神経症状、皮膚症状が出ている。 
視野欠損などは心因性とは言えないものだ。
髄液検査で辺縁性障害が出ている。

心因性を押し付ける医療者側は『思春期だから。被害者だと思っているからだ』と精神的な負担をかけて親を攻めてくる。

本人にも『詐病だ。演技している。痛いと思っているから痛い。』等と言って取り合わない。
厚労省も同様。

現在、高校退学や、留年。はては進学できない、等の二次被害が起きている。

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北海道支部代表 佐藤さんからはお嬢さんの被害が報告された。
現在高校2年生。
ガーダシル 1回目の接種で学習障害を起こした。
海外での副反応を知って恐ろしかったので、任意接種時には打たなかった。
自治体の接種勧奨文書を読んで、打たせてしまった。
あとから「定期接種」を調べると義務ではないことを知って悔やんだ。

現在、40もの症状がある。
記憶障害、学習障害が起こっている。
名前、漢字、勉強が分からない、数が数えられない、今何をしたのかわからない、道順が分からない、親にお母さんを探してという。
記憶に関する部分について本人は
『家族の名前が分からない、家族がいるのか分からない、親がいない、家族がバラバラになってしまった、元気に暮らしているのか いっぱい話したいのに家族がいない。
勉強が分からない。黒板の字を写すだけで、わからない。漢字が欠けない、ひらがなが書けなかったりする。
高い所に上りたいと椅子の上に上ってしまう。
しゃべりたいことと違うことを話してしまう。
分かったりわからなかったり、できたりできなかったり、記憶に対して認識ができなくなってしまった。』

重度の知的障害と認定されてしまった。
高校入学したが記憶障害、知的障害になってしまった。
髄液検査で 脳炎を起こしていると診断された。
ステロイドパルス療法を選択したが根治治療ではない。
早く元の姿に戻したい。

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被害者の証言に涙してしまった。
健康な前途のある女子が、たった一本のワクチン接種で、こんなひどい被害に見舞われるのかと、恐ろしくなった。
そして、多くの被害者がワクチンが原因と知らずに悩み、病院を回り、そして気のせい、親が心配するから、詐病などと逆に傷つけられる。

他に、保護者や被害者本人からの報告もあるので、ぜひIWJのUstをご覧ください。


















野田市は選挙戦突入 市民ネットワーク・のだ 小室みえこさんを応援

2014-05-19 22:22:16 | ネット活動
昨日から野田市は市議会議員選挙がスタート。
5月25日投票日。

今日は朝から野田市まで選挙応援に行ってきた。

東武野田線に乗っていて気が付いたこと。
「のだし」という駅名があった!!
佐倉の場合「京成佐倉」とJR線は「佐倉」。
わざわざ「市」と入れた駅名はあまり聞いたことがないな~、なんて考えながら到着。

http://www10.ocn.ne.jp/~nodanet/

市民ネットワークでは議会に議員を送り出し、生活者の視点で発言していく、という目的で活動している。
現在、千葉市、船橋市、市川市、市原市、柏市、四街道市、野田市、そして佐倉市の8市で市議10人と県議2人を出している。
千葉県の中で一番最初にネットワーク運動ができたのが野田市。28年前だった。
その次が佐倉市。27年になる。

候補者の小室みえこさんとは、4年間一緒に市民ネットワーク千葉県で活動してきた。
今回は2期目の挑戦になる。
小室さんは子どもの人権を守るCAPで長年活動してきただけあって、教育問題が得意分野だが、清掃工場問題、ゴミ問題、老人介護の問題と幅広く取り組んできたということだった。



街頭演説に同行して。
バラが花盛りのお庭の前で。

お天気も良し、オープンガーデンをしているお宅もあり、きれいな庭を見ながらの選挙もいいものです。


【拡散歓迎】5/29(木)「子宮頸がんワクチン院内集会~聞いてください!被害者の声~」

2014-05-18 08:55:26 | ワクチン問題
5月29日 参議院会館で「子宮頸がんワクチン問題 院内集会」を開きます。
多くの方のご参加をお待ちしています。

