畔田谷津の生命を見守る会 坂本さんより
佐倉市染井野住宅地の七井戸公園で水浴びしているハクセキレイ
下記、市民ネットワーク千葉県からの報告です。
11月18日ちば元気ファンド東日本大震災の助成団体が決まりました。
市民ネットワーク千葉県では、3月の大震災と福島原発事故以降、被災地で市民活動おこなっている皆さまを何とか支援できないかと、ファンドを立上げ、会員・支援者に呼びかけ多くの寄付を頂きました。
市民ネットワーク千葉県の寄付と合算して、総額345万円を7団体に助成する事が審査の結果決まりましたのでご報告いたします。
審査基準は「地域とのつながり・協働」「明確な目標」「被災者・被災地ニーズ」「民主的な組織・運営」「事業実施能力」の5項目を点数化し、11人の審査員の合計点で決めさせていただきました。
全国9県24団体からの申請でしたが、以下の団体に決まりました。
今後詳しい報告を、県ネット通信でお知らせしますので、ご期待下さい。
また今後も被災地との関係を助成団体の皆さんともちながら、私たちの活動や政策に盛り込んでいけたらと思っています。
【助成団体】
①RQ被災地女性支援センター(宮城県登米市)
「女性たちの手による手仕事プロジェクト」
②東日本大震災被災者支援共同事業体(宮城県石巻市)
「石巻における近海魚介類における放射能測定データづくり支援」
③福島の子どもたち香川においでプロジェクト(香川県高松市)
「福島の子どもたちとその家族の香川での受け入れ事業」
④みちのくキャラバン(東京都内の大学生グループ)
「全国の大学キャンパスで被災地の写真を展示し、学生を被災地につなぐ活動」
⑤NPO法人相馬はらがま朝市クラブ(福島県相馬市)
「支援物資配送料負担事業(支援物資着払いによる物資収集の活性化)」
⑥チーム暁(宮城県東松島市)
「東松島市の仮設住宅での子どもたちへ大学生による学習支援活動」
⑦復興みなさん会(宮城県南三陸町)
「南三陸町絆再生コミュニティ復興支援事業(5つの仮設の名簿づくりと学習会等企画)」
【NPO法人相馬はらがま朝市クラブ】さんからお礼のメールをいただきました。
厳しい状況の中、頑張っておられる様子がよくわかります。
東北はまだ復興していない、引き続きの支援が必要です。
「東北の他のNPOでは、時間の経過とともに支援物資は激減しております。
しかし相馬市だけは送料負担と支援物資有償販売可という制度で、それをご理解いただいた支援者から支援物資の増加傾向が見られます。
相馬の漁港全滅とその回復の見込みのない状況と、観光客が見込めないことは、相馬市の復興はありえないと言う現実を突きつけられております。
年内で失業保険が終了し、その他瓦礫撤去などの作業も終了するので、収入の道はありません。
年越しできるのかということが「語れない」状況が現実です。
支援物資や懇談などあらゆる方法でかかわりを持ち、一人の落伍者も出さない決意です。
ご支援いただいた資金は、必ず有効に活用させていただきますこと、お誓い申し上げます。」