「聞いてください!被害者の声」

厚労省検討会は、子宮頸がんワクチン接種後に発生している疼痛や運動障害の副反応について、接種時の疼痛の刺激や不安が惹起した「心身の反応」であるとする結論をまとめました。
しかし、その審議において、被害者のヒアリングは行われず、被害実態の十分な調査も行われていません。
被害者の少女たちは、全身の激しい疼痛、運動障害(痙攣、不随意運動、脱力等)、高次脳機能障害(記憶力や知能の低下)などの多様な症状に長期間にわたって苦しめられています。
その被害実態をつぶさに見れば、「心身の反応」では到底説明がつかないことは明らかです。
集会では、被害者連絡会が行っている被害実態調査から具体的な被害事例を報告するとともに、被害者がその被害の実情を訴えます。
また、接種勧奨に用いられた自治体の説明文書の調査から、保護者や本人に十分な情報提供が行われていたのかを問題提起します。

<内 容>
・被害実態調査 事例報告
・被害者からの訴え
・自治体説明文書調査 中間報告

【日時】2014年5月29日(木)17時~
【場所】参議院議員会館講堂
【主催】全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会
    薬害対策弁護士連絡会
    薬害オンブズパースン会議
(連絡先)
・全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会(池田)042-594-1337・080-1024-2284
・薬害対策弁護士連絡会(樫の木総合法律事務所内)03-5357-1212

「子宮頸がんワクチン副反応被害 国と私たちの一年の攻防」 情報誌「参加システム」への寄稿文から

2014-05-13 09:58:15 | ワクチン問題
参加型システム研究所発行の情報誌[参加システム 5月号」への寄稿文から。

長いようだが、被害者連絡会が立ち上がったのは昨年3月。
あっという間の一年だったが、これまでを振り返り、問題点をまとめてみた。

「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」の強みはなんといっても党派を超えて、被害者救済とこれ以上の被害者を作り出さない、の2つの目的でつながった取り組みだと思う。

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「子宮頸がんワクチン副反応被害 国と私たちの1年の攻防」

 2010年に始まりすでに国内で330万人が接種した子宮頸がんワクチンは最大の薬害に発展するのではないかと懸念される。
きっかけは杉並区「中学入学お祝いワクチン」の被害者が杉並・生活者ネットワークへ相談をしたことで、想像もしなかった被害の深刻さが明るみに出た。
  
 2013年4月の定期接種化直前に発足した全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会には、全国の市民ネットワーク、生活者ネットワークの議員も大勢参加した。
無所属、保守系の議員とともに「効果もないHPVワクチン接種の被害者をこれ以上出さないこと」「被害者の救済と治療法の確立を求めること」の2点でつながっている。
 
 昨年6月には一斉に議会質問に取り上げて問題提起を行い、意見書も発議してきた。
また、厚労省ワクチン副反応検討部会の委員には被害の実態を知らせるために個別に説明に伺ったり、理解のある医療機関で被害者を診察してもらったりと積極的な手を打ってきた。
現在、北海道、群馬、神奈川、鹿児島に支部もできて、患者と地方議員が一緒にワクチン接種者の全員調査を求めている。

 厚労省は被害の深刻さに昨年6月にワクチン接種勧奨の一時中止を打ち出したが、疼痛、運動障害を始め多岐に渡る副反応が報告されているにもかかわらず、「接種時の痛みが想像以上だったために起こる心因性のもの」という結論に導こうとしている。
副反応の自己免疫疾患は症状が出るまでに1か月~1年以上の期間がかかるが、医者も当事者もワクチンが原因とは考えず、患者はたらいまわしの後、心因性なものとされ、最悪なケースは精神病棟への入院も起こっている。

 また、ワクチン「サーバリックス」を製造しているグラクソ・スミスクライン社が、重篤な自己免疫疾患などの発症率は9%と発表している事からも、埋もれた被害者がまだまだいることは想像できる。
メーカーも認めている副反応を厚労省は無視することはできない。

 今後、たとえワクチン接種勧奨再開となったとしても、接種する、しないは自己判断となる。
また自治体は自治事務として被害が懸念されるワクチン接種をどう判断するか問われる。
 引き続き子宮頸がんワクチンの危険性を訴えていかなければならない。

(自治事務というのは、地方公共団体が法令の範囲で自主的に責任を持って処理する事務のことです。)


【拡散歓迎】5/10 NHK問題講演会「これでいいのかNHK」

2014-05-08 22:00:00 | 憲法九条の会
地元で活動している憲法9条の会の講演会です。

NHK籾井会長、百田氏・長谷川氏をはじめとした経営委員問題についてタイムリーな講演会が佐倉であります。
元NHK経営委員の小林緑さんの講演後、長年NHK問題に取り組んでいる醍醐聰さん(東大名誉教授)との対談もあります。
面白そうな企画ですので、ぜひご参加ください。


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「これでいいのかNHK」 元NHK経営委員の小林緑さんが語る

5月10日(土)13:30~16:00
佐倉ミレニアムセンター ホール(京成佐倉 北口直結)

資料代 500円

講師 小林緑さん(国立音楽大学名誉教授、元NHK経営委員)
聞き手 醍醐聰さん(NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ共同代表)

いま、NHKでは、公共放送のトップらしからぬ籾井会長の暴言が続き、あらたに任命された経営委員が、民主主義を真っ向から否定するような発言を続けています。
ニュースは、政府広報と見まがうばかりで、バラエティは、民放の二番煎じのような番組が横行しています。
民主主義と平和の根幹をなすメディアの問題、NHKについて考えてみませんか。
今回は、2001年~2007年、NHK経営委員を務められ、NHK問題について発言を続けていらっしゃる、音楽史がご専門の小林緑さんをお迎えします。


講師プロフィール

東京芸術大学大学院修了後、パリ第四大学留学。
国立音楽大学名誉教授。
女性と音楽研究フォーラム前代表。
埋もれた女性作曲家のコンサートを続けている。
共編著に『音楽のテアトロン』(1994年)『女性作曲家列伝』(1999年)などがある。
2001より2期6年間、NHK経営委員を務める。

主催 さくら・志津憲法9条を守りたい会

福島原発震災情報連絡センター@いわき 原発労働者の実態から

2014-05-02 21:01:16 | 原発問題
4月26日 福島原発震災情報連絡センターではいわき市から楢葉町、富岡町ツアーのバスの中で
「原発・除染労働の実態について」全国一般いわき自由労働組合の桂書記長から話を聞いた。

なかなか報道されない原発作業員の置かれている実態だが、過酷なものだった。
ソ連のリクビタートルは原発事故収束を行った功績で、年金が付き、医療も保障された。
リクビタートルはソ連崩壊で、医療費の保障が少なくなっていると問題になっているが、日本の原発作業員の置かれている状況と比べると、あまりの格差に驚くばかり。

原発事故直後、港湾労働者は8月に港が復興するまで2か月間、フクイチの収束作業についていた。
港に戻ってきたが、ホールボディカウンターで400ミリシーベルトの被ばくをしていた
東電は当初250ミリシーベルトを超えていないと発表したが、下請け労働者は被ばくをしていた。
当時の管理が本当にでたらめだった。

いわき自由労働組合は避難民の仮設住宅を中心に、労働相談も入れて相談を受けてきた。

除染や収束作業を行うための除染労働環境について、
環境省は公務員と同じよう勤務手当1万円を出しているが、作業員は受け取っていなかった。

多重構造になっているので、分からないようになっている。、
雇い主が7次、8次であっても、3次下請けに直接雇われていることにする偽造の契約書を作っている。
下請け、孫請け、ひ孫請け、とどんどん間に入るとそれぞれがピンハネするわけだから、労働者に渡る賃金はわずかなものになってしまう。
しかし、裁判所はたとえ偽造雇用契約書であっても、印鑑が押されている雇用者が雇い主であると認定するはずだ。

例1
5次下請けの社長に中古車購入を強要され、退職を余儀なくされる。
退職後、賃金の未払い分を止められる。
組合に加入し、残業代、交通費未払い分、雇用保険は上位会社名義で加入していたので会社都合の離職票の発行を求めて交渉中。

この例は、雇用された当初、宿舎に集められたが 農家の廃屋だった。
次の宿舎は、いわきの里鬼ヶ城鬼というキャンプ場のバンガローだった
冬の真っ最中なので大変寒かった
元請からは一日400円が食事代としての契約だったが、実際にはまかないのおばさんは朝晩一日100円でやるように指示されていたため、野菜の煮たものだけだった。

例2
交通事故
通勤途上なので労災のはずだが、多重構造なのをゼネコンの本体に知られたくないため、請負構造を隠すために労災隠しを行った

ヤクザがどんな風に労働者を集めてどう扱ったか。
例3
ヤクザはインターネットで、借金漬け 訳ありを集める。
雇ってからは、仕事をさせず、会社に借金をさせる。
高い利子をつけて天引きをする。
日給2千円で働いている状況で、1万円はやくざに食われている。
生活保護と同じやり方。
労働基準監督署も巻き込んでヤクザは逃げてしまい、未払い賃金は上の会社が支払った。
ヤクザが労働基準監督署へ住所を教えろと言いに行き、本人は怖がってこちらにも連絡を取らなくなった。

同じ会社にずっと雇われている作業員はいない。
業者間で人が動くと、前の会社がやくざなら他の会社は雇わない。
ヤクザの会社と関わりがあると、採用拒否される。
誰でもOKというのはヤクザだけ。

例4
フクイチの溶接工
高濃度汚染現場は総労働時間が10時間を超えてはいけないが、長時間の労働を強いられている。
トイレに行く場合はタイベックという作業服をその度に脱ぎ捨てることになっているが、タイベックが足りなくなっている。
また、管理棟にバスで戻り脱いでトイレをすることになるが、30~40分かかるので、
「尿をするためにトイレに行くな」と言われることになった。
そんな訳で、
高濃度放射能汚染水問題があっても、β線の影響は短い距離なので、肌を露出して現場ですませているという。
被ばくが嫌な人は、そのまま垂れ流ししている。
不衛生なこと極まりないし、非人道的な指示を出している。
ガラスバッチは赤く点滅しても、そのまま放置されている。

復興作業の加速化が叫ばれ、1週間にタンク1個が2個になり、3個とノルマを3倍まで増やしたため長時間労働と不衛生な指示、被ばく線量の増大の結果を招いている。

東京新聞の記事などで取り上げられたため、長時間労働は改善されてきているというが、トイレの問題はどうなっているのか。
建設業の係争がそのままフクイチの収束作業に現れている。
ぜひ、公契約条例を各自治体で取り入れてほしい。
それがフクイチにも影響する、と言っていた。


作業員の割合は現在、地元の割合が増えてきているが、当初は東北の出稼ぎ労働者が多かった。

例1は、最初、沖縄 北海道などよそから来た人が多かった。

現在は福島第一、第二原発では5割が浜通りの出身者で、5200人が作業している。

内部被ばく線量はCPS1500を超えると危険ということで、東電の管理基準になっているが、
福島第一原発で10年働いてきた人が700CPSだったのに、
除染を1年半従事した作業員は1480CPSにもなっていた。
除染活動の方が3倍リスクが大きいということだ。

現在、若い男性から年配の人まで、フクイチでは作業しているが、驚くことに若い女性も結構いるということだ。
放射線の安全教育を一人8千円で行うことになっているが、実際は抜粋をコピーして渡し、「安全だ」という教育をしている。

ソ連では、これから妊娠する可能性のある女性は放射線管理区域には立ち入らせなかったが、日本ではそんなこと一切お構いなしのようだ